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カレー日記(さんとよん)



飯田橋「さんとよん」あいがけカレー


飯田橋から九段下へ向かう途中にできた新しいお店。
先日トーキョーバワンへ食べに行った際に気づいたのですが、かなり近くにあるお店です。

昼営業のみですが間借りというわけでもなさそうで、おしゃれな雰囲気の内装でした。
特に壁に貼られたステッカーの数々がなかなか僕のツボをついてくるものだったのですが、こちらはオーナーの趣味とのこと。

カレーは2種。
野菜と挽肉。
あいがけもできるとあらばあいがけにしないわけにはいきません。

野菜は豆主体で酸味が特徴のさっぱりしたタイプ。
挽肉もシャバっとしたテクスチャで重くなく軽やか。

どちらもシャバっとしているのでご飯にかけると自然に混ざって行くのですが、混ざっても良い感じの相性の良さ。
そして辛さもしっかりとあります。
酸っぱ辛いものが好きな方にはハマる味の方向性。
と言っても酸っぱすぎず、辛すぎず。確実に酸っぱくて辛いのですが、行き過ぎる手前でちゃんと止めることができています。

現在他のカレーも開発中とのこと。
また新しいカレーができたら食べに行ってみようかな。

評価:★★★☆

福岡カレー日記(春日ロッジ)



山隈「春日ロッジ」仔羊カリー


朝倉郡筑前町の永利牧場にある、まさにロッジのような外観のお店です。
こちら、福岡のカレーマニアにおすすめを聞くと、ベテランマニアほど名前を挙げるお店です。
以前は春日市にあったようですが、今は移転してこちらへ。

車じゃないと行けない場所にありますので旅人は要注意です。

欧風カレーとインド風カレーがあり、欧風はどれも同じカレー。
インド風は具材によってベースのカレーも少しずつ違うとのことです。
この辺りの店員さんの説明が非常にわかりやすく、長年の経験値を感じました。

一番気になったインド風の仔羊カリーをいただきました。
一口食べてみてまず香ったのがバター。
その後にトマトとラムの旨味。
骨つきラムですがスプーンでスッと骨離れが良いくらいに煮込まれており、時間をかけたからこその美味しさを感じます。

添えられたピクルスも爽やかで、芳醇なカレーと合わせれば美味しさが一段階上がるという良い箸休め。

レベル高いですね。
他のカレーも食べたくなりました。
なかなか行きにくい場所にありながら、長年続いているのはこの味あってこそです。

評価:★★★★

福岡カレー日記(バンヤン)



渡辺通「カレーとお酒 banyan」ミニマトンキーマ、れんこん焼、スパイスウイスキー


カレーとお酒。これだけでもう良いお店なのがわかります。
ランチタイムはカレーライス、夜はカレーとおつまみとお酒。
夜に行きました。

ミニマトンキーマとれんこん焼を注文。
スパイスウイスキーで。

ちなみにカレーのミニサイズはマトンのみ。
フルサイズだとビアチキンカレーもあったのですが、こちらはミニはできないとのことでした。

そしてれんこん焼きはレギュラーメニューではなく、その日の気まぐれメニューでした。

マトンキーマは非常に濃厚で羊の美味しさを堪能できる仕上がり。
フェンネルやレーズンも感じて個性もあり、僕の好みの味わいでした。

れんこんは食感も味付けも良く、マトンキーマのトッピングとしても機能するもの。

近くにあったら通っちゃうだろうなぁというお店。
残念ながら僕は東京在住なので通うことができないのですが、お近くの方は是非どうぞ!

