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長野カレー日記(ムンアロイ)



戸倉「ムンアロイ」タレーパッポンカリー


戸倉上山田温泉という温泉街があります。
戸倉駅から歩くと30分弱くらいの場所に古き良き温泉宿が立ち並ぶのですが、タイ料理のお店も何故か少なから存在するのです。
今回僕は温泉を目的に行ったので、何故こんなにタイ料理店が多いのだろうと不思議に思いながら、夕食をとろうとフラフラ歩いていたのですが、18時だとまだオープンしているお店も少なくて。
そんな中で見つけたのがこちら。

他のタイ料理のお店はどうやらパブ、スナック的なお店が多いようですが、こちらは夕方でも営業している飲食店といった趣。
パッポンカリーはご飯付きで具材を選べるということで、タレーパッポンカリーにしました。
これとスップノーマイも一緒に。

まずスップノーマイ。
激辛のイサーン風たけのこサラダ的な料理なので辛さ控えめでお願いしたのですが、それでも相当な辛さ。
現地仕様の味でテンションが高まりました。

タレーパッポンカリーは優しい味。
タイの家庭の味というイメージです。

作っているのはアユタヤ出身の美人ママ。
「何故この辺りはタイの人が多いんですか?」と聞くと「んー、バーで働いている子が多いよ」と。
何か含んだ表情だったのが気になって、後で調べてみたらなるほどなという理由でしたが、それはここでは書かないでおきます。
そうか、こちらの街はそういう楽しみ方もあるのかと勉強になりましたが、温泉とタイ料理だけでも十分に楽しめる街でした。

評価:★★★☆

長野カレー日記(スタイストア)


上田「スタイストア」マッサマンネウー

長野県は在住タイ人が多く、人口の割合から見たパーセンテージで言うと全国の都道府県でも2位というレベルの多さなのだそうです。
何故これだけ多いのかは様々な理由が重なってのことのようですが、上田市において工場が多く、そこで勤めているアジア各国からの労働者が少なからずおり、その中でタイ人も割合も多いのだとか。

特定の国の方が多いエリアには、その母国の味を提供する飲食店が必然的に生まれ、人気が定着することが少なくありません。
こちら上田を代表するタイ料理店といえばこちらスタイストア。
ス・タイ・ストアです。

外観からして実に美味しそうで現地感漂う雰囲気。
店内入ってみると食材店と飲食店が一緒になった形であり、飲食店で食事をしている人も働いている人もタイ人だらけ。
これはきっと当たりだろうと期待しながら頼んだのはマッサマンネウー。

ネウーと書いてありましたがヌア。
つまりは牛肉です。

食べてみればワイルドな美味しさ。
しっかり味のカレーに角切りで煮込まれた牛肉と、程よい火入れの玉ねぎとじゃがいも、そしてマッサマンですからピーナッツもしっかりと。
全く日本人向けにアレンジなどしていない現地の味。
現地の味にも色々あり、タイですとレストラン、食堂、カフェ、屋台、家庭など色々とありますがl、下町の食堂を思わせるテイストであり、現地でタイ料理を食べて美味しいと感じた方にはたまらない方向性と言えるでしょう。

東京でもなかなかこの方向性のマッサマンは味わえません。
長野でタイ料理。良いですよ。

評価:★★★★

福岡カレー日記(ルイガンズ)



海の中道「the LUIGANS」マッサマンカレー


博多から漢委奴国王印で有名な志賀島へ向かう途中にある海の中道駅。
この辺りはリゾートエリアとなっているのですが、そこにあるリゾートホテルがルイガンズです。

オーシャンビューで気持ちの良い部屋と、海沿いの敷地内では音楽イベントや結婚式なども行われており、博多のセンスの良い若者の間では、ここで結婚式を挙げることがステイタスともなっているようで。

というわけでルイガンズで行われる結婚式に招かれました。

基本的にはコース料理だったのですが、オプションでカレーを追加できないか聞いてみると、既に追加していますとのこと。
ありがたいです。

コースと別で出てきたのがマッサマンカレー。
ナッツの食感と甘みが印象的なタイカレー。
美味しいです。
式も野外で行われたのですが、そんな中でいただくマッサマンカレーは印象に残るものでした。



