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カレー日記



渋谷「パク森」パク森やさい


一時代を築いた有名カレー店ですが、市ヶ谷の本店が閉店してしまい、残ったのはこちらのみ。
パク森が流行った当時はまだフルーティーなカレーというのが一般的ではなかったんですよね。
当時のカレー界においては確かに衝撃的であり、確実に美味しいお店だったのですが、チェーン展開による弊害で、評判も落ちてしまいました。

チェーン展開するとどうしても接客にムラができてしまいますし、また、同じカレーを使っていても温度等の差で印象も変わりますから。
特に昔の渋谷店は接客もあまりよろしいとは思えないお店で、市ヶ谷本店は好きだけど渋谷はちょっと…と個人的にも思っておりました。

しかし現在はここだけとなった事もあり、接客も問題なく、市ヶ谷とお店の雰囲気こそ違いますが、ここに残してくれて良かったなと思えました。

看板メニューのパク森カレーはドライカレーにルーをかけたダブルカレー。
フルーツや野菜がしっかり溶け込んでいて美味しいです。
これに野菜をトッピングしました。

野菜はブロッコリー、カリフラワー、じゃがいも、にんじん、オクラの素揚げ。
少々揚げすぎかなとも思いましたが、よりヘルシー感は高まるので良いですね。

個人的にパク森で一番好きな牛タンカレーもちゃんとありますし、この調子でこの先何年も何十年も、ここで頑張って欲しいなと思います。
なんだかんだ言って、やっぱり好きなんですパク森。

評価:★★★

カレー日記



渋谷「カフェポカラ」カレープレート(インゲンとじゃがいも、バターチキン)


渋谷のど真ん中、東急ハンズ近くにあるネパール料理のカフェです。
店内は実に渋谷的。テラス席なんかもあって、とてもネパール料理のお店には見えません。

しかしメニューは確かにネパール料理というか、インドネパール系のカレーが中心です。

ランチタイムにカレー2種を選べるカレープレートをいただきました。
さらさらスープタイプ2種類から1種、とろとろ濃厚タイプ2種類から1種セレクトというスタイルです。
スープタイプはいんげんとじゃがいも、濃厚はバターチキンにしました。
ちなみに他はスープがチキン、濃厚はキノコとパニールだったと思います。

出てきたプレートにはカレー2種のみならず、ダルスープ、チキンティッカ、アルアチャールも乗っていました。
これでサラダもついて1000円ならお得ですね。

ライスとナン、どちらもつくのですが、これ、ライスだけならちょっとしたダルバート風です。
サグが足りないですが、ダルスープが良い意味でカフェ的で美味しく、満足できました。

渋谷のカフェというと正直、味のレベルが低いのに値段はそれなりにするというお店が少なくない中、こちらは値段に見合った味であり、店員さんのサービスも渋谷的ではなく好印象でした。

使い勝手の良さそうなお店なので、また行ってみたいと思います。

評価:★★★☆

カレー日記



錦糸町「サティ」ダルバート




スペシャルモモ


ラリグラスのあった場所がサティに変わっていました。
ディナータイムに訪問。

メニューを見ると300円からのおつまみメニュー等も充実しており、よくあるインドネパール系+創作おつまみというスタイルのお店です。

メニューにダルバートは無かったのですが、試しにできるかどうか聞いてみると、ランチメニューにダルバートがあるらしく、作ってくれました。
せっかくなのでモモも一緒に注文。

ダルバートはタルカリとダルスープではなく、マトンカレーとダルカレーでしたが、ダルカレーが少しスープ寄りの味付けであったり、アチャールやサグなんかもちゃんとついているので、ダルバート感はそれなりにありました。
サラダもドリンクもデザートもついて1000円程度なのでかなりお得です。
ランチメニューを夜出してくれるサービスも嬉しいですね。

モモはチキンとマトンの挽肉と野菜のモモでした。
味も悪くないです。

店員さんと色々と話してみると、どうやらラリグラスからサティに名前が変わり、メニューも多少リニューアルしただけで、店員さんは皆さん一緒との事。

それでも以前行ったラリグラスより良いと感じたのはやはりダルバート効果でしょうか。
カレー自体の味はごくごく普通レベルでしたが、ダルバートというスタイルになると美味しく感じたりするもんですね。
アチャールやサグと混ぜながら食べると味に深みが出てくるからかもしれません。

評価:★★★

カレー日記



茨城 羽鳥「パン工房ぶれっど」カレーパン


駅で言えば石岡と羽鳥の間くらい。というか、石岡と羽鳥とこの店で三角形を描くような位置です。
羽鳥の方が少し近いですが、それでも歩いて行くのはおすすめできない距離であり、車じゃないと行くのは難しい場所だと思います。

