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カレー日記



代々木「アンコールワット」Aセット


アンコールワットと言えばカンボジアの有名な遺跡群ですが、その名の通りカンボジア料理のお店です。
日曜ランチでうかがいました。

Aセットはチキンココナッツカレーとクイティウというカンボジアの麺が一緒になったセット。
他にチキンサラダ、ゴマ団子、かぼちゃプリンもついて1280円でした。

チキンカレーはサラサラでありながらもオイリーな東南アジア味。
クメールカレー独特の甘みはそれほど強くなく、カンボジアカレーど真ん中の味ではなく、こちらオリジナルの味と言って良さそうです。
カンボジアでも色々とカレーを食べ歩いたのですが、このようなスタイルに近いものもありました。
しかしそれは少数派だったので、オリジナルな路線を行くお店なのでしょう。

クイティウはスープがさっぱりとしていて上品。
味が薄いわけではなく、上品にさっぱりとしていました。
例えるならベトナムのフォーに似ている料理なので、フォー好きな方には喜ばれるメニューかと思います。

味の好みからすると、僕の好みど真ん中では無かったのですが、店内の雰囲気が実にカンボジア的で、なんだかゆっくりと時間が流れているような気分になり、またカンボジアに行きたくなってしまいました。

評価:★★★

カレー日記

本郷三丁目「桃の実」


インド料理とフレンチの融合的、オリジナリティあふれる料理を出しているお店です。
こちらのシェフは若いのですが、カレー界では知る人ぞ知る有名人。
経歴だけ見ても実力の高さがうかがえます。

食べたものをまとめてみます。



うさぎのリエット


お通しです。
メニューにもありましたが、まさしくうさぎ肉のリエット。
しかしうさぎ独特の臭味はまるで無く、まろやかなリエットになっていて美味しかったです。




前菜の盛合せ


キャロットラべ、キノコのマリネ、サラミ各種、イカとゴーヤとグレープフルーツのマリネ、オリーブの5種類盛り。
どれも美味しいのですが、特にイカとゴーヤとグレープフルーツの組み合わせが絶妙で、爽やかな美味しさでした。
マリネでもそれぞれ味のつけ方が違うので似たり寄ったりにならず、どれを食べても美味しいのは流石です。




魚のバナナ葉包み焼き


スズキをスパイスで味付けてバナナの葉で包み、さらに焼き上げた南インド料理です。
これ、最高に美味しいです。
スズキは火の通り具合も完璧でホクホクかつ柔らか。
付け合わせの野菜までバッチリ。
これだけで実力の高さがわかる一品でした。




サグチキン


こんなサグチキン初めて見ましたw
フレンチの手法で作ったチキンのグリルに、サグのカレーソースがかかったもので、この店でしか味わえない絶品。
サグのカレーソースはあえての味濃いめ。
チキンにもほんのり香草の風味等がついているのですが、混ざって味が完成する計算されつくした味でした。
添えられたマッシュポテトも合いますし、あえてさらにほうれん草を添えているのも良いです。
凄いセンスですね。




ハイデラバーディラムビリヤニ


この日のビリヤニはラムだったのですが、これまた絶品!
写真ではわかりにくいですが、ご飯の下にラムカレーが敷かれていて、混ぜてから食べる感じです。
このラムが実に柔らかく、嫌な臭味ゼロでありつつラムの旨味はしっかりと出ていて、素材選びの目も確かな事がわかります。
もちろんカレーの味付けも程良く、ナッツ等も入って食感や味にも変化が出ており、最高のビリヤニに仕上がっていました。
今まで食べたビリヤニの中でもトップ5に入る美味しさです。




クルフィ


スパイス感しっかりなクルフィ。
これまた最高!