「The lounge on the water」朝食ビュッフェ(マッサマンカレー)


リゾートホテルルイガンズに宿泊。
朝のビュッフェをいただきました。
ルイガンズ内にあるThe lounge on the waterというカフェレスウトランで朝食ビュッフェ。

こちらの朝食はホテルの朝食ランキングで1位を獲得したこともあるようで、それも納得の品数。
その中にマッサマンカレーもありました。

前日にマッサマンカレーをライスで食べたのでこの朝は中華麺を合わせてみましたが、こちらも相性良いです。
ビュッフェだと自分でアレンジできるのも楽しいところですね。

サラダ、肉料理、メイン、デザート、ドリンクと、本当に充実しており、郷土料理も味わえます。
僕自身体験したホテル朝食ランキングをつけるのであれば、日本では確かにここが一番かなと感じました。

評価:★★★☆

福岡カレー日記(ちょいさぼ)



薬院「ちょいさぼ」レッドカレー麻婆豆腐(ハーフ)、ツナと玉子のスパサラ(タイカレー味)、泡盛パンチ


タイ料理と沖縄料理のミックスという面白いお店です。
早めの時間に行ったのですが店内は既に常連さんと思しき方々で賑わっておりました。

メニューを見ると確かにタイ料理系、沖縄料理系の料理がありつつ、居酒屋メニューも充実。
その中からレッドカレー麻婆豆腐、ツナと玉子のスパサラをいただきました。

レッドカレー麻婆豆腐はハーフサイズもあったのでそちらに。一人客には嬉しいです。
食べてみればまさにタイのレッドカレーと麻婆豆腐のちょうど真ん中という面白い料理。

ツナと玉子のスパサラもレッドカレー風味で、このあたりもまた面白いです。

飲み物は泡盛パンチで。
結構な硬さで酔いも回ります。

店員さんの接客が優しくアットホームで、だからこその人気なのだなと感じました。
軽く一人で飲むにも、仲間とじっくり飲むにも、どちらにも良さそうです。

評価:★★★☆

福岡カレー日記(メーク)



大濠公園「meek」ココナッツレッドカレーと豚ドライカレーおかず


大濠公園駅近くのタイ料理店メーク。
日本人シェフが作るタイ料理が福岡のグルメの間でも話題となっているそうで、行ってきました。

ランチタイム、メニューはココナッツレッドカレーと豚ドライカレーにおかずがついたセットの1種のみ。
カウンター中心の雰囲気ある店内。
少し待って出てきた料理はご飯に豚ドライカレーと副菜のような形で様々な野菜料理やカオマンガイのチキンが一切れ乗っていると言うカラフルかつ豪華なもの。
別皿でレッドカレーです。

まず豚ドライカレーを食べてみて、と言うか、見て思いました。
ひょっとしてこれはクアクリンムーでは?と。
食べてみると辛さこそ控えめですが確実にクアクリン。
ジューシーなタイプでご飯との相性がとても良く、非常に美味しいです。

クアクリンとはタイ南部の料理で挽肉の激辛ドライカレー的なもの。
現地ではクアクリンの専門店もあるのですが日本ではまだまだ少なく、東京でもクアクリンを出しているお店は数える程。
それが福岡で楽しめるとは嬉しいことです。

レッドカレーも素材の美味しさを感じる引き算の仕上げで、だからこそこのクアクリンや他のおかずが乗ったプレートとの相性が良かったです。

個人的には前々からクアクリンをご飯に乗せて副菜で彩ったカレーに汁物のゲーンを添えて出せば流行るのではないかと考え、友人のカレー店主に勧めたこともあったのですが、まさにその形に福岡で出会えるとは。

日本人シェフだからこそのタイ料理。
おすすめです。

評価:★★★★

カレー日記(タイコウ)



