カレー日記

淡路町「シディーク」ベジタブルカレー
シディーク。言わずと知れたインド料理のチェーン店ですが、母体となっていた会社が破産と聞いて、どうなることか心配していましたが、多くのシディークは今も営業を続けているようです。
そんな中、水天宮前、浜町のシディークは意外と美味しいと評判で、実際水天宮前店に行った時には僕自身もそう思い、満足できるクオリティでした。
その両店とこちら淡路町店は同系列だそうで。
ならばここも美味しいのではないかと行ってみました。
頼んだのは水天宮前でも美味しかったフィッシュマサラフライと、単品でベジタブルカレー。
最初にサービスでサラダが出てきました。
嬉しいです。
そしてフィッシュマサラフライ。
これが期待していたものとは違くて。。
簡単にいえば、水天宮前店で食べたフィッシュマサラフライは北インド味だったのですが、淡路町店で食べたそれはネパール味というかインドネパール味というかインネパ味というか。
うーん。
ベジタブルカレーも食べてみるとその系統。
そうですか。
これでは他のシディークと変わらないですね。
水天宮前ほどのクオリティではありませんでした。
浜町はどうなんでしょう。
いずれ行ってみようと思います。
評価:★★☆
カレー日記

茅場町「桃乳舎」カツカレー
茅場町と水天宮前の間くらいの位置にある昔ながらの洋食屋です。
入り口の扉がかなり低く、180㎝くらいある人だと頭ぶつけそうだなと思いながら、170㎝に満たない小男な僕は背筋を正して入店。
店内入れば天井が低いというわけではなく、扉だけが低いということでした。
店内は実に昭和な雰囲気。
テレビが流石にブラウン管ではなく最新のものだった他は昭和そのもの。
メニューは洋食系の定食やカレー、そして飲み物類。
喫茶店的にも使えるお店です。
カツカレーを注文しました。
お値段なんと550円!
カツカレーでこの値段は凄いですね。価格まで昭和です。
食べてみれば懐かしい昭和味。
ご飯の上に揚げたてのカツが乗り、玉葱たっぷりのカレールーが全体にかけられています。
福神漬けも添えてあり、これが550円は実に良心的。
夕方まででお店は閉まってしまうようですが、14時すぎという微妙な時間帯にやっているお店が少ないエリアなので、こういうお店があると重宝しますね。
素敵なお店でした。
評価:★★★
カレー日記

高田馬場「なにわもんゆうや」とり唐カレーうどん
高田馬場駅前にできた立ち食いの大阪うどんのお店です。
カレーうどんの文字を見つけて入ってみました。
店頭の券売機でとり唐カレーうどんの食券を購入。
店内細長く、立ち食いしている人の奥を通り抜けるのも体の大きい人では難しそうな雰囲気。
僕は中肉中背なのですが、奥の空いた席に行くのに食べている人の背中をかすりながら歩きました。
待っている間に店内を見ていると、追加トッピングもできる様子です。
そしてトッピングの内容を見ていると大阪的なものがちらほら。
説明書きからも大阪にこだわっているということが感じられました。
カレーうどんは牛肉、きざみ、青ネギ、かまぼこ入り。
それに鶏の唐揚げが乗ってきました。
うどんは大阪うどんらしく柔らかくすぐに切れるもの。
カレー汁はやはり大阪らしくしょっぱすぎないものでした。
牛肉の味付けはシンプルで、個人的にはもっと甘辛く炊いたものが好きなので期待していたものとは違ったのですが、鶏の唐揚げは予想以上に沢山入っていました。
立ち食いということもありますが、これで1000円しないのであれば妥当なところ。
僕は大阪うどんをそんなに色々と食べている方ではなく、大阪の人気カレーうどんのお店を何店舗か食べ歩いているだけなので、なかなか比較するのが難しいのですが、これが平均的な大阪うどんの味ということなのでしょうかね。
評価:★★☆
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カレー日記

吉祥寺「SAMURAI.」SAMURAI.祭(ラムハンバーグ、豚角煮、グリーンカレーキーマ)野菜20品目
北海道の人気スープカレー店サムライ。
下北沢を皮切りに、神楽坂店も成功させ、今度は吉祥寺です。
下北や神楽坂は既に超人気店で行列が絶えませんが、新しい吉祥寺店も下北、神楽坂程ではないものの既に行列。
流石です。
少し待って入店。
店内はサムライらしくちゃんと座敷席もありつつお洒落な空間です。
メニューからサムライ祭3品を野菜20品目にしてもらってオーダー。
3品はラムハンバーグ、豚角煮、そしてザンギにしようと思ったらザンギが売切れとのことで、グリーンカレーキーマにしてみました。
ライスはS。
辛さは5番。
スープはオリジナル。
これが個人的定番です。
食べてみると他のサムライに負けない濃厚な美味しさのスープカレー。
スープカレーがただの薄いカレーだと思っている人がまだ少なからずいるようですが、そんな方には是非サムライのスープカレーを食べてみて欲しいと思います。
グリーンカレーキーマはライスに乗っていたのですが、これがまた面白くて。
こういうおしゃれなアイディア料理があるのがまたサムライの良さですね。
吉祥寺はカレー激戦区ですが、その中において既に確固たる存在感を放っていました。
評価:★★★★
カレー日記