最初から最後まで何を食べても美味しかったです。
お酒はワインがメインですが色々とあり、お酒もすすむ料理ばかり。

スパイス感がガッツリというわけではなく、上品にスパイスが効いている方向性。
様々なアイディアとセンスの高さ、そして確かな実力によって生み出される独創的な料理の数々。

恐れ入りました。

今回二人で行き、お酒はほとんど飲んでない状態でお会計は10000円ちょっとだったので、全体的にお値段が安くはないのですが、味は最高ですし、接客も丁寧だったので、高めの値段設定でも十分満足できます。
お店は広くないので予約必須。
また予約して行き、他の料理も色々と食べてみたいです。

評価:★★★★☆

カレー日記



新宿「嵯峨谷」カレー南蛮そば+かき揚げ


浜松町、新宿、渋谷、池袋…と、都内各地に数店舗展開している蕎麦のチェーン店です。
こちらは新宿エリアでは二店目となる歌舞伎町店。

廉価の割に味も良く、コスパの高さが特徴のお店です。

カレーライスもあればカレー蕎麦もあります。

カレー蕎麦は普通のかけそばに、カレーライスのカレーがかかっているものなんですが、これが意外と美味しいんです。
そばつゆは色濃い目の東京スタイル。
蕎麦の香りもチェーン店にしてはしっかりと立っています。

かき揚げも頼んだのですが、ちゃんと揚げたてなのが嬉しいですね。

ちなみにこちら、冷麦もあるんですが、これまた値段の割にはかなり美味しいんです。
そんじょそこらのそばチェーン店とは比べ物にならないクオリティ。
蕎麦チェーン店の中では一番好きです。

評価:★★★☆

カレー日記



荻窪「トマト」ビーフタンカレー+季節の野菜+チーズ




白桃のシャーベット


宇宙で一番好きな食べ物です。
それ以外にはもう言う事ないです。
最高です\(^o^)/

評価:★★★★★+α

カレー日記



埼玉 西川口「クルアクンペ」グリーンカレー


西川口の男性がわくわくしない方面の出口の線路沿いにあるタイ料理店です。

OPENと書いてあったので入ってみたらまだ準備中。
よくよく店の外見ると確かに6時オープンと書いてありました。
その時時間は5時半すぎ。

しかし店員さんは「カンタンなモノならデキマス。ソウメンOK?」と。
ありがたいのですが、そうめん気分ではなくカレー気分でして。
「カレーが食べたいんです」と伝えると、「カレーまだ準備時間カカッチャウ」と。

タイカレー気分だったので西川口駅近辺をふらふらして戻ってきました。

グリーンカレーとレッドカレー、プーパッポンカリーなんかもありましたが、おすすめを聞くとグリーンカレーという事でそちらに。
「辛いけどダイジョブ?」と言われたので、「辛いの好きです。タイのローカルテイストでお願いします!」と。

ここから待つ事約20分。お客さんは僕以外にはいませんでした。
マイペースにちゃんと一から作っているという事でしょう。

まずカレーが出てきたのですが、ライスが出てきません。
厨房見るに「もうちょっと待ってて」ジェスチャーがw

そこから5分程待ってやっとこさ出てきました。
カレーが冷めてしまっているかな?と思いきや、むしろちょうど良い塩梅になっていました。

カレーはチキンと茄子と筍のシンプルなグリーンカレー。
甘さが強めですが、タイスタイルでお願いしたのもあってか、辛さもしっかりあり、美味しかったです。
タイ料理の美味しいお店には高級レストラン系の美味しさと屋台系の美味しさとに分かれるのですが、こちらはその中間くらいの感覚。

タイの食堂の味という雰囲気でした。

お値段1300円。
支払いしようとしたら小銭が200円しかなかったので2000円を出したら、「マタセチャッタから1200円でイイデス。サービスね!」と。

なんだか嬉しいですね。
空気感含め、実にタイ的な、ほっこりするお店でした。

評価:★★★☆

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高田馬場「たんちょう」スペシャルカレースパ


北海道は釧路のご当地グルメ鉄板スパゲティのお店です。
ご当地グルメっていうのは半ば捏造的なものもあったりするので、釧路が地元の友人に聞いてみた所、「釧路の老舗の洋食屋の看板メニューで、ご当地グルメ、B級グルメブームで無理やり祭り上げられた感がある。」との事。
それでも地元の人なら一度は食べた事のあるであろう認知度らしいので、捏造ではないですねw

蛇足ですが、鉄板スパゲティよりもクロレラ蕎麦の方が身近なんだそうで。
クロレラ蕎麦って何ぞ??