評価:★★★☆

福岡カレー日記(ダメヤ)



博多「ダメヤ」ホットチキンカレーデラックス


野芥と薬院にお店を構え、どちらも行列の人気店となっていたダメヤが博多駅近くに移転しました。
行ってみると外に並びもなく、珍しいなと思って扉を開けたら階段で、そこに行列ができていました。

食券制ということでホッとチキンカレーデラックスを注文。

マスターと目が合うと「あれ? 福岡ですか?」と。
「そうです。今日から。」と言いながら食券を渡せば、「正解! それを食べて欲しかった。」と以心伝心。

デリーのカレーにインスパイアを受けたというカレーは手羽元のチキンカレー。
デラックスにすると茄子も入り、その茄子がカレーの美味しさを吸い込んでたまりません。
デラックスはご飯の上に粉チーズもかかっているのですが、これを辛口でシャバシャバなカレーが合わさると美味しさのレベルが一段階上がります。
かつてのデリーの味を受けつぐ新川デリーを思い出しました。新川デリーもチーズとカレーの相性の良さが感じられるお店ですから。

福岡にデリーは無いものの、デリーから影響を受けたお店は意外と多いんです。
そんな中でも、ダメヤのこのカレーは頭一つ抜きん出た美味しさ。
ちなみにデリー系のお店ではありません。
マスターは東京にある僕の大好きな北インド料理店でカレー作りを教わったという方。

だからこその個性であり、だからこその美味しさなのです。

評価:★★★★

カレー日記((ビアオタクスパイス)



秋葉原「BEER OTAKU SPICE」マグロのビリヤニ(ハーフ)


秋葉原昭和通り方面の一つ裏に入った路地にできたビアバーです。
店名がわかりやすいですね。
ビアバーだからビア。秋葉原だからオタク。そしてスパイスです。

カレーやビリヤニ、スパイス料理でビールを飲めるお店ということのようです。

まずはカイパローから。
タイの豚の角煮です。
ナンプラーの塩気が結構強めでお酒が進むテイスト。
甘味も程よく、厚揚げが入っているのが変化が出て良い感じ。

日替わりビリヤニがマグロのビリヤニということでそちらをハーフサイズで。
メニューによってハーフでも頼めるのが一人客にも嬉しいところ。

バスマティライスのビリヤニにライタとピクルス添え。
さっぱりとしたビリヤニで、引き締まった赤身のマグロ入り。
これも〆に良い感じです。

ビリヤニにキーマを乗せたりもできるということなのですがこの日はキーマが品切れでビリヤニのみとなりました。
キーマを使ったおつまみもあるのでまたキーマを食べに行こうかと思います。

評価:★★★☆

カレー日記(ネゴンボ33)



新宿「ネゴンボ33」2種盛り


埼玉県を代表する名店ネゴンボ33。
同じ埼玉に川越、都内には高円寺、新宿と店舗を構えているのですが、ゴールデン街にあった新宿店は移転と言いますか系列店の店内店と言いますか、そのような形で歌舞伎町に移りました。

人間レストランという居酒屋の中でネゴンボのカレーが味わえるという形。
ただしカレーが売り切れていることもあるので要注意。

カレーはラムキーマとポークビンダルーの2種。
2種盛りもできます。

2種盛りでお願いするとスパイスきゅうりと人参のラペも副菜として付いてきてカラフル。

ラムキーマはドライな仕上がりで濃厚な味わい。
ポークビンダルーは酸味と辛味のバランスが良く、間違いのない美味しさ。

どちらもネゴンボの味です。
と言っても本店以外のネゴンボの味と言った方がより正しいかもしれません。

本店以外のお店は本店の協力のもと、別の企業が運営しているのですが、西所沢の本店はオーナーシェフが切り盛りしているのでメニューも味もレベルも違うのです。

ああ、ネゴンボってこんな感じね。と決めるのは早計。
是非本店に行って欲しいと思いつつ、この味が東京でも味わえ、しかも新宿店は居酒屋のような雰囲気の中でカレーを楽しめるというのは、これはこれで面白く、嬉しいことです。

評価:★★★☆

カレー日記(カールヴァーン)