このエリアは田園風景が広がる農業地帯なのですが、その中においてこちらのパン屋さんは少し洒落ている雰囲気。
パンも一工夫してあるのが好印象。

例えばカレーパン。
パン生地にターメリックが練りこんであったり、カレーだけでなく福神漬けが一緒に入っていたりして、それがちゃんと味に活きているのが良いじゃないですか。

他の調理パンも一工夫してあるのがそれぞれあり、都内の住宅地にこのパン屋さんがあったとしても、ちゃんと人気が出そうな味だと思います。

素朴で美味しい調理パン。
わざわざ遠くから買いに行く程では無いかもしれませんが、この付近に行ったなら立ち寄っても損は無いかと思います。
と言ってもこの付近に行く用事が普通は無いと思いますが(^^;)

評価:★★★

カレー日記



茨城 石岡「福々食堂」メンチカツカレーライス


茨城県石岡市。
特に何があるわけでもない田舎町です。
隣の羽鳥駅に比べれば駅前のお店の数もそれなりにありますが、それでも数は限られてきます。

こちらは文字通り駅前にある食堂。
ラーメンを中心に、炒めものやカレー等もあります。

カレーは680円。
カツカレーが980円。
卓上メニューには書いてなかったのですが、壁貼りメニューにメンチカツカレーもあり、こちらは何故か700円という謎な価格設定でしたw

カレーと20円しか違わないのは間違いなのか、それともサービスなのか。

他にインドラーメンという気になるメニューもあったのですが、こちらはカレーラーメンではなく、醤油ラーメンの激辛バージョンという事だったので、カレー関係で一番お得と思われるメンチカレーを注文しました。

外の太陽光を利用した店内は、薄明るいというか薄暗いというか微妙な所ですが、地方の食堂としての雰囲気は十分です。
東京出身の僕としては、「あぁ、田舎にきたんだなぁ」という気分になれます。もちろん悪い意味ではなくて良い意味で。

暫く待って出てきたメンチカレー。
ごくごく普通の日本のカレーライスです。
メンチもごくごく普通ですが、ちゃんと揚げたてだったのが嬉しいです。
そしてカレーにしめじが入っていたのも何だか嬉しい。

味に期待して入ると違うかもしれませんが、こういう街の、こういう駅前にある、こういう食堂としてのクオリティは十分であり、そういうものを期待するなら間違いない雰囲気でした。

評価:★★☆

カレー日記



祖師ヶ谷大蔵「ベンガリバタス」ビーフマサラ、チャパティ


元コルカタです。
ベンガリバタスと名前を変えてリニューアルしたようですが、コルカタ系列のままなので、名前を変えて方向性も他と差をつけようとしているのかもしれません。
店名のとおり、ベンガル料理中心のラインナップにしたのかと思いきや、確かにベンガル的なものもありますが全体的に見るとベンガル一色でもないようです。

前面に押し出しているのはトルカリ。
結局はカレーの事なんですが、言い方変えただけでも雰囲気や印象変わったりしますからね。
例えば海鮮のトルカリはミックスシーフードですし、マトンとホウレン草のトルカリはゴシュトパラックと書いてあり、やはり結局はカレーなんです。
しかしただカレーと書くのではなく、トルカリと書いて他と差別化を図るという点においては、印象が変わる分、成功しているかもしれません。

僕が頼んだのはトルカリではなく、季節限定メニューのビーフマサラ。
これも珍しいメニューです。
インドカレーでは牛肉は絶対に食べないと思われていますが、実はそうでもありません。
宗教が違ったり、地域によっては牛肉も豚肉も食べます。確かに少数派ではありますが、全く無いという事ではありません。

言ってみればマトンマサラのマトンが牛肉に変わっただけのものでしたが、牛肉だからこその独特の旨味があり、カレー自体も平均点よりは確実に上の美味しさであり、満足度は高いです。
合わせたチャパティもしっかり全粒粉の風味が活きたシンプルで素朴な美味しさでした。

