
三越前「大もり」和風カレーライス+ヒレカツ
これだけ好き嫌いはっきり分かれるであろうカレーも他にないのではないでしょうか。
最寄り駅は三越前。
カレー屋でいえばフジヤの向かいの通りにある居酒屋大もり。
こちらのランチメニューである和風カレーライスのことです。
僕は毎日カレーを食べ続けており、今までに食べたカレーの数でいえば10000は超えています。
そんな僕でも、ここのカレーのような味は初めて食べたといえるほどの超個性派カレーなんです。
和風カレーというので、日本の家庭的カレーなのかと思いきやそうでもなく、味の根幹となっているのが苦味なんです。
普通は苦味といえば美味しさや旨味の対極にあるもの。
カレーのスパイスには単体では苦いものもありますし、隠し味にコーヒーを入れるなんてのは苦味を足しているわけで、そういう意味では美味しさを引き立たせる為のあくまで隠し味としてなら有りです。
しかしメインが苦味となると、普通は美味しく感じないものです。
ではこちらのカレーはどうかというと、、、
という書き方をすると、苦いのに美味しい!という流れになりそうですが、ぶっちゃけていうなら、美味しいというわけではありませんw
しかし、不味いわけでもないんです。
美味しくもなければ不味くもないというのは、ごく普通であり、面白くないということであり、僕が実は一番好まない方向性です。
こちらのカレーが凄いのは、美味しくも不味くもないのに、面白くなくもない、つまり、面白いということなんです。
ごく普通の味の無難なカレーは、食べた気がしません。
結果もっと他のカレーが食べたくなってしまうのですが、こちらのカレーはインパクト強すぎて食べた気が十分以上に残るんです。
今思い出してもすぐに思い出せるほどの味です。
こういう唯一無二の味は、ハマったら抜け出せないでしょうね。
なんだか5年くらい後にまた食べたくなる気がしますw
評価:★★★