渋谷「CARVAAN Delicatessen&Beer stop しぶちか店」ゾロアスターカレー


埼玉県は飯能にある非日常を味わえる中東料理のお店カールヴァーン。
ゴージャスな空間が特徴で、渋谷にもレストランがあるのですが、さらにしぶちかにテイクアウトのお店もあります。

今回はテイクアウト店で。
テイクアウト店ですが立ち食いながらイートインスペースもあります。
カールヴァーンはお酒にも力を入れているので立ち飲み的な需要があるのかもしれませんね。

名物ゾロアスターカレーをいただきました。
ゾロアスターとはツァラトゥストラとも呼ばれる古代ペルシアの宗教家。
宗教に関係あるカレーではありませんが、あくまでイメージとしてのネーミングでしょう。

トマトベースでクリーミーなカレーは食べやすく、ご飯は長粒種の米をスパイスで炊いたもの。
その上にグリルしたチキンが乗るので、アラビア料理のカブサのような雰囲気も感じられます。

マニアックですが食べてみればわかりやすい美味しさ。

カールヴァーンは高級店まではいかずともそこそこ価格がするお店なので、その雰囲気をテイクアウトで少しリーズナブルに楽しめるのは良いですね。

評価:★★★☆

カレー日記(カリーアンダーソン)



田町「咖喱アンダーソン」あいがけカレー(アンダーソンチキン、梅とかぶのポーク)+かしわ天


代官山の間借りカレー店、咖喱アンダーソンが田町で実店舗オープンしました。
札の辻交差点にできたその店舗。
行列ができていました。

カレーは3種。
定番のアンダーソンチキンカレー、月替りのカレー、気まぐれカレー。
定番と気まぐれの梅とかぶのポークカレーをセレクト。

トッピングもきりざい、かしわ天という個性的なものがあり、気になったのでかしわ天を。

ご飯の横に寄り添うアンダーソンチキンに、カトゥリに盛り付けられた梅とかぶのポークカレー。ご飯の周りに副菜。ご飯の上にかしわ天が盛り付けられていました。

アンダーソンチキンは身がほぐれた鶏肉の旨味がグレイビーに行き渡り、出汁の旨味も感じるスパイスカレーというか出汁カレー。
梅とかぶはさらに出汁感あるサラサラなテクスチャ。
旨味を吸い込んだかぶが美味しいです。

副菜もカラフルで良いですね。

田町でカレーと言えば色々とあるのですが、現地系や欧風カレーが多く、意外とスパイスカレーは少ないエリアなので、このエリアで既に人気が出ているのもうなずけました。

評価:★★★☆

福岡カレー日記(トイロ)

吉野「Curry Toiro」季節のおまかせカレーセット


苺ココナッツ人参のポタージュ




さつま芋、ひよこ豆、トマト、金柑のカレー



春菊とほうれん草のグリーンカレー キウイと木の芽のピクルス




焼き菓子、珈琲


中学生の頃からカレー活動を開始し、カレー中学生、カレー高校生として福岡のカレーマニアの間では知られた存在だったちひろ君。
20歳になったのを機に自分のお店を構えました。
その若さでなんと立派な!

場所は大牟田市。
遠いなと思ったのですが、そもそもちひろ君は大牟田から九州各地のカレーを食べ歩いていたというつわもの。
美味しいカレーがあればどこへでも行くという気持ちに共感しつつ、仕事で福岡へ行ったタイミングで足を伸ばして行ってきました。

吉野駅から徒歩圏内。
古民家がそのままレストランになっています。
ここで良いの?と一瞬戸惑いますが、小さく「Curry」と看板があるのを見つけて一安心。

メニューはおまかせカレーセットのみ。

前菜的にスープ状のカレー。
パンと合わせるカレー。
ご飯と合わせるカレー。
焼き菓子とドリンク。
この4部構成のプチコースです。

どのカレーも野菜とフルーツを使ったベジ仕様。
福岡は野菜と水が良いので、だからこその素材を活かした引き算のスパイス使い。
しみじみと、じわじわと美味しさが体内に蓄積していきます。