高田馬場「タイコウ」グリーンカレー、ライス


早稲田通りにエスペラントという喫茶店がありました。
インドネシア風ドライカレーという、ナシゴレンに日式カレーをかけた個性的な料理があったレトロなお店でした。
そちらが閉店したと思ったら、割とすぐに後に入ったのがタイコウ。
高田馬場駅前ビルの中にあった大箱タイ料理店です。

以前から比べると席数は減りましたがエスペラントも狭いと言うわけではなく奥行きのあるお店。
というか店内ほぼエスペラントなので、かつてを懐かしむこともできます。

頼んだのはグリーンカレー。
基本は鶏肉ですが海老かフィッシュボールも選べる仕様。
肉気分だったので鶏肉でお願いしたら予想以上にたっぷりと鶏肉がはいっていて良い感じ。
味は王道のゲーンキョウワン。

高田馬場エリアはタイ料理の隠れた名店が点在するのですが、こちらも移転してしっかり続いているということは、ファンがちゃんとついているのでしょうね。

評価:★★★☆

カレー日記(ニューチェンマイ)



都立大学「ニューチェンマイ」チェンマイカレー


ニューチェンマイ。
チェンマイと言えばタイ北部の地名のこと。
カオソイやゲーンハンレー、チェンマイラープなど特徴のある地方料理が有名です。

と言っても日本における現地の地名が店名となっているお店の多くはあまり現地感がなく、日本人向けアレンジした料理を出すことが経験上多く、残念に思うこともあるので今回もそれほど期待せずに入店。

しかし、メニューを見ればかなりチェンマイ料理に力を入れていることがわかる内容でテンションが上がりました。

カオソイもガイとヌア2種類。
ならばヌアでと注文したのですがカオソイ自体が売り切れ。
残念。

ならばチェンマイカレーにしましょう。
つまりはゲーンハンレーです。

豚バラとナッツがたっぷり入ったカレー。
ちょっと塩味が強めかなと感じましたが生姜の風味も良く、本格的なゲーンハンレーの味わい。
美味しいです。

店名に嘘がない、チェンマイ料理のお店でした。
タイ北部料理が好きな方はチェックしておいて損はないです。

評価:★★★☆

カレー日記(999)



二子玉川「タイ屋台999」マッサマンカレー


二子玉川駅直結といっても良いくらいの位置にあるショッピングモールの飲食店街にある999。
中野や新宿などにもお店を構えるタイ料理のチェーン店です。

中野や新宿には行ったことがあるのでこちらもその感覚で行ってみました。

結論から言うと他と違いました。
一口食べてちょっとびっくりするくらいの塩気の強さ。
いくつか料理を頼んだのですが、全てが塩気が強いんです。

お酒もあるお店なのでお酒が進むように強めの味付けということも考えたのですが、その範囲を超えた塩気。
これは僕の味覚が間違っているのかなとも思ったのですが、同行した友人も驚いていたので間違っていないかとも思ったのですが、両隣の席の方は普通に食べていたのでやはり僕等が間違っていたのか。。。

タイ料理は料理として非常に良くできていて、失敗することが難しいくらいだと常々考えています。
こちらも塩気以外の味付けは悪くなかったんです。
もしかしたら塩をいつものものと変えたのかもしれません。

塩によっては同量でもしょっぱさがまるで違うものがありますから。
だとしてもちゃんと味見してから出して欲しいなとも思ったり。

評価:★★☆

カレー日記(タレーリン)



代々木上原「thalee ling」魚介と野菜のグリーンカレーと山形の香り米


代々木上原の住宅街にあるモダンタイ料理店。
入り口から隠れ家感のある雰囲気。
店内に入ってみればリゾート感あって居心地の良い空間です。

平日ランチに訪問。
魚介と野菜のグリーンカレーと山形の香り米を注文しました。

平日ランチには前菜2種盛りがつき、まず出てきたのがソムタムと北海帆立のタルタル。
ソムタムはしっかりと酸味と辛味が立っていて本格的。美味しいです。
タルタルはチコリに乗せて一口で。ミルキーでこれまた美味しい。
期待が膨らんでカレー。

この日の魚介は海老とホタルイカ。
海老の淡白な美味しさとホタルイカの複雑な旨味。野菜も色々と入っており、これを全て包むゲーンキョウワンは本格的な辛さ。
いやはや美味しい。