閑話休題。
とにかく熱々の鉄板の上に乗ったスパゲティなんです。
アルデンテを望む方には不向きな、男のスパゲティと言えましょう。

名物はかつミートという、ミートソースの上にとんかつが乗ったものだそうで、完全無欠のB級グルメですね。
このソースが他にカレーもあるという事で入ってみました。

全部乗せ的なスペシャルスパ。
ソースがミートかカレーか選べます。
もちろんカレーで。

麺の量も200~500gまで選べるのがやはりB級らしくで良いです。
値段は変わります。
通常の並300gでお願いしました。

唐揚げ、赤ウインナー、イカリング、コロッケ、ゆで卵、そしてカレー。
鉄板の上なので熱々の麺に熱々のカレー、その上に揚げたて熱々のトッピング。

軽く火傷しましたw

味もB級ですが値段もB級なので問題ありませんw
これだけ色々乗って880円なので、カレースタンドの全部乗せと思えば安いものですね。
スープもついてきますし。

こういうの、嫌いじゃないですよ。

評価:★★☆

カレー日記



有楽町「新角」カレーそば


有楽町駅の国際フォーラム口を出てすぐ近くのガード下にある立ち食いそばのお店です。
うどんそば、カレー、ラーメンと書いてあったので入ってみました。

見た目非常に渋い感じの、昔ながらの立ち食いそば屋です。
殺風景な店内。
店員さんもお客さんも、おっさん率100%(もちろん僕含めてですw)

正直、まったく味に対しては期待せずにカレーそば460円の食券を購入し、店員さんに渡しました。

立ち食いらしくものの2~3分でできあがり。

見た目も普通ですが、食べてみると意外にも美味しいじゃないですか。
いや、普通に美味しいレベルなんですが、この手のお店は普通に美味しくないお店が少なくない中、ここはちゃんと普通に美味しいんです。

つゆは色濃くて東京味ながら、しょっぱすぎずに出汁の香りもちゃんとします。
カレーもよくあるカレーライスのカレーをかけただけなんですが、不思議とこのそばに合うんですね。

期待ゼロで入れば意外な美味しさのお店だと思います。
と言っても、それを聞いて期待して行っちゃうとそれほどでもないかなとも思うので、そのあたりはお気をつけてw

いずれにしてもこの場所で長年続いているという事が、ある程度以上のクオリティである事の何よりの証明だと思います。

余談ですが隣の人が食べていたラーメンも美味しそうでした。
券売機には無かったのですが、カレーラーメンとかあったらまた食べたいなと思うので、店員さんには是非新メニューとして券売機にカレーラーメンのボタンを増やして欲しいです。

評価:★★★

カレー日記



西早稲田「タンヨージン」ポークカレー


実の里があった場所に新しくできたというか、ほぼそのままで名前だけ変わったミャンマー料理のお店です。
メニューもほぼ同じですが、カレーに関して言えばカレーメニューは増えていました。

実の里との差は如何に?と思いつつ、以前実の里でも食べたポークカレーを食べました。

ルックスはかなり似ています。
しかし食べてみると以前ほど重くありません。
量も前より少し少な目な印象。

味はミャンマーカレーの王道の味ではなく、ガピの風味が活きたオリジナルなカレーです。
どことなく中華料理の影響を感じるのは以前と同じですが、全体的にどこか違う印象でした。

塩味、辛味がミャンマー料理の平均より少し強めではあるのでそのあたり好みが分かれるかもしれませんが、サラダもスープもついて700円というのは相変わらず安くて良いですね。

評価:★★★

カレー日記



大門「スターオブインディア」本格ターリーセット


大門駅A5出口出たらもう目の前にあります。
看板では南インドを謳っていたので入ってみたのですが、メニュー見るとどうにも南らしくありません。

ランチタイムの訪問でしたが、普通にカレーセットが色々。
その中で本格ターリ-セットというのがあり、こちらがスパイスもしっかり使っているもののようだったので、これにしてみました。

