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カレー日記(インディーズカリー)



牛込神楽坂「インディーズカリー」マトンビリヤニ


神楽坂の毘沙門天さんの近くで新しいお店を見つけました。
インディーズカリー。
名前からして昨今流行のスパイスカレーを想像したのですが、入ってみるとこれがインド料理店でした。

インド系のシェフと日本人のホールスタッフ。
メニューをみるとかなりメニュー数は絞っているものの、ビリヤニなんかもありました。

マトンビリヤニを頼んでみると、濃厚なライタとアチャールとチキンコルマもついてきて、ビリヤニ自体の食感も含めて全体的にリッチな味わい。
それでいて重すぎず、食べやすい美味しさです。

特にコルマが良かった。
デリーのコルマのような玉ねぎの旨味が凝縮したような味わい。

カレーメニューは少ないものの、十分満足感を得られました。

この付近はインド料理にしろカレーにしろ、名店がすぐ近くにあるエリアなのでライバルが協力すぎて大変かもしれませんが、そのどちらとも違う立ち位置ではあるので近隣のカレー好きが気づきますように。

評価:★★★☆

カレー日記(ブーゲンビリア)



埼玉 川口「ブーゲンビリア」ベンガルプレート


埼玉は川口駅近くのブーゲンビリア。
よくあるインドネパール的なお店と思いきや、土日限定でベンガルプレートなるものがあると知って行ってきました。

ベンガルとは東インド。あるいはバングラデシュ。
この日のベンガルプレートはバングラデシュのカレーによくある魚のカレーに、バングラデシュ料理店でよく見られるシンプルなサラダ。チキンカレーに野菜カレーにダル。
そしてご飯。
グラブジャムンというラインナップ。

マスタードオイルやマスタードシードがしっかりときいていて確かにベンガル感満載。
どれも美味しく、ご飯に合う料理です。
ダルがぼってりと優しいので他が刺激的でも十分に食べきることができます。

グラブジャムンもグラブジャムンとしては甘さ控えめでふわっとした食感で良い感じでした。

インネパというかイングラなのかもしれませんが、このようなガチンコの現地メニューを曜日限定とは言え出してくれるのはありがたい事ですね。

評価:★★★☆

兵庫カレー日記(牛羚羊)



武庫之荘「牛羚羊」ベジタブルマサラ、チーズクルチャ




ポークスペアリブ




前菜おまかせ3種盛


東京は大塚にカッチャルバッチャルというお店があります。
インド料理でお酒を飲むというスタイルを東京でいち早く提示し、ミシュランビブグルマンも獲得した名店です。

こちらのお店はそのカッチャルバッチャルで修業したシェフによるお店。
武庫之荘という実に渋いエリアでお店を始めたのは、シェフと奥さんそれぞれの実家の間くらいの位置だったからだそうです。

前菜盛り、タンドール料理、カレー、そしてカッチャルバッチャルの名物でもあるチーズクルチャを注文。
どれもお酒に合うビシッと決まった塩気とスパイス感。
特にベジタブルマサラはカッチャルバッチャルのカレーでも僕が一番好きなものなのですが、それを元にコリアンダーシードの爽やかさが強調されていて実に好みでした。

他の料理もカッチャルイズムを感じるクオリティの高さ。
とても美味しいものばかりです。

それでいて値段が実に安い。
会計時、驚いて「安すぎません?」と聞いたら「この辺のエリアの飲食店はどこも安くて。それに合わせてこの価格なんです。」と。
つまり、ミシュランビブグルマンのお店の味と近いものを、かなり安く食べられるお得すぎるお店だということです。

大阪からも電車ですぐ。
地元客にとっては安くはないのかもしれませんが、東京や大阪の感覚からしたら確実に安いです。
そしてカレー天国大阪においても、このタイプのお店はほとんど無いでしょうから、大阪からマニアが通うようになると良いなと思いました。

僕が行った時は平日の夜で、僕の他にもう一組しかお客さんがいませんでした。
カッチャルバッチャルは連日予約で一杯です。
つまり、今(2022年6月)なら穴場だということですよ!

