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カレー日記


浅草橋「リリーカレー」ロース200カツカレー


人気とんかつ専門店丸山吉平が、月に2回ほど限定営業でカツカレー専門店に変身。
それがリリーカレーです。

詳しい営業日はFacebookでチェックしなければいけません。
丸山吉平でも当初はレギュラーメニューでカツカレーがあり、それは食べた事があったのですが、いつのまにか曜日限定となり、そしてさらにいつのまにかリリーカレーとなったということでなかなか行けていなかったのですが、遂にタイミング合ってリリーカレー初訪問です。

行ってみると開店直後の時間だったのですが並びが。予想していたので素直に並びました。
結果並び始めてから40分程で食べることができました。

ロース200のカツカレーを注文。
脂身が多めのロース。
ピンク色の断面ですが無菌豚なので問題ありません。
塩で食べればその脂の甘さと美味しさを存分に堪能でき、ソースで食べても当然美味しいのですが、やはりカレーおじさん\(^o^)/としてはカツにはカレーをかけたくなってしまうもの。
美味しいカツにカレーをかけるなんてもったいないという方もいますが、美味しいカツだからこそカレーをかけてもっと美味しくいただきたいんですよ。
そんな夢をかなえてくれるカツカレーですね。
脂が多くてもしっかり食べきれるのは美味しいからこそ。

何かとルールの多いお店ということで賛否両論あるのですが、そのルールは全て理にかなったものであり、これに文句をいうのは違うかなと個人的に思います。
以前行ったのはオープンしてからそこまでたっていない頃だったのですが、個性的で面白いマスターだなと感じておりました。
そんなマスターが一部では怖いといわれているそうですが、それは逆にルールを守らないというか常識外れのお客さんが増えてしまったからなのではないでしょうか。
一人で切り盛りされていましたし、人気店ですから、ルールを設定しないとしっかりした営業ができないのでしょう。
それを理解できる人だけが行けば良いのです。
色々面倒くさそうだなと思ったなら行かなければ良いだけのこと。

お客様は神様ではありません。ただの人間ですよ。
僕からしたらこれだけ美味しいカツカレーを作ってくれる方の方が神様に近いです。

今のままのスタイルで営業し続けて欲しいお店ですね。
それでもなお人気があるというのが、すべてを物語っていると思います。

評価:★★★☆

カレー日記


神奈川 辻堂「シモンズ」No.64海の王子様、桃入りポーク、タイカレー、ホットスパイシー


カレーパン専門店として常時数十種類ものカレーパンが食べられるお店シモンズ。
東京在住の僕としてはそうそう頻繁にも行けず、しばらくご無沙汰だったのですが、いつの間にか焼きカレーパンの種類が増えたとのこと。

近隣在住の方に買ってきてもらいました。

今回食べたのはNo64海の王子様。
桃入りポーク。
タイカレー。
ホットスパイシーの4つ。

海の王子様はオーナーの64歳とシモンズの創作カレーパンの64作目を記念したカレーパン。
パンの上にあしらわれたオリジナルソースが深みとなっていて実に美味しいです。
それが個性にもなっているのが素晴らしいですね。

桃入りポークは文字通り桃入り。見た目もピンクっぽくて可愛いです。
フルーツとカレーって意外と合うのですが、特に桃は相性良いですね。
マンゴーに近いからでしょうか。

タイカレーはミスドに見習わせたい逸品w
ミスドのグリーンカレーパンも悪くはないのですが、コレジャナイ感がありまして。
しかしこのタイカレーは、パンに合わせるタイカレーの見本ともいえるもの。素晴らしい。

ホットスパイシーは以前揚げタイプでいただいたことがあるのですが、焼きも美味しいです。
個人的には揚げより焼き派なので、こうやって焼きタイプでいただけるのは嬉しい限り。

もともと好きな店でしたが、焼きタイプもこれだけ増えたとあらば盤石。
好きなカレーパンランキング急上昇で、トップ3入りしました。
また行きたいお店です。

評価:★★★★

カレー日記


大山「マナカマナ」ダルバートタルカリ(マトン、アルコアチャール)


ポークシェクワ


モモ


すいかラッシー


大山のネパール料理店です。
日本人とネパール人のタッグによるお店で、本格ネパール料理というよりは日本人向けネパール料理ではあるのですが、それが上手くいっている珍しい例といえるお店です。