カレーはセレクトできず、骨付きチキンカレーと南インド野菜カレーとありました。

他にタンドリーチキン、シークケバブ、サラダ、ヨーグルト、ナン、そしてジーラライスがつくのが面白いですね。

まず最初に出てきたのはチキンスープ。
ネパール系のお店に行くとよく出てくる中華っぽくもあるとろみのあるスープです。
味はいたって普通。
ますます南インドじゃない気がしてきました(^^;)

少し嫌な感じがしつつ、メインのターリー。
食べてみると、やはり南インドではないし、チキンも骨付きではなかったのですが、味は悪くないので一安心。

サラダがコールスローだったりと、本当に全体的に何を目指しているのかがよくわからないのですが、それで「南インド」と言ってしまうのはどうかと思うんです。

味は悪くないんですよ。
スパイス感も程良くありましたし、素材の味もちゃんとそれぞれに出ていてバランスは良いんです。
南インドと言ってしまっている事によって混乱する人がいるのは間違いないでしょうね。

大門にいる一般的な方にはその差もわからないのかもしれませんが、最近では北の南の差がわかってきた人も少なからずいるので、普通にインドカレーとだけ書いておけば悪くないお店だと思いました。

評価:★★★

カレー日記



自由が丘「バンコクキッチン」ランチビュッフェ


銀座や新宿等に展開しているタイ料理のチェーン店です。
バンコクキッチン。
わかりやすい店名ですね。
東京厨房みたいなもんですね。

こちらのバンコクキッチンさんの売りはランチビュッフェ。
自由が丘エリアでも人気が高いんだとか。

行ってみました。
平日ランチでも1550円と高めの値段設定ながら、料理の種類も多く、また、味のクオリティもなかなか高いです。

カレーもグリーンカレーのみならずタレ-パッポンカリーもあり、どちらもビュッフェのクオリティとしてはもちろん、ランチのクオリティから考えても高いですし、ディナーで出てきても文句の無いレベルでした。

方向性は屋台味ではなくタイのホテルレストラン的な味なので、そのあたりが好み別れる所かもしれませんが、個人的には1550円でも満足のいくランチビュッフェでした。

自由が丘はセレブ的なイメージもある街なので、その中において人気があるのも頷けますね。

評価:★★★☆
プロフィール

AKINO LEE

Author:AKINO LEE
ミュージシャン、ヴォイストレーナー、アイドルプロデューサー、作詞家、作曲家、振付師、ライター、俳優、イベントオーガナイザー等、様々な分野で精力的に活動中のアーティストAKINO LEEの公式Blog。

2006年11月より、一日最低一食以上カレーを食べる「毎日カレー生活」を開始。
いつしか毎食カレー生活となり、現在も継続中。

基本的に本ブログは、カレーの事ばかりです。
が、稀に別の事も書きます。

基本的にカレーの種類でカテゴリ分けしていますが、場所で調べたい場合は、左下にある検索窓で駅名を入れてください。
そうすると、カテゴリの名前と、その右に「カレー日記」と出てきますので、その「カレー日記」をクリックしてくれれば関連するカレー屋が出てくるはずです。

基本的に自分の為のカレー備忘録なので、コメントやトラックバックはつけられない設定ですし、カレーブログを専門的にやってらっしゃる方に比べると内容が薄いですが、カレー屋探ししている方の参考に多少なりともなれれば幸いと思い、更新していく所存です。

基本的に一度食べたカレーを再度重複して上げる事はありません。
しかしあまりに美味かった場合や、一度アップした事を忘れている場合はその限りではありません。
という訳で毎日カレーを食べている割には更新が毎日ではないのですが、俺が毎日どんなカレーを食べているのか興味あるという方は、ツイッターの方をフォローしていただければ、そちらで「本日のカレー」として食べたカレーを全てアップしております。

@lee_otokage

基本的にこちらのブログはカレー生活の途中からつけはじめたもので、以前書いていたブログは諸事情あり消えてしまっています。
カレー生活始めだしてからのカレーについてはmixiの方に全てまとめてありますので気になる方はそちらもどうぞ。

mixi ID 142205

基本的に…という言葉を文章の頭につける事が多い人間には、詐欺師が多いと某著名人に言われた事があります(^^;)

基本的に詐欺師みたいなもんですが、カレーに関しては正直です。
よろしくお願いいたします!

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