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カレー日記



福岡 苅田「アオゾラヤ」カレークロワッサン


お土産でいただきました。
変わりクロワッサンのお店だそうで。
カフェ営業もしていて焼きカレーなんかもあると。

そんなお店のカレークロワッサン。
これは期待できます。

写真ではわかりにくいかもしれませんが、クロワッサンの真ん中に切れ込みを入れ、そこにカレールーがサンドされています。
コッペパンのクロワッサンバージョンとでもいいましょうか、このようなスタイルは初めてです。

食べてみれば冷めていても美味しいカレー。
クロワッサンのバターの風味もしつこすぎずにカレーと合っていて、これは是非できたてで食べてみたいと思う美味しさでした。
カレーがたっぷりなのも非常に嬉しいです。

なかなか行く機会の無いエリアですが、もし行くことになったらこちらのお店にも寄ってみたいですね。

評価:★★★☆

カレー日記


中野「トンホム」ゲーンパー


中野駅近くにあるレンガ坂。
いつの間にこんなお洒落になったのでしょう。

僕がかつてこのエリアに住んでいた頃は、ここまでお洒落じゃなかったのに、今やお洒落飲食店が立ち並ぶデートスポットみたいになっています。
そんなレンガ坂のてっぺんにタイ料理屋があったので入ってみました。

お洒落エリアでありつつ、こちらのお店はタイ人によるタイ料理店のよくある雰囲気で、僕のような人間にはこういう方が落ち着きます。
オーナーが日本人なのかもしれないと感じる雰囲気は少しありましたが、店内スタッフさんは全てタイ人の様子でした。

カレーメニューも豊富。
カレー炒めのコーナーなんてのもあり、色々なものが食べられます。
ゲーンオムやゲーンパーも。

ガツンと辛いものを食べたい気分だったのでゲーンパーをお願いしました。

鶏肉と野菜とハーブがたっぷり入った、ココナッツミルク不使用のタイカレーです。
つまり、辛いんです。
グリーンカレーやレッドカレーはココナッツミルクを使っているので甘辛い味ですが、ゲーンパーはその甘さも辛さに変わり、辛辛いといってもよい味。

こちらのゲーンパーも遠慮ない辛さで良いです。
鶏肉、筍、フクロタケがメインの具。
バイマックルーも沢山入っているのですが、細かく切ってあるのか、それごと食べられちゃうのがまた良いですね。

ライスと合わせても1200円ほど。
値段的にも悪くないです。

このエリアにおいて、この味を守って欲しいお店でした。

評価:★★★☆

カレー日記


学芸大学「雑伽屋」スパイシーカレーセット


セットのアイスコーヒー


小さなチーズケーキ


学芸大学駅東口を出て南方面に線路沿いを歩いていくと存在する、昔ながらの喫茶店です。
レトロな外観、そして内観。店員さんも女性なのですが実に渋いです。
食事はサンドイッチなどはメインですが、カレーもあります。

トーストとチキンカレーとサラダとコーヒーがつく、スパイシーカレーセットをお願いしました。
カレーは手羽先とじゃがいもとにんじんのカレー。
それでいて小麦粉と油の多い日本的ルーとは違い、玉ねぎベースのサラサラ系なのがまず面白いです。
味もなかなかに独特なさっぱり系。
もしこれをライスで食べたのなら少し物足りない味かもしれません。
しかしこちらのトーストと一緒に食べると、これが合うんです。

そのトーストがまず完璧な焼き方。
ほんのりカリっとしており、パンはふわっと。
塗ってあるバターの量も多すぎず少なすぎない絶妙のバランス。

だからこそこのさっぱりカレーに合うんですね。
ほんのりバタートーストと合わせて食べるのがベストなカレーといえるでしょう。

食後のコーヒー飲んだらこれがまた美味しくて。

この美味しさならきっと他のものも美味しいだろうと、デザートにチーズケーキを注文。

するとこれがまた最高。
小さなチーズケーキという名のとおり、実に小さいです。
おちょこ的な器に入ったチーズケーキ。その上にチーズケーキとほぼ同量の生クリーム。その上にレーズン一粒、そしてラムがかけられていて、このバランスが絶妙なんです。

僕は基本的にスウィーツの生クリームがあまり得意ではないのですが、こちらの生クリームは甘すぎないのが良く、チーズケーキにも合い、ラムがかかっているのがまた良くて、カレーにしろチーズケーキにしろ、センスが良いなと感じました。

店内も実に個人的趣味に近い古本が色々と置いてあったり、BGMも大好きなアーティストの曲がずっとかかっていて、時間を忘れそうになるお店でした。
休日にゆっくりとしたいですね。