評価:★★★★

大阪カレー日記(ボタ)



長堀橋「ボタ」二種あいがけカリー(キーマ、サーディンオリーブ)


古民家カフェ的なカレーのお店ボタ。
百花繚乱の大阪カレー界の中でも中堅どころ的な存在感のあるお店です。

2種あいがけをいただきました。
あいがけは1種は固定、もう1種をセレクトできる形。
固定のキーマに合わせたのはサーディンオリーブ。
サーディンオリーブってカレーとしては珍しいですよね。

食べてみるとミッドロウがしっかりきいたキーマに対してハイミッドなイメージのサーディンオリーブ。
柔らかなダルがその外の音域をカバーするような満たされ感。

基本的にはインド料理なんです。
しかしこのサーディンオリーブはイタリアの風が吹きます。
この辺りは大阪ならではの面白さ。

大阪らしい自由なスタイルで仕上げたインド料理という印象。
スパイスカレーとは一線を画した形なので大阪でスパイスカレーじゃないカレーを食べたい時、覚えておいて損はありません。

評価:★★★☆

関西カレー日記(toi印食店)



奈良 近鉄奈良「toi印食店」Curry全種+本日のおかず


大阪のカレーマニアがこぞって絶賛する南インド料理のお店に行ってきました。
近鉄奈良駅近くにあるお店は一見カフェ風。
店内入ってみると現地にある食堂風でいきなりセンスの良さを感じます。

日本人シェフによるミールスをメインとしたお店ということで、この日の全部乗せ的なメニューを。

カレーはチキンマサラ、マトンクルマ、ダルフィッシュ、サンバル。
これにダルと副菜とワダも付いてくる贅沢ミールスです。

それぞれノンベジカレーが美味しいのはもちろんなのですが、ベジカレーも絶品!
特にダルが一番気に入りました。
そしてワダもふわっとサクッと最高の仕上がりだったのでサンバルワダにしたら予想以上に最高で。
素晴らしい!

これは大阪からわざわざ通う人が多いのも納得です。

店主さんは元々タトゥーアーティストを目指していたという変り種ですが、北インド料理も南インド料理も学んだ腕のある方。
素朴な現地料理の魅力ではなく、派手なミールス。
例えるなら北インドで食べる南インド料理的な。そこに日本人のセンスが加わった的な。

東京で言うならダバインディア的な絢爛豪華なミールスが好きな方にはど真ん中に刺さる美味しさでしょう。

評価:★★★★

東北カレー日記(のんきぃ)



宮城 青葉通一番町「のんきぃ」夜の薬膳ミニカレーセット


薬膳カレー推しのカフェバー的なお店です。
営業スケジュールもマイペースのようで、詳しくはSNSをチェックしてから行くのが良いでしょう。
お店に着くと女性店主さんがマイペースに掃除をしていました。
「あら、いらっしゃいませ。ちょっとのんびり掃除してたんで少し待っててくださいね。」と。
まさに「のんきぃ」。好きですこういう雰囲気。

ランチもディナーもカレーがあるのですが、ディナータイムはおつまみ系メニューもあるので、シメのカレーとしての存在であることからかランチと比べると量が数なめ。
しかしカレーだけしっかり食べたいという人の為にランチのカレーも出しているという優しさ。

僕は夜に行ったのでおつまみに餃子と、夜のカレーセットをいただきました。

餃子は家庭的なもの。味噌が隠し味。安心できる美味しさ。

カレーはチキンカレーとムングダル。これに副菜が色々と乗ったもの。
こちらも美味しいですね。
インドカレーに近いカレーですが、副菜が特にインドというわけでもなくオリジナルであり、だからこそ全て食べてみるとインド感が薄まって面白いです。

ドリンクはマサラチャイをいただいたのですが、これが一番気に入りました。
インド現地の方式でしっかりと煮出したチャイなので時間がかかりますが、だからこその美味しさ。

会計後「アメちゃんどうぞ」とアメをくれたり、アットホームな雰囲気のお店でした。

評価:★★★☆

カレー日記(シャンティ)



九段下「シャンティ クラブインディア」ランチタリ(マトン、かじきまぐろ)


日本においてインド料理店に見える店の多くは本格的なインド料理店ではなく、違う国の方が営むインド風料理店であることが多いというのは彼方此方で語っています。
本当のインド料理店を見つけるのはなかなか難しいのですが、こちらのお店、本当の北インド料理店です。

ランチタイムに訪問。
ナンだけではなくロティを選べるあたりも正しいインド感。
ただ、ライスは日本米。
そしてカレーはいくつかのグレイビーを元に具材を変えたもの。
そういう意味では正しいインド料理と言えるの?と思うマニアの方もいるかと思いますが、北インドの観光地によくあるタイプのお店の味にかなり近いんです。