多くのお店は日本人向けにすると個性が消えて面白くなく、万人受けというよりぼやけた味になってしまうもの。
しかしこちらは尖っている部分を消すのではなく、日本人にも受け入れやすい尖り方に変えているからこそ、独自の美味しさが生まれていて素晴らしいです。

まずは定番のダルバート。
こちらはタルカリをマトンかチキン、アチャールをじゃがいもか大根からセレクトできるので、マトン、じゃがいもでオーダー。
マトンのタルカリはドライなカレーになっていて肉の旨味がしっかりと出ており、ダルスープも優しく、サグの具合も良く、全体的にバランスが良いのですが、最も特筆すべきはじゃがいものアチャール。
胡麻の存在感が全面に押し出されたアルコアチャールで、僕が今まで食べたアルコアチャールの中でもトップクラスの美味しさでした。
胡麻好きでじゃがいも好きならマストな逸品です。

美味しかったので他のものも。
ポークシェクワを頼んでみたらバラの良い感じの部分で、味付けもバッチリ。
焼くことによって豚の余分な脂も落ちてしつこくありません。

ついでにモモを頼んだら、こちらは王道の美味しさ。
中の肉も硬くなく、肉汁が出てきてまさにネパール小籠包といった仕上がり。

デザートがわりにすいかラッシーを頼んでみたらこれまた最高で!

死角なしの名店ですね。
本格的なネパール料理が食べたいという方には違和感があるかもしれませんが、ネパール料理初心者にはうってつけですし、ネパール料理を色々と食べている方にも、個性ある美味しさなので、わざわざこの店に行く為に電車に乗る価値がありますよ。

評価:★★★★

カレー日記


秋葉原「日乃屋」ヒレカツカレー(七分)、カチュンバル


神田カレーグランプリを受賞後、続々と新店舗を増やし続けている日乃屋。
最初は甘くて後から辛さが追いかけてくる、オールドスクール大阪スタイルの濃厚カレーです。

同じような経緯で店舗数を増やし続けているライバルに上等カレーもいるのですが、日乃屋のスペシャリティは店舗ごとに限定メニューがある(可能性が高い)ということ。

これによって色々な日乃屋に行く意味ができてくるんですよね。
それがないと一軒行けばどこの店舗に行っても変わらないということになりますから。

カレーチェーン最大手のココ壱番屋も、全店というわけではないのですが店舗によって限定メニューを出していたりするので、そのあたりに倣っているのかもしれません。

というわけで秋葉原店。
電気街のド真ん中に存在するこちらでは、ヒレカツカレーが限定メニューとしてイチオシ。
カチュンバルもあったので、ヒレカツカレーの七分とカチュンバルを食べてみました。

カチュンバルというのはインド料理で生野菜とスパイスを合わせたサラダなのですが、このカチュンバルはカチュンバル的でありながらも違う何か。
正直期待からは外れたのですが、60円という安さなので文句はありません。

ヒレカツについては、カツカレーのカツはロース派な僕なのですが、こちらのカレーにはヒレカツの方が合うなと感じました。
濃厚カレーなので、ロースだと重くなっちゃうところを、ヒレだからこそ重くならずにいただける感じで、これはなかなか良いですね。

ヒレカツは他のお店でもやって欲しいメニューです。

評価:★★★

カレー日記


東京駅「玉丁本店」カレーうどん味噌仕立て


名古屋名物味噌煮込みうどん。
濃厚な八丁味噌で煮込んだ硬いうどん。
好き嫌いは分かれる料理ですが、僕は好きで毎日カレー生活に入る前は名古屋に行く度に食べていました。
その後毎日カレー生活に入ってからはなかなか食べることもなくなってしまったのですが、中にはカレー味の味噌煮込を出すお店もあると知り、それを探して見つけると食べるように。

こちらのお店もレギュラーメニューでカレー味の味噌煮込みうどんがあると知り、行ってきました。
味噌煮込みうどんにカレー粉を追加したカレー風味の味噌煮込みなのですが、味噌が強いのでカレーの印象が少しぼやけてしまっています。
うどんの硬さは好みの感じでしたが、具も普通の味噌煮込みとは違ってカレーに合う野菜に変わっているのが、逆に嬉しくなく。

普通の味噌煮込みのカレー味が食べたかったんですよ。

これでお値段はそれなりにしました。

東京駅直結の地下街ということでアクセスは良く、お店の雰囲気も良いんですが、この値段なら肉も入れて欲しかったなぁなどと色々思ってしまったわけです。
結果的に鶏天を追加注文したので2000円近くに。
味はどちらも良かったんですがね、値段考えるとまぁこんなもんかと。