評価:★★★☆

カレー日記


学芸大学「ソンクラン」グリーンカレー


学芸大学駅近くにあるタイ料理店です。
目印は涅槃仏の絵。
エリアもエリアですし、可愛らしい絵なので、日本人向けのお洒落タイ料理屋かなと思いつつとりあえず入ってみました。

ランチタイムにグリーンカレーを注文。
850円なのでカレーとライスのみかと思いきや、サラダとデザートまでついてきました。

まずサラダ、ドレッシングは自家製。タイ的な味なのはアレとアレを混ぜたのかなぁ。
このドレッシング、好きなんですよね。
マカロニも入っているのが独特ですが、量も程良くて美味しかったです。

そしてメインのグリーンカレー。
しっかり辛く、しっかり香る、タイ本国の味。
ここまで本格的なゲーンキョウワンとは思っておらず、面食らいました。
これはなかなかの美味しさですよ。

デザートのタピオカココナッツミルクは、氷が入っており、それによって味が少し薄まってしまっていましたが、それでもこれがつくのは嬉しいです。

味も値段も雰囲気もバランスの良いお店でした。

評価:★★★☆

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御成門「タカリバンチャ」スペシャルタカリターリー


カジャセット


モモ


大森にあるネパール料理の名店タカリバンチャが新橋エリアに支店を出しました。
場所はマンダラの隣。
目の前にもインドネパール系のお店がありますし、このエリアは一気にカレーエリアとなりました。

今回食べたのはスペシャルタカリターリー、つまりダルバートと、カジャセット、モモです。

ダルバートは大森で食べた味と遜色のない美味しさ。
ククラコマス、カシコマス、ダル、バート、ゴルベラアチャール、アルアチャール、サグ、さらにサラダとパパドがついて2000円。
ダルバートとしては高いです。
しかし、この値段に見合うくらいの美味しさなのだから凄いです。

カジャセットはバトマスサデコやスクティなどがメイン。
こちらの特色はチウラが実に美味しいということ。
チウラとは干した米をつぶした、ライスフレークというようなものなんですが、普通はそれだけ単体で食べてもそれほど美味しいものではありません。
しかしこちらのチウラは単体で食べても美味しいんです。
流石です。

モモも王道で無難な美味しさ。

大満足の本格的ネパール料理ですね。
今回は友人の「ネパール系のスパイシーで美味しいカレーが食べたい」というオーダーに合わせてこちらを選んだのですが、その友人、「何これ? 食べた事ないものばっかり!」と言っていました。

聞けばよくあるタイプのインドネパール系のお店に好きなお店がいくつかあるということらしく。
そういう人、少なからずいるんでしょうね。
その友人もここの料理を食べたら、えらく感激しながら「今まで食べていたあれはなんだったんだろう?」と言っていましたw

本物のネパール料理を知りたい方、是非こちらへ!

評価:★★★★

カレー日記


三越前「大もり」和風カレーライス+ヒレカツ


これだけ好き嫌いはっきり分かれるであろうカレーも他にないのではないでしょうか。
最寄り駅は三越前。
カレー屋でいえばフジヤの向かいの通りにある居酒屋大もり。
こちらのランチメニューである和風カレーライスのことです。

僕は毎日カレーを食べ続けており、今までに食べたカレーの数でいえば10000は超えています。
そんな僕でも、ここのカレーのような味は初めて食べたといえるほどの超個性派カレーなんです。

和風カレーというので、日本の家庭的カレーなのかと思いきやそうでもなく、味の根幹となっているのが苦味なんです。

普通は苦味といえば美味しさや旨味の対極にあるもの。
カレーのスパイスには単体では苦いものもありますし、隠し味にコーヒーを入れるなんてのは苦味を足しているわけで、そういう意味では美味しさを引き立たせる為のあくまで隠し味としてなら有りです。
しかしメインが苦味となると、普通は美味しく感じないものです。

ではこちらのカレーはどうかというと、、、
という書き方をすると、苦いのに美味しい!という流れになりそうですが、ぶっちゃけていうなら、美味しいというわけではありませんw
しかし、不味いわけでもないんです。

美味しくもなければ不味くもないというのは、ごく普通であり、面白くないということであり、僕が実は一番好まない方向性です。
こちらのカレーが凄いのは、美味しくも不味くもないのに、面白くなくもない、つまり、面白いということなんです。

ごく普通の味の無難なカレーは、食べた気がしません。
結果もっと他のカレーが食べたくなってしまうのですが、こちらのカレーはインパクト強すぎて食べた気が十分以上に残るんです。
今思い出してもすぐに思い出せるほどの味です。