そしてこちらで食べるべきはタンドール料理。
これが本格的な北インド味。

しっかりと火を通しているというのが実にインド的。
日本人は柔らかくジューシーなものが良いという感覚がありますが、北インドではしっかり焼くのが基本。
こちらはしっかり焼いたからこその香りがあり、だからこその美味しさがあります。
北インドのタンドール料理が名物な人気店の味に近いのです。

インドで食べるインド料理は美味しいの?
とよく聞かれるのですが、美味しいお店もあればそうでないお店もあるという、ごく当たり前の答えになってしまいます。

特に観光地で観光客向けにやっているお店はハズレ率が高いと感じているのですが、こちらのお店は観光地で観光客向けにやっているお店の中では悪くないカレーと、市街地の人気タンドール料理店、つまりは当たりのお店に近いタンドール料理があります。

ランチではなく夜だといかにも北インドなメニューもあったので、行くべきは夜かもしれません。

というわけで、インド現地料理が好きな方、特にインド現地で食べ歩いて当たりの店もハズレの店も知っており、それも楽しめたという方にこそおすすめのお店です。

評価:★★★☆

カレー日記(オリエンタルエレファント)



高田馬場「オリエンタルエレファント」ビリヤニランチ


神田川沿いにインネパ店がしょっちゅう入れ替わる場所があります。
こちらはその場所に新たにできたお店。
メニュー見るとインネパ感は減り、ちゃんとインドっぽいものとタイ料理という組み合わせ。
ちゃんとインドというのは、バスマティのビリヤニがあったりするあたり。
あるいは選べるカレーにマトンララがあるあたり。

店内入ってみると以前とだいぶ雰囲気が違い、しっかりと改装したようです。

明るくなった店内で頼んだのはビリヤニランチ。
ビリヤニは日替わりのようで、今日のビリヤニはマトンビリヤニだったのでカレーは気になっていたマトンララをやめ、シーフードカレーにしました。

ビリヤニ、カトゥーリに入ったカレー、ライタ、サラダ、パパド、そしてゴルベラコアチャール。
これにゴルベラコアチャールが付いてくるあたり、そして付いてきたスープはタイ料理的なスープなあたり、やっぱり隠しきれないインネパ感があって逆に安心しました。

ビリヤニ、ちゃんと美味しいです。
しっかりと混ぜられたタイプ。
ライタもよく合います。

ゴルベラコアチャールも意外と合うんですね。

カレーも冷凍のシーフードミックスではなく、白身魚やタコが使われていて個性的。
これもなかなか。

オペレーションの混乱など、突っ込みどころは少なからずありましたがこの内容で1000円というのはお得だと思います。

評価:★★★

東北カレー日記(あちゃーる)



宮城 泉中央「あちゃーる」3種選べるダルバート(チキン、オムレツコタルカリ、キャベツと豆のレンティル)


仙台から車じゃないと行きにくい場所にある名店あちゃーる。
東京は小岩の名店サンサールで腕を振るった方のお店です。

民家の1階がお店。
マスター曰く「飲食業は仕込みの時間をどれだけ取れるかが重要。インド人と仕事してるとね、とにかく彼等は早いんだけど小さい頃からプロなんだから日本人には追いつけない。だからうちはね、上に住んでるので移動時間ゼロ。その分仕込みに当てられるのよ。」と。
だからこその地方でお店を構えているということにも繋がるのでしょう。

3種選べるダルバートをいただきました。
選べるカレーはチキン、オムレツコタルカリ、キャベツと豆のレンティルで。
ダルバートなのでダルとご飯もついてきますが、とにかく副菜の量と種類が凄い!
しかも面白い!