評価:★★☆

カレー日記


秋葉原「麺屋こころ」カレー台湾まぜそば+チャーシュー


台湾まぜそばの人気チェーン店麺屋こころ。
遂に秋葉原にも進出です。
元々秋葉原には麺屋はるかがあるのですが、こちらははるかがある電気街口とは逆の昭和通り口。
昭和通り口の台湾まぜそばというとまぜはるがあるわけですが、それよりさらに駅に近い位置です。

メニューは他のこころ同様。
個人的定番であるカレー台湾まぜそばにチャーシュートッピングの食券を券売機で購入。

味も他店同様美味しいです。
カレー味の肉味噌と、玉葱や海苔などを卵黄で混ぜて食べるんですが、この肉味噌がしょっぱいのが良いんです。
途中で昆布酢をかけるとさっぱりしますし、このチャーシューがまたポイントで、チャーシューとカレー肉味噌を程良く残し、昆布酢を投入して混ぜたものに追い飯をお願いすれば、中華風のポークビンダルー的カレーになるんですよ。

もちろんポークビンダルーを期待すると全然違うものかとは思うんですが、カレー、豚、酢、ご飯が合わさるんですから、ベクトル的には近いわけで。

他店に比べてまだ知られてないせいか、空いているので狙い目だと思います。

評価:★★★☆

カレー日記


岩本町「春日」豚カレーそば


岩本町から馬喰町へ向かう途中にある蕎麦屋です。
昔ながらの蕎麦屋という感じのお店なのですが、店員さんの多さにまず驚きました。

ホール3人、厨房にも3人ほどでしょうか。
全体の席数は20席もないくらいと思われるので、それにしては多いですね。

しかし人気店のようで、相席当たり前の常に満席状態。
厨房では気合いの入った掛け声も飛び交います。

ホールの3人も誰一人として無駄な動きをしているわけではなく、回転の速さ上げるために必要な人数なのだなと妙に納得。

カレー蕎麦を注文すると鶏か豚か選べるということで、豚にしました。
味は昔ながらの王道のカレー南蛮の味。
それでいてちゃんと美味しいんです。
普通のカレー蕎麦が普通以上に美味しいというのはなかなかありそうでないこと。
料理にもきっと無駄がなく、ひとつひとつ手を抜いていないからこそでしょう。

他の席では相席になったカップル同士が仲良くなっている光景が見られたり。
店員さんも愛想よく、会計すませると厨房の大将が「ありがとうね! また是非!」と威勢よく声をかけてくれて、なんだかとっても良いお店だなと感じました。

評価:★★★☆

カレー日記


下赤塚「ブーランジェリーケン」カレーパン、ベーグルバリ辛カレー


下赤塚で人気のパン屋ということで地元在住の友人にすすめられ、行ってみました。
カレーは通常のカレーパン、そしてベーグルのバリ辛カレー、さらにバケットを使ったカレー系のサンドイッチ的なものもあったようですが、それだけ売り切れてしまっていたのでそれ以外の2つを購入しました。

カレーパンは焼きタイプ。
中のカレーはパンに合わせる為に作ったオリジナルカレー。
万人受けする王道の味なのですが、よくある味ではなく、ちゃんとこのお店の味になっていました。
より欧風に近いというか、そんな方向性です。

そしてベーグルバリ辛カレー。
こちらのカレーの方が確かに辛いのですが、バリ辛というほどではありません。
ベーグルなので、そのパン生地メインであり、カレーの量も少な目なので全体を食べてみるとやはり辛さはおさえられる印象。
これも個性あって良いですね。
ベーグル自体が美味しいですし、良い粉を使っているんだろうなと思いました。

値段もお手頃で、人気があるのも納得のお店でした。

評価:★★★☆

カレー日記


蒲田「チョウタリドホリサザ」チョウタリスペシャルセット


ここのところネパール勢が進出してきている蒲田。
新大久保の人気店ナングロも蒲田店を出したのですが、そのナングロのひとつ上の階にもいつのまにか知らないネパール料理店ができていたので行ってみました。

扉を開くと凄い大きな音。
なんだ?と思ってよく店内を見てみると、小さなステージがあり、そこで歌っているネパール人が。
ライヴありのお店なんですね。

ネパールタウン大久保ではこのようなスタイルのお店がいくつかありますが、まさか蒲田にもこんなお店ができていたとは。

しかしメニューを見るとガチンコのネパールというよりはインドネパール系の、ネパール料理多めという雰囲気。
どんなもんだろうと、店名を冠したダルバート的なものを頼んでみました。