というわけで、なかなかの満足度だったのですが、どうせならもっとマニアックなベンガル料理も食べられるようにして欲しいですね。

評価:★★★☆

カレー日記



曙橋「オフビート」南インドのフィッシュカレー




チキンビリヤニ




アイスクリームwithシェリー


曙橋駅から徒歩3分程度の場所にあるバーです。
シェリー酒とインド料理を中心とした実に個性的なラインナップ。

シェリーは辛口のフィノを頼み、色々と食べてみました。

まずは南インドのフィッシュカレー。
ミニサイズで580円。
食べてみれば確かにマラバーリ的な味付け。
酸味が活きていてサッパリしたマラバーリという感じでしょうか。
王道を踏襲しながらも個性を出している味ですが、使っている魚がまた実に個性的。
なんと、サメなんです。
モウカザメという種類で、食感、味的にはカジキマグロに似ているんですが、噛みごたえに差があります。
より筋肉的と言いますか、だからと言って固いわけでもなく、しっかりと煮込んだからこそでしょうね。
面白いし美味しいです。

そしてチキンビリヤニ。
こちらのビリヤニはやはりミニサイズというかハーフサイズ的な量で620円だったかな。
サッパリ系のビリヤニで、他のカレーやおかずと合わせてもいけると思います。

この2つを食べてちょうど腹八分目くらいの量ですね。

最後にデザートを。
アイスクリームにシェリーをかけたものをいただきました。
これにかかっているシェリーはペドロヒメネスという、キャラメルのような濃厚な甘味のシェリーで、バニラアイスと良く合っていました。
これまた面白く、美味しいです。

インド料理のみならず他にタイ料理や、その他創作料理も色々あり、他の料理も食べ比べてみたい美味しさでした。
店員さんも如才無く、押しすぎず引きすぎない程良い接客で好印象。

次回は友人を連れて彼是食べ比べ、飲み比べてみたいと思います。
おすすめのお店です。

評価:★★★☆

カレー日記



池袋「火星カレー」馬鹿カレー(馬カレー+鹿)


池袋西口に面白いカレー屋ができました。
その名も火星カレー。
看板には萌え系キャラ。

何とも不思議な雰囲気です。
夕方17時すぎに行ったのですが、看板には「ランチのカレー売り切れました。夜は17時ごろから再開します。」と書かれていました。
「ごろ」というのはどの程度までそれを指すんだろうなどと考えながら一応店頭で待つ事にしました。
すると15分くらいになって店員さんが看板出しに出てきました。
萌え系のコスプレなんかしたら似合いそうな可愛らしいお嬢さんです。

店内に入ってみると厨房にはマスターらしき男性。
「食券をご購入ください」と言われて食券制だった事に気づきました。

券売機見てみると、基本の火星カレーに様々な肉や野菜をトッピングするシステムの様子。
肉もオーソドックスな鶏、豚、牛から、羊、さらには馬、鹿なんてものまでありました。
これは珍しいですね。
しかもそれぞれの肉に合わせた調理法で仕込んでいる様子。
面白いです。

馬カレーも鹿カレーもたまーに見かける事があります。
どちらも意外とカレーに合うんです。

というわけで、どうせなら馬も鹿も一緒にしちゃえって事で、馬カレーに鹿トッピングで、馬鹿カレーにしてみました\(^o^)/
カレー馬鹿が馬鹿カレーを食べたという話です\(^o^)/
もはや共食いみたいなもんです\(^o^)/

カレーの辛さと量を選べるという事だったので、辛口、量は普通よりちょっと少な目でお願いしました。

食べてみれば確かに美味しい。
鹿は味わい深く煮込まれており、柔らかくてスパイシーなカレーと合います。
反面馬の方はシードルと一緒にサッパリと煮込まれており、鹿との差がまた面白く、やはりカレーと合うんです。

カレーは野菜をたっぷり使ったドライタイプで、他にありそうでいて、では何と似てると問われるとすぐに思い浮かばないので、しっかり個性を持っていると言えましょう。

濃厚な鹿、さっぱりな馬がそれぞれカレーと合わさって、非常に面白く、美味しい味となっていました。
この調子なら他のカレーも美味しいだろう事が想像できます。

お値段も馬カレー980円に鹿トッピング300円で1280円。
大盛りも無料サービスという事なので、そう考えればお得な価格設定です。

面白いスタイルなので気に入りました。
また行って他のカレーも食べてみたいと思います。

あと、ちょっとしたサラダがあれば良いのになと思った事も一応つけ加えておきます。

評価:★★★☆

カレー日記



秋葉原「ラホール 秋葉原店」日替りカレー(メンチ、唐揚げ)


秋葉原界隈を中心に、東京の東エリアで展開しているカレーと洋食のチェーン店です。
秋葉原には末広町の方に一店舗、そして昭和通り口のやはり末広町に近づく方にももう一店舗あり、こちらは昭和通りの方のお店です。