吉祥寺「いちじく」本日のランチミールス

ホットチャイ
吉祥寺駅からせっかちな江戸っ子の僕が歩いて10分程度。住宅街の中にあるお店です。
ミールスとビリヤニのお店とありますが、メニューはミールスのみ。
曜日限定。時間限定。さらには提供までにかなり時間がかかるということで、色々と覚悟の上で行く必要があるかと思います。
通常は12時オープンなので11時半すぎに行ってみると「本日は13時から」の貼り紙が。そのくらいのマイペースです。
13時すぎに再訪。
すると並びこそできてはいませんでしたが店内は満席。
入ってみると真面目そうなマスターが「満席でして…」と一言。
「待っていても大丈夫ですか?」と聞くと「かなり時間かかりますがよろしければどうぞ」と。
普通の人ならこれで諦めるところでしょうが、この日はどうしてもこちらのカレーが食べたかったので覚悟の上で待ちました。
店内に椅子がひとつだけあったのでそちらに座らせてもらって待っていると、確かに長い時間がかかります。
しかしマスターが途中で「お待たせしていてすみません」とアイスチャイをサービスで持ってきてくれたりと、優しいんです。
見ていると色々と丁寧すぎて時間がかかってしまっているという印象。
これなら料理にも期待ができます。
結果的に席につくまでに約1時間。
メニューはランチミールスのみだったのでそれを頼んでさらに待つこと約30分かかりました。
その間に多くのお客さんが入ってきましたが、ほとんどの方は諦めて帰って行った様子。
しかし、諦めずに待った甲斐があったと思える料理なんです。
しかも様々なカレー、副菜、おかず、全部で14種類も乗り、食前にラッシー、食後にチャイもついて驚愕の1100円なんですから!
どれも味付け、盛り付け、どこをとっても丁寧。
チキンチェティナードはスッキリと切れ味のある美味しさで、サンバルは優しく、アルベイガンは濃厚で。
味の幅広さも凄いんです。
もはや一皿で表す宇宙!
芸術作品のようです。
これは丁寧すぎるほどに丁寧だからこそ成り立つミールスですね。
ひとつひとつの料理に魂を込めているのでしょう。
急かされがちで、生き急がざるを得ないような現代社会ですが、こういうお店があると色々と考えさせられます。
心配なのはこのペースでお店が成り立つのかということ。
マスターは他のお仕事もしていらっしゃるのかもしれませんが、これだけ美味しいのであれば完全予約制などにして、わかる人向けのお店にするのも良いのではないかなと思いました。
評価:★★★★
カレー日記

東銀座「ソイナナ」パネーンガイ
新宿や勝どきなど、都内に数店舗展開しているタイ料理チェーンです。
こちら東銀座店は初訪問。
店内そんなに広くはないのですが、老若男女バランス良いお客さんで賑わっておりました。
ディナータイムに訪問したのですが、基本的に全品680円。
ライスなどは別ですが、プーニムパッポンカリーも680円というのはかなりお得です。
普通は1000円以上しますからね。
と言いつつ頼んだのはパネーンガイだったんですが(^^;)
なんだかパッポンカリー気分ではなく、パネン気分だったので。
パネーンガイとはつまり鶏肉のレッドカレー炒め。
ドライタイプのカレーという形のお店が多いですが、こちらはドライというにはかなり汁気があり、セミドライといった感じの仕上がり。
生野菜と一緒に盛り付けられ、鶏肉たっぷり。
味はソイナナらしくタイの屋台的味付けの辛さ控えめという方向で、これが680円なら満足です。
他にムーマナオも食べたのですが、こちらはしっかりニンニクがきいていて、トントロの火の入れ具合も程良く、やはり680円ならお得ですね。
お得なのでプーニムパッポンカリーもいっちゃおうかと思ったのですが、一人だったので食べ過ぎても良くないですし、この辺でお会計。
ドリンクも一杯頼んで全部で2000円でお釣りがきちゃうのはやっぱり嬉しいです。
新宿や勝どきのソイナナと同じような満足感であり安定感。
他のソイナナにも行ってみようと思います。
評価:★★★☆
カレー写真
カレー日記

高田馬場「まっちゃんカレー」キーマカレー季節の温野菜
早稲田通りと明治通りの交差点にあるバーのランチタイムでカレーが始まっていました。
どうやら2017年4月からスタートした様子。
メニューはキーマカレーのみ。
これにチーズなどのトッピングがあるのは一般的なスタイルですが、こちらのお店の面白いのはライスか温野菜を選べるということ。
キーマカレーライスか、キーマカレー温野菜か、ということです。
面白いので温野菜でお願いしました。
値段はどちらも600円ということで、野菜の方がお得ですしね。
辛さを選べるのですが、「やさしさ」という選び方。やさしさ4だと辛くなく、やさしさ0だと大辛ということでした。
一般的な辛さセレクトだと数が多くなるほど辛いので、こちらのお店はその逆でちょっと混乱しますが、やさしさ1でオーダー。
結構辛いですよと言われましたがそのくらいでちょうど良いかと思いつつ。
温野菜だったからか、予想より提供に時間がかかりましたが、出てきた温野菜キーマカレーがけは600円としては十分な量。
野菜も人参、カリフラワー、インゲンなど、様々な野菜があり、それぞれがベジタブルカレーでもよく使われる、カレーとの相性が良い野菜ばかりだったのでキーマカレーにも当たり前のように合っていました。
やさしさ1の辛さは予想よりは辛かったですが、野菜と合わせるのはこのくらいが良いかなぁ。
辛い物を食べなれている僕からしてもしっかり辛かったので、ライスと合わせるならもう1段階辛くない形が良さそうとも思いました。
糖質制限ダイエットをしている方にはこのキーマカレー野菜、ちょうど良いと思います。食べ応えもしっかりありますし。
面白かったのでまたライスで食べに行こうかと思います。
ちなみに夜のバータイムでもカレーはあるそうです。
ただしカレーライス、カレー温野菜ではなく、ホットサンドとして出すんだとか。
夜も面白そうですね。
評価:★★★