こういう唯一無二の味は、ハマったら抜け出せないでしょうね。

なんだか5年くらい後にまた食べたくなる気がしますw

評価:★★★

カレー日記


高田馬場「オリエンタルテラス」週替わりカレーセット(レッドカレー)


早稲田通り沿いに2016年春オープンしたアジア料理のお店です。
オリエンタルテラスの名の通り、テラス席が印象的なリゾート感のあるお店。
日本人による一般日本人向けなお店です。

ランチタイムに訪問。
店内かなりの女子率。
やはり日本人女性にはこういうお店こそが求められるアジア料理店のスタイルなのでしょうか。
個人的には小岩エリアや湯島エリアのディープなタイ料理店の雰囲気の方が圧倒的に好きなのですが、普通の人には入りにくいですもんね。

カレーは週替わりカレーのセットがありました。
この日はレッドカレーということだったので、それをお願いしました。

レッドカレー、スープ、サラダ、ピクルス、ライス、ドリンクがついて680円。

サラダは豆腐サラダ。ヘルシーです。
レッドカレーは野菜のみで肉っ気がないのが個人的には物足りなかったのです。
味自体は確かに日本人向けの万人受けしそうな無難な味。

スープは可もなく不可もなし。
ピクルスがレモングラスの風味がきいていて美味しかったです。

トータルで考えればちょっと物足りないのですが、680円という値段なので、そう考えると悪くありません。
ただ、肉っ気が欲しい僕のような男性客の為にも、他のメニューであった唐揚げなどが1つでもトッピングできたらもっと嬉しいなぁと思ったりもしました。

評価:★★★

カレー日記


本駒込「ガブス」ガブスステーキ丼、ちょこっとカレー


本駒込駅近くにできたステーキ丼のお店です。
メニューを見るとカレーもあったので入ってみました。
カウンターメインのお店はカレースタンド的でもあれば牛丼屋的でもありますが、店内の装飾は80年代アメリカな雰囲気。
若者受けもしそうですし、この時代を懐かしむ大人にも受け入れやすいのではないでしょうか。

ステーキカレーもあったのですが、ステーキ丼にカレールーだけつけることもできるので、そうしてみました。

ステーキ丼はステーキにもやしといんげん。ステーキソースは別で出てきました。
カレールーはちょこっとカレーという割にはそれなりの量。
ステーキカレーとの差はもやしといんげんとステーキソースでしょうかね。
値段もステーキカレーにした方が少し安いので。

まずステーキから食べてみると実に噛みごたえのある肉。
ミディアムレアな焼き加減なのですが、肉によってはしっかり焼いた方が良い場合もあると思うんです。
この肉ならもうちょっと火を入れた方が食べやすいんじゃないかなと。
噛むのに疲れてしまいましたから(^^;)
あごのトレーニングにはなりましたが(^^;)

カレーは特に個性はないものの、ステーキ屋のカレーとしてはまぁこんなもんかなと。
ステーキ丼とカレールー、合わせると1000円ちょっと。
牛肉が沢山入ったビーフカレーととらえればそんなもんかもしれません。

評価:★★☆

カレー日記


乃木坂「豚組」かつカレー


最寄り駅は乃木坂ですが、六本木エリアでもあり、西麻布の交差点近くにある古民家を利用したとんかつ専門店です。
ランチにカツカレーがあると聞いて行ってきました。

まず店内の雰囲気が実に良いですね。
昔の西麻布を想像させるような落ち着いた日本家屋。この中で食べるとんかつは、とんかつがハイカラな洋食だった時代を思わせてさぞかし美味しいことでしょう。そんな期待をしながら頼んだのは当然カツカレー。

こちらのカツカレー、面白いんです。
何が面白いって、カレーがネパール風なんですね。
メニューにそう書いてあるんです。

どの程度ネパール風なのかと期待して食べてみれば、確かにネパール風といえなくはない方向性。
日本の洋食カレーのように小麦粉や油をたっぷり使っているわけではなく、さらりとしていて野菜の粒子を感じるスッキリしたカレーなので、とんかつには本来こういうカレーの方が合うのではないかとも思えます。
ネパール人によるインド料理店に行くと、たまにカツカレーがあったりします。
インドネパール的カレーとカツを合わせたものです。
それはそれでやはり油っこいカレーなので食べている途中で胸やけしてくるんです。
しかしこれは胸やけしませんでした。
カシコマスやククラコマスといっては大袈裟ですが、インドネパール系カレーというよりはネパール料理専門店のカレーに寄せた、確かにネパール風カレーといえましょう。