店内はこちらの方が広いです。

日替りカレーにしてみました。
メンチと唐揚げトッピング、コールスローか豚汁選べて800円です。

普通にメンチカレーや唐揚げカレーだと750円とかするので、お得ですね。

カレールーはインドか日本か選べるのでインドで。
コールスローでお願いしました。

結局この日替りカレーがこの店で一番頼む回数多いような気がします。
そしてメンチ唐揚げ率も高い気がしますよ。

カレーはデリーのカレーっぽいんです。
辛さ増やしてブラックカレーにもできるんですが、そうすると余計にデリーのカシミール的になってきます。
インドはそこまで辛くないので、やはりデリーのインドに近い方向性。
それと、洋食のカレーの間くらいの雰囲気で、個人的に結構好きです。

野菜も具に入っているのがまた嬉しいですね。

というわけで、たまに行きたくなるチェーン店です。

評価:★★★

カレー日記



祐天寺「タージクティ」マトンティッカタワ、サフランライス


祐天寺駅近くのインド料理店です。
初訪問だったのでセットを頼もうかと思ったのですが、単品メニューでなかなか面白いメニューがちらほらとあり、気になったのでその中からマトンティッカタワという料理を頼んでみました。
マトンとは羊肉、ティッカは「小さく切った」というような意味であり、タワはインドのフライパン的なもの。
つまりは小さく切ったマトンをフライパンで調理したものというような意味でしょうか。
主食はご飯気分だったのでサフランライスを頼み、待ちました。

結構待ちました(^^;)

マイペースなインド料理店のディナータイムにはよくある事ですが、これも一からちゃんと作っている証拠とも言えます。
実際厨房からは野菜を切る音から聞こえてきてたので、文字通り一からですね。

かなり待って出てきたマトンティッカタワ、ほぼ想像通りドライタイプのマトンカレーです。
マトン、玉ねぎ、ピーマンが主な具で、マトンドピアザに近いですが、ニンニクががっつり入っているのが特徴でしょうか。

食べてみればやはりニンニクのきいたマトンドピアザというような感じで美味しいです。
サフランライスはちょっと油っぽさがあったのが気になりましたが、食べてみれば脂っこいわけではなく、ターメリックのみならずちゃんとサフランも使っていたのでOKです。

値段は合わせて1450円。
このエリアとしてはこれくらいの値段がするのは仕方ないでしょうかね。

レジ打ちにも妙に時間かかっていたので、何かとマイペースなんだと思いますが、味は悪くなかったです。

評価:★★★
プロフィール

AKINO LEE

Author:AKINO LEE
ミュージシャン、ヴォイストレーナー、アイドルプロデューサー、作詞家、作曲家、振付師、ライター、俳優、イベントオーガナイザー等、様々な分野で精力的に活動中のアーティストAKINO LEEの公式Blog。

2006年11月より、一日最低一食以上カレーを食べる「毎日カレー生活」を開始。
いつしか毎食カレー生活となり、現在も継続中。

基本的に本ブログは、カレーの事ばかりです。
が、稀に別の事も書きます。

基本的にカレーの種類でカテゴリ分けしていますが、場所で調べたい場合は、左下にある検索窓で駅名を入れてください。
そうすると、カテゴリの名前と、その右に「カレー日記」と出てきますので、その「カレー日記」をクリックしてくれれば関連するカレー屋が出てくるはずです。

基本的に自分の為のカレー備忘録なので、コメントやトラックバックはつけられない設定ですし、カレーブログを専門的にやってらっしゃる方に比べると内容が薄いですが、カレー屋探ししている方の参考に多少なりともなれれば幸いと思い、更新していく所存です。

基本的に一度食べたカレーを再度重複して上げる事はありません。
しかしあまりに美味かった場合や、一度アップした事を忘れている場合はその限りではありません。
という訳で毎日カレーを食べている割には更新が毎日ではないのですが、俺が毎日どんなカレーを食べているのか興味あるという方は、ツイッターの方をフォローしていただければ、そちらで「本日のカレー」として食べたカレーを全てアップしております。

@lee_otokage

基本的にこちらのブログはカレー生活の途中からつけはじめたもので、以前書いていたブログは諸事情あり消えてしまっています。
カレー生活始めだしてからのカレーについてはmixiの方に全てまとめてありますので気になる方はそちらもどうぞ。

mixi ID 142205

基本的に…という言葉を文章の頭につける事が多い人間には、詐欺師が多いと某著名人に言われた事があります(^^;)

基本的に詐欺師みたいなもんですが、カレーに関しては正直です。
よろしくお願いいたします!

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