カレー日記

新大塚「ムエタイハウス」チューシークンラードカオ
三回目の訪問。
比較的安めで味も悪くないタイ料理屋と思ってたんだが、今回はちょっとやられた。
写真見てのとおり、これ、チューシークンじゃない。
ご飯のまわりに具の少ないゲーンペッかけただけだ。
俺はオーダーの時、ちゃんとチューシークンと頼んだ。
ラードカオまでは言ってない。
つまり、タイ料理慣れしてるんだよと言う事がわかってたはずだ。
オーダー取った店員もキッチンに「チューシークン!」と言っていた。
しかし持ってくる時には少々気まずそうに「エビカレーです…」と。
あれ?と思ったが、その気まずそうな態度見て全てを察した。
ここの店は海老のゲーンぺッもメニューにある。
それはご飯別皿だ。
そしてチューシークンもある。
これはご飯同じ皿で盛り合わせの写真になっていた。
しかし、チューシークンは割りとマニアックなメニューだからそうしょっちゅうは出ないんだろう。
ゲーンペッは所謂レッドカレーなので、そっちはそこそこ出るんだろう。
メニューに載せたものの、チューシークンはまず出ないので準備してなかったんだろう。
で、どうせ日本人にはその差なんかわかんねぇだろと、こういうごまかし方をしたんだろう。
って、全て憶測ではあるんだけどさ、あの気まずそうな顔見たらそうとしか思えんわな。
チューシークンとゲーンペッじゃ全然違うんだよ。
酢豚頼んだのに適当な豚の旨煮を出されたような気分だよ。
しかもね、これ、具の少ないゲーンペッなのに、値段普通に具多くてご飯別皿のゲーンぺッと値段一緒だぜ。
変えてもらおうかとも思ったけど、既に嫌な気分だったしめちゃめちゃ腹も減ってたので、騙されたふりして食ったよ。。。
畜生。
評価:★☆
味は悪くないし値段も相場より安い店だからたまに言ってたんだけど、もう行かない。
出せないものはメニューに載せるな。
載せててもオーダー入った時点で断れ。
当たり前の事だろ。
カレー日記
カレー日記
久々に行ってきた。
グルガオン、カイバル、そしてダバインディア。
この3店は姉妹店でしかも全てが名店。
最近はカッチャルバッチャルに通ってる俺だけど、カッチャルバッチャルのシェフはグルガオン出身らしいので、結局俺はここの系列が好きだって事になる。
ダバインディアは南インド系に力入れていて、南インドと言えば俺の中では御徒町アーンドラキッチンがベストなんだけど、そこのシェフも昔ダバインディアで働いてたんだよね。
というわけで、ダバインディアも好きなんだけど、ここまでにでてきた店の中では一番行ってないと思う。
実際今回行ったのが2回目だからね。
今回は仕事終わりで違う店行こうと思ってたところでカレー仲間から連絡が入り、お互いの中間地点取ってここにしてみた。
ダバミールス↓

俺はこちらを注文。
ラッサムがアーンドラキッチンのラマナイヤーさんのラッサムに似てる。
ラマナイヤーさんがシェフやってた時のレシピそのままなのかもしれない。
と言っても、ラマナイヤーさんのラッサムに比べると少し柔らかい。
他のカレーもどれもスパイスしっかり効いてて味も深いんだけど、上品というか優しいというか、とにかくスパイス強すぎないのがこの店の良さだと思う。
あんまりスパイス強すぎると、カレーに慣れてない人だと違和感覚えたりするからね。
だからこの店は沢山の人に愛されてるんだろうね。
カレー仲間はこちらをオーダー。
マトンビリヤニ↓

炊きこんだタイプではなく、炒め合わせ系なんだけど、炒めビリヤニの中では最高峰レベルのクオリティ。
辛さも程良く、炊きタイプよりオイリーではあるんだけど、ライタと一緒に食うとサッパリするし、問題なくいけちゃう。
んー。やっぱり名店だなぁ。
評価:★★★★
他にチーズクルチャもいただきました。
やっぱり美味いっす。
カレー日記