今回の料理で個人的に一番気に入ったのはさつま芋、ひよこ豆、トマト、金柑のカレー。
ペースト状になったさつま芋の上にひよこ豆とトマトのカレーに金柑のアチャール。
テクスチャと食感の違いを楽しみつつ、混ぜていくと味が変化していくまた別の楽しさもあり、天然酵母のパンとの相性も良いです。
この一皿であいがけカレーのような楽しさを味わうことができました。

2023年2月に野菜料理メインにリニューアルしたとのことですが、この若さでここに辿り着くって物凄いこと。
福岡カレーレベルの高さがあるからこそであり、何よりちひろ君の真摯さと努力を惜しまない姿勢あってこそです。

予約限定で、博多からは遠いですが、それでもわざわざ行く価値のあるお店ですよ。

評価:★★★☆

福岡カレー日記(クボカリー)



赤坂「クボカリー 大名店」牛と豚の蓮根キーマS


福岡スパイスカレーの大人気店クボカリー。
高宮駅近くに一号店がありますが、赤坂駅近くにもお店があります。
大名エリアは人気カレー店がひしめき合う激戦区のひとつですが、たまたま前を通ると店の外で待っている人が一人だけというタイミングだったので入ってみました。

券売機で牛と豚の蓮根キーマのSサイズの食券を購入。

Sサイズがあるのはダイエッターにも嬉しいですし、僕のようにカレー旅で福岡に来ているマニアの食べ歩きにも嬉しいことです。

食べてみるとジューシーでスパイシーな合挽きキーマ。蓮根とキノコが食感の変化を出し、味的にも良いアクセントとなっていました。

王道のスパイスカレーというイメージ。
福岡のカレーマニアと話してみたところ、ここのキーマが好きだという人も多いようで。
人気があるのも納得のお店でした。

評価:★★★☆
プロフィール

AKINO LEE

Author:AKINO LEE
ミュージシャン、ヴォイストレーナー、アイドルプロデューサー、作詞家、作曲家、振付師、ライター、俳優、イベントオーガナイザー等、様々な分野で精力的に活動中のアーティストAKINO LEEの公式Blog。

2006年11月より、一日最低一食以上カレーを食べる「毎日カレー生活」を開始。
いつしか毎食カレー生活となり、現在も継続中。

基本的に本ブログは、カレーの事ばかりです。
が、稀に別の事も書きます。

基本的にカレーの種類でカテゴリ分けしていますが、場所で調べたい場合は、左下にある検索窓で駅名を入れてください。
そうすると、カテゴリの名前と、その右に「カレー日記」と出てきますので、その「カレー日記」をクリックしてくれれば関連するカレー屋が出てくるはずです。

基本的に自分の為のカレー備忘録なので、コメントやトラックバックはつけられない設定ですし、カレーブログを専門的にやってらっしゃる方に比べると内容が薄いですが、カレー屋探ししている方の参考に多少なりともなれれば幸いと思い、更新していく所存です。

基本的に一度食べたカレーを再度重複して上げる事はありません。
しかしあまりに美味かった場合や、一度アップした事を忘れている場合はその限りではありません。
という訳で毎日カレーを食べている割には更新が毎日ではないのですが、俺が毎日どんなカレーを食べているのか興味あるという方は、ツイッターの方をフォローしていただければ、そちらで「本日のカレー」として食べたカレーを全てアップしております。

@lee_otokage

基本的にこちらのブログはカレー生活の途中からつけはじめたもので、以前書いていたブログは諸事情あり消えてしまっています。
カレー生活始めだしてからのカレーについてはmixiの方に全てまとめてありますので気になる方はそちらもどうぞ。

mixi ID 142205

基本的に…という言葉を文章の頭につける事が多い人間には、詐欺師が多いと某著名人に言われた事があります(^^;)

基本的に詐欺師みたいなもんですが、カレーに関しては正直です。
よろしくお願いいたします!

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