マショウラと言われて食べてみると高野豆腐なんです。それの南インド風シチュー的な。それがまた美味しくて。
ワダがまた実に美味しい。
オムレツコタルカリはネパール的ですが具材がオムレツという面白さ。
ネパールのみならず南インドも融合し、それを日本の食材で作っているという楽しさ。
素晴らしいですね。

小岩のサンサールと言えばネパール料理で有名ですが、実はその昔は南インド料理も出していたことがあるんです。
だからこそのこの組み合わせであり、そこにマスターご自身のセンスが加わってさらに個性が出ているという。

「インド料理とかってね、こだわるもんじゃないの。だって長年一緒に働いてたインド人達、彼等は何もこだわってなかったもの。」
「お客さんの口に入るものだからね、ちゃんとしなきゃいけないのよ。そこは本当に気をつけないとダメ。」
「南インド料理好きって言う人を信用しちゃいけない(笑) だって…(以下自粛)」

とにかく話題が尽きず、それが実に面白いんです。
毒舌なのですが正論でもあり。
料理の美味しさももちろんなのですが、このお話をまた聞きに行きたいと思えるお店です。

好きな人は好き、苦手な人は苦手かもしれませんが、それで良いのです。
全ての人に好かれるということはあり得ませんから。

評価:★★★★

カレー日記(インド富士子)



水道橋「インド富士子」3種盛り


高円寺のインド富士子が水道橋に移転してからしばらくたちます。
元をたどれば東小金井にあったインド富士が原点であり、その姉妹店としてのインド富士子だったわけですが、現在はインド富士は閉店し、統合した状態で移転したという形になるでしょうか。

ランチタイムに訪問。
蔵書も個性的で飾られるように置いてあり、雰囲気あります。

3種盛りをいただきました。
ポークビンダルー、チキン、フィッシュと、野菜もあったのですが野菜以外の3種でオーダー。
ご飯は少なめです。

ビシッと辛さと酸味の立ったポークビンダルー、ほのかな苦味が美味しさにつながっているチキン、ココナッツの甘みがしつこくない絶妙なフィッシュ。
全て素晴らしいです。
副菜もしっかりと手抜きなく、どこを食べても美味しい。
ベースは南インド系の味でありながら、個性も感じます。
とにかく鮮烈であり、印象に残る美味しさなのです。

一味違うとはこのことでしょうか。

インド富士が東小金井にあった頃、このようなカレーはまだ珍しかったのですが、今となっては日本人シェフが作る南インド料理のお店も増えました。
増えましたが、その中でもやはりこのレベルの高さは珍しいといいますか、数えるほどしかないと言えます。

むしろ東小金井のインド富士より、高円寺のインド富士子より、さらに高みに登ったような印象も受けました。
昨今流行のスパイスカレーばかり食べている方に是非食べて欲しい味です。

評価:★★★★
プロフィール

AKINO LEE

Author:AKINO LEE
ミュージシャン、ヴォイストレーナー、アイドルプロデューサー、作詞家、作曲家、振付師、ライター、俳優、イベントオーガナイザー等、様々な分野で精力的に活動中のアーティストAKINO LEEの公式Blog。

2006年11月より、一日最低一食以上カレーを食べる「毎日カレー生活」を開始。
いつしか毎食カレー生活となり、現在も継続中。

基本的に本ブログは、カレーの事ばかりです。
が、稀に別の事も書きます。

基本的にカレーの種類でカテゴリ分けしていますが、場所で調べたい場合は、左下にある検索窓で駅名を入れてください。
そうすると、カテゴリの名前と、その右に「カレー日記」と出てきますので、その「カレー日記」をクリックしてくれれば関連するカレー屋が出てくるはずです。

基本的に自分の為のカレー備忘録なので、コメントやトラックバックはつけられない設定ですし、カレーブログを専門的にやってらっしゃる方に比べると内容が薄いですが、カレー屋探ししている方の参考に多少なりともなれれば幸いと思い、更新していく所存です。

基本的に一度食べたカレーを再度重複して上げる事はありません。
しかしあまりに美味かった場合や、一度アップした事を忘れている場合はその限りではありません。
という訳で毎日カレーを食べている割には更新が毎日ではないのですが、俺が毎日どんなカレーを食べているのか興味あるという方は、ツイッターの方をフォローしていただければ、そちらで「本日のカレー」として食べたカレーを全てアップしております。

@lee_otokage

基本的にこちらのブログはカレー生活の途中からつけはじめたもので、以前書いていたブログは諸事情あり消えてしまっています。
カレー生活始めだしてからのカレーについてはmixiの方に全てまとめてありますので気になる方はそちらもどうぞ。

mixi ID 142205

基本的に…という言葉を文章の頭につける事が多い人間には、詐欺師が多いと某著名人に言われた事があります(^^;)

基本的に詐欺師みたいなもんですが、カレーに関しては正直です。
よろしくお願いいたします!

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