神奈川 和田塚「麺屋 波(ウェーブ)」カレーつけ麺
つけ麺屋でカレー味のつけ麺を出している所はたまにある。
しかし、ここはそうではなく、カレーつけ麺のみで他のつけ麺が無い、カレーつけ麺専門店だ。
珍しい。
メニューもシンプルに麺の量が違うだけ。
他に限定メニュー的にカレーライスがあったりおでんがあったりするけど、基本はカレーつけ麺。
かなりこだわってるんだろう。
頼んでみると見た目にも綺麗な野菜が乗せられたものが出てきた。
プチトマト、ゴーヤ、山芋、オクラ、さつまいも、人参。
あと白髪ネギとかいわれとメンマと卵と海苔と鶏チャーシュー。
具沢山で嬉しい。
野菜は基本的に鎌倉野菜だそうな。
このあたりもこだわり。
カレーのつけ汁に麺をひたして食ってみると、つけ汁の中に鶏の手羽元が1本入っていた。
こういうサプライズは嬉しい。
カレーの味もかなりこだわりが感じられる。
スパイス感がしっかり活きていて、鶏のスープが実に上品に出ている。
麺ももちもちでコシがあり美味い。
全面的にしっかりこだわっていて、そのこだわりが全て正しい方向に向いているから凄い。
さらに食い進めていくとつけ汁の下の方に鶏の粗挽肉まで入っている。
こんだけ鶏鶏鶏とせめられたら、そりゃ鶏の味が活きるってなもんです。
だから鶏チャーシューが合うわけで。
基本は豚が好きな俺だけど、このつけ麺には鶏が一番と納得。
しかも麺を食い終わった後に「最後お茶漬けにできますんで麺食べ終わったら言ってください」と。
基本的に俺はお茶漬けというかスープに入ったご飯があまり好きではないんだが、こんだけ美味いつけ麺食わしてくれるところが薦める茶漬けで、しかもカレー茶漬けなら、食ってみようと思ってご飯少な目で頼んだ。

ご飯だけでなく、スープも一緒に出してくれた。
ご飯の上に菜っ葉ちらして一仕事加えてあるあたりもこだわりだ。
卓上にゴマと漬物があり、茶漬けはお好みでそれ加えて食うそうな。
言われるがままに食ってみると、実に美味い。
一度で二度美味い。
これはかなりのお得感。
しかも食い終わって会計しようとしたら、「口直しにどうぞ」とアイスクリームまで出してくれた。
完璧だろ。
接客も実に心地よいし、これは良い店だ。
評価:★★★★
味だけで言うなら3.5なんだけど、その他が行き届きまくっているので、俺の中ではかなり珍しい4をつけました。
今まで食ったカレーつけ麺の中で一番美味かったのは言うまでもなく、カレー麺系でもトップだし、つけ麺の中でもトップです。
ここのようにカレーの可能性をさらに広げてくれる店と出会えたのは、カレーヲタとして幸せ。
また行きたい。
カレー日記かつ二郎日記

渋谷「ラーメン凛」カレーチーズ+煮豚
以前にもここで紹介した事あるんだけど、その時は二郎日記として上げたので今回はカレー日記として紹介。
前回と微妙にメニュー違うし。
というわけで今回はカレーのみならずカレーチーズにしてみた。
チーズ感はあんまり無い。
麺に絡まってるのはわかるんだけど、これくらいだったら普通にカレーで煮卵トッピングの方がお得感ある。
値段一緒だし。
カレーは前回食った時よりちょっと少なかったかな。
それでも他のとこのカレー二郎よりはしっかりカレーだ。
相模大野には負けるけど、他のカレー二郎には勝ってる。
俺の知る限りでだけど。
評価:★★★
ただ二郎としてはちょっと高いんだよね。
カレーラーメンとしてもちょっと高いかな。
豚増さずに900円。
チーズつくと+100円。
ちなみにチーズつくのはカレーチーズのみで、他のしょうゆや味噌にはチーズつかない。
合わないんだろうね。
カレー日記
カレー日記
カレー日記
二回目の訪問。
ネパール料理屋。
前回は夜、今回は昼に行ってみた。
昼も夜もメニューは変わらず。
今回は前回気になっていたこれを頼んだ。