とんかつはご飯の上に乗っており、カレーが上からかけられた状態ではないので、ソースや塩で食べることもできます。
これはとんかつに自信あるからこそでしょうね。
実際美味しいですが、とんかつだけでいうのであればもっと美味しいお店は色々とあると思います。

もちろんカレーだけでいうのであればそれも同様。

しかしこのとんかつにこのカレーという組み合わせは他になく、そしてまたそのバランスも良いので、1500円というランチとしては高めの値段でも十分満足できました。
キャベツのドレッシングも個性的な自家製で、おかわりができるということでおかわりいただいたくらいです。

このカツカレーは他に無いですね。
きっとまた食べたくなる味です。

評価:★★★☆

カレー日記


茅場町「ナワブビリヤニハウス」ビリヤニ


野菜カレー


グリルチキンオープンオムレツ


インド料理のナワブが新しいスタイルのお店をはじめました。
それがこちらナワブビリヤニハウス。
茅場町駅近く、裏通り的な場所にひっそりとあるカウンターのみの小さなお店です。

ビリヤニハウスというからにはビリヤニが売りなのですが、夜はおつまみも豊富。
夜に行ってきました。

メニューはわかりやすく600円のものと300円のものに分かれています。
頼んだのはビリヤニ、そして野菜カレー。これはどちらも600円。

そしてグリルチキンオーブンオムレツ。こちらは300円でした。
ドリンクも300円でわかりやすいです。

ビリヤニはチキンビリヤニ。
量はランチなどのハーフサイズということですが、サラダもライタも乗っていればチキンもそれなりに入っており、600円でこれなら満足度高いです。
味もなかなかのものですし。ちゃんとバスマティの炊き込みビリヤニですからね。
作り置きなのは値段考えればいたしかたないですが、それでも適当なお店の適当な炒めビリヤニに比べれば確実に美味しいです。

野菜カレーはグリンピース、カリフラワー、ブロッコリー、人参、ピーマンなどの入ったセミドライタイプ。
こちらも量は少な目ですし作り置きの温め直しなのでスパイス感が活きているとは言えませんが、やはり600円と考えれば妥当。

そしてオムレツ。
こちらはちゃんと一から焼いてくれます。
グリルチキンとはつまりタンドリーチキンというかチキンティッカを切ったもので、これに関しては作り置きですが、オムレツが焼きたてなので味は問題無し。
これが300円なのはかなりお得ですね。

300円メニューが色々とあるので、それをつまみに飲み、最後にビリヤニでしめる。
そんな使い方がベストなお店だと思います。

評価:★★★☆
プロフィール

AKINO LEE

Author:AKINO LEE
ミュージシャン、ヴォイストレーナー、アイドルプロデューサー、作詞家、作曲家、振付師、ライター、俳優、イベントオーガナイザー等、様々な分野で精力的に活動中のアーティストAKINO LEEの公式Blog。

2006年11月より、一日最低一食以上カレーを食べる「毎日カレー生活」を開始。
いつしか毎食カレー生活となり、現在も継続中。

基本的に本ブログは、カレーの事ばかりです。
が、稀に別の事も書きます。

基本的にカレーの種類でカテゴリ分けしていますが、場所で調べたい場合は、左下にある検索窓で駅名を入れてください。
そうすると、カテゴリの名前と、その右に「カレー日記」と出てきますので、その「カレー日記」をクリックしてくれれば関連するカレー屋が出てくるはずです。

基本的に自分の為のカレー備忘録なので、コメントやトラックバックはつけられない設定ですし、カレーブログを専門的にやってらっしゃる方に比べると内容が薄いですが、カレー屋探ししている方の参考に多少なりともなれれば幸いと思い、更新していく所存です。

基本的に一度食べたカレーを再度重複して上げる事はありません。
しかしあまりに美味かった場合や、一度アップした事を忘れている場合はその限りではありません。
という訳で毎日カレーを食べている割には更新が毎日ではないのですが、俺が毎日どんなカレーを食べているのか興味あるという方は、ツイッターの方をフォローしていただければ、そちらで「本日のカレー」として食べたカレーを全てアップしております。

@lee_otokage

基本的にこちらのブログはカレー生活の途中からつけはじめたもので、以前書いていたブログは諸事情あり消えてしまっています。
カレー生活始めだしてからのカレーについてはmixiの方に全てまとめてありますので気になる方はそちらもどうぞ。

mixi ID 142205

基本的に…という言葉を文章の頭につける事が多い人間には、詐欺師が多いと某著名人に言われた事があります(^^;)

基本的に詐欺師みたいなもんですが、カレーに関しては正直です。
よろしくお願いいたします!

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