ランチ価格としては安くないのですが、これだけの満足度が得られるのであればむしろお得。
どうやら近くにあるシーフードビストロの姉妹店だそうで、だからこその魚介使いの上手さと言えるでしょう。

タイ料理の手法で日本の食材を上手に使ったモダンタイキュイジーヌ。
タイ料理好き、シーフード好きにおすすめです。

評価:★★★☆

カレー日記(コンロウ)



恵比寿「コンロウ」グリーンカレーリゾット




ホイパットポンカリー


恵比寿駅近くにあるおしゃれなタイ料理店。
渋谷のコンロウの姉妹店のようです。

こちら、いつも若者で賑わっていて満席で入れないことが何度かあったのですが、今回はタイミング良く入ることができました。

メニューを見るとオーセンティックなタイ料理のみならず創作タイ料理が色々と。

例えばパッポンカリー。
プーもあったのですがホイがあったのでホイにしてみました。
何のホイかというと牡蠣です。
しかもその牡蠣が牡蠣フライでした。

月島の源平にも牡蠣のパッポンカリーはあって、そちらは唐揚げ的なのですが、牡蠣フライバージョンはここで食べるのが初めて。
面白いし、美味しいです。

そしてグリーンカレー。
こちらも普通のグリーンカレーではなくグリーンカレーリゾットを注文。

グリーンカレーにご飯を混ぜ、チーズを乗せて焼いたものが出てきました。
味はグリーンカレーなのですがチーズとの相性が予想以上に良く、これも面白いし、美味しいです。

渋谷のコンロウに行ったのはもう何年も前なのですが、このようなメニューがあったのか記憶になく。
今は進化してこのスタイルになったのか、恵比寿店だけなのか不明ですが、この面白さが若者に受けているのかなと感じました。
実際他にはなかなかないタイ料理が色々あります。恵比寿にはタイ料理店が多いのですが、その中でも個性あるお店です。

評価:★★★☆
プロフィール

AKINO LEE

Author:AKINO LEE
ミュージシャン、ヴォイストレーナー、アイドルプロデューサー、作詞家、作曲家、振付師、ライター、俳優、イベントオーガナイザー等、様々な分野で精力的に活動中のアーティストAKINO LEEの公式Blog。

2006年11月より、一日最低一食以上カレーを食べる「毎日カレー生活」を開始。
いつしか毎食カレー生活となり、現在も継続中。

基本的に本ブログは、カレーの事ばかりです。
が、稀に別の事も書きます。

基本的にカレーの種類でカテゴリ分けしていますが、場所で調べたい場合は、左下にある検索窓で駅名を入れてください。
そうすると、カテゴリの名前と、その右に「カレー日記」と出てきますので、その「カレー日記」をクリックしてくれれば関連するカレー屋が出てくるはずです。

基本的に自分の為のカレー備忘録なので、コメントやトラックバックはつけられない設定ですし、カレーブログを専門的にやってらっしゃる方に比べると内容が薄いですが、カレー屋探ししている方の参考に多少なりともなれれば幸いと思い、更新していく所存です。

基本的に一度食べたカレーを再度重複して上げる事はありません。
しかしあまりに美味かった場合や、一度アップした事を忘れている場合はその限りではありません。
という訳で毎日カレーを食べている割には更新が毎日ではないのですが、俺が毎日どんなカレーを食べているのか興味あるという方は、ツイッターの方をフォローしていただければ、そちらで「本日のカレー」として食べたカレーを全てアップしております。

@lee_otokage

基本的にこちらのブログはカレー生活の途中からつけはじめたもので、以前書いていたブログは諸事情あり消えてしまっています。
カレー生活始めだしてからのカレーについてはmixiの方に全てまとめてありますので気になる方はそちらもどうぞ。

mixi ID 142205

基本的に…という言葉を文章の頭につける事が多い人間には、詐欺師が多いと某著名人に言われた事があります(^^;)

基本的に詐欺師みたいなもんですが、カレーに関しては正直です。
よろしくお願いいたします!

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