↑マスチウラセット(マトン)
チウラってのは干し飯。
炊いた米を叩いてつぶして乾かしたものらしい。
はじめて食ったんだけど、ライスフレークって感じ。
サクサクと香ばしく、なかなか美味い。
カレーとくっついている部分は少しふやけて、ほぼ米のようになるので、米の食感も楽しめるし、一度で二度美味しい。
カレーが美味いのは前回同様。
野生的な味。
もう一品。

↑ネパールセット
前回もこれ頼んだんだけど、今回はタルカリがゴーヤとエリンギのカレー炒め的なもの。
これが実に美味かった。
前回のタルカリはネパールではポピュラーだけど日本にはあんまり無い山菜のカレー炒めだったので、日替わりなようだ。
ダルのみデフォで、カレーは選べて、もう一品つくのも日替わり。
そして前回も今回も全部が美味い。
評価:★★★★
評価上げました。
相変わらずネパール系のお姉さん一人で切り盛りしてるんだけど、アットホームな接客も良いし、実に落ち着く店。
お姉さんが作ってるんだけど、男の料理って感じがする味なのよねw
でもそれが美味いんだ。
また行きます。
カレー日記

築地市場「カレーショップ 真寿舎」カレーグラタン(ビーフ)
場外市場の中のかなりわかりにくい場所にひっそりとあるカレー屋。
2年前くらいにできたらしい。
築地でカレーと言えば、既に閉店しちゃったけど山麓(店名変えて移転したらしい)が一番好きで、他は虎杖でカレーうどんとか、中栄、豊ちゃん…とにかく色々選択肢がある。
この店は今回初訪問。
とりあえず一番人気らしいカレーグラタンa.k.a.カレードリアa.k.a.焼きカレーをオーダー。
ビーフかシーフードか選べるらしい。もう1種類選べた気もするけど忘れたw
カウンターのみのとても小さな店で、キッチンも狭い。
そのせいか、オーダーしたら前のお客さんもカレーグラタンだったらしく「オーブンがひとつしかないもので少し時間かかるんですがよろしいですか?」とマスターのお爺さん。
とても腰の低い方だ。
もちろん問題無しという事で待つ。
思っていたよりは時間かからず、前の人のカレーグラタンが出てきた。
そして俺のにとりかかる。
ご飯にカレーをかけ、その上に茹で卵を乗せ、さらにたっぷりととろけるチーズをかける。
カレーが見えなくなるくらいにたっぷりぎっしりだ。
これはチーズ好きの俺には実に嬉しい。
それをオーブンで焼き、チーズが溶けたところで取り出し、さらに手持ちの火炎放射器wであぶって焦げ目をつかせる。
美味そう!
さらに色んな野菜のピクルスが付け合わせで乗る。
この手のカレー屋って、あんまりカレーが美味くない事が多いのでぶっちゃけ期待してなかった。
だから、そんなに美味く無いカレーでも美味くなる焼きカレーにしたんだけど、すみませんでしたw
カレーもちゃんと美味いよ。
スパイスがたってるわけではない家庭的なカレーなんだけど、素材の滋味がしっかり出てる感じ。
最初から具沢山で、そういう意味でも優しいカレー。
もともと美味いカレーが焼きカレーになったらもっと美味いわけで。
さらにこのつけあわせの色々野菜のピクルスが実に美味い。
酸味と塩気がどちらも控えめで、完璧なバランス。
これだけ沢山食いたいw
こってり焼きカレーがこのつけあわせでサッパリして、結構量あるんだけど最後までペロっと食えちゃう。
評価:★★★☆
店内に貼ってあった取材記事によると、マスターは元々白山で薬膳料理屋をやっていたらしい。
しかしカレーには薬膳の手法を完全に封印し、日本人が好きなカレーをいちから作ってるとか。
文字通り隠れた名店。
また行きます。