ダルカレー、チキンカレー、チキンティッカ、ライス、サグ、アチャール、ダヒ、パパド、サラダ。
そしてビールもついて1250円です。

カレーは生クリームをまわしかけた、インドネパール系の味で期待していたものとは違いましたが、味自体は悪いわけではありません。
値段を考えれば納得できる内容です。

それにしてもライブですよ。
こんなに大きな音でやる必要ないんじゃない?というくらいの大音量で、先に来ていた日本人老夫婦客が完全に面食らっていました。
うっかり入っちゃったんでしょうね(^^;)

僕は僕で、食べていると突然ステージのネパール人から「アニキ! アニキ!」と声をかけられ、何だ?と思っていたら「楽しんでください!」とw
で、食べているとそのネパール人が席に。
オーナーか何かと思っていたら全然違い、ただの客なんだそうで(^^;)
何故か気に入られ、お酒やつまみを御馳走してくれました(^^;)

そして最終的には何故か一緒に踊るはめに(^^;)

そんなミラクルも起きる店。
扉を開いたらネパールです。

好き嫌いははっきりわかれると思いますが、僕は当然好きですよ。

評価:★★★

カレー日記


蒲田「ナングロガル」ネパールローカル料理セット(ラム)


マトンチョイラ


ミックスバラ


スープモモ


ネパール料理の名店がひしめき合う新大久保においても五指に入るくらいの人気店ナングロガル。
そこがいつの間にか福岡に店を出し、そして蒲田にも店を出したんですね。

蒲田というとここのところネパール勢が台頭しはじめている気になるエリア。
そんな中に出すとは流石です。
オープンしたのは2017年7月14日とのこと。
まだオープン間もないからか、ナングロとは思えない程に空いていました。

食べたものをまとめてみます。

・マトンチョイラ
おすすめ印ついてます。作り置きなのですぐに出てくるスピードメニュー。
しっかりしたスパイスとニンニク。マトンにもよく味が染み込んでいて美味しいです。
お酒のおつまみに最高ですね。

・ミックスバラ
バラとはネパールのお好み焼的な料理。
様々な具がミックスで入っているのでミックスバラ。
カレーソースもついてきます。
これがまた良い感じで。つけなくても美味しいんですが、つけると美味しさが上がりますね。

・スープモモ
王道の美味しさです。上品なのがナングロらしさでしょうか。

・ネパールローカル料理セット(ラム)
豪華版ダルバート。カレーはチキンかラムか選べるのでラムに。
骨付きラムが沢山入っていてグレービーもしっかりラム。スパイス感も程良く、実にバランスが良いです。
ダルは濃厚系。
このあたりは新大久保のナングロと同じベクトルで、味的にも撒けていない美味しさでした。

お店の雰囲気は新大久保ほどおしゃれではいないかもしれませんが、同じ方向を目指しているのは伝わりましたし、味は負けず劣らずの美味しさです。
まだ気づかれていないからお客さんが少ないというだけで、これから人気店になっていくのは間違いないと思います。

入り口が少々わかりにくいのですが、看板奥のエレベーター昇って3階にあります。
近隣の方は行って損無しですよ!

評価:★★★★
プロフィール

AKINO LEE

Author:AKINO LEE
ミュージシャン、ヴォイストレーナー、アイドルプロデューサー、作詞家、作曲家、振付師、ライター、俳優、イベントオーガナイザー等、様々な分野で精力的に活動中のアーティストAKINO LEEの公式Blog。

2006年11月より、一日最低一食以上カレーを食べる「毎日カレー生活」を開始。
いつしか毎食カレー生活となり、現在も継続中。

基本的に本ブログは、カレーの事ばかりです。
が、稀に別の事も書きます。

基本的にカレーの種類でカテゴリ分けしていますが、場所で調べたい場合は、左下にある検索窓で駅名を入れてください。
そうすると、カテゴリの名前と、その右に「カレー日記」と出てきますので、その「カレー日記」をクリックしてくれれば関連するカレー屋が出てくるはずです。

基本的に自分の為のカレー備忘録なので、コメントやトラックバックはつけられない設定ですし、カレーブログを専門的にやってらっしゃる方に比べると内容が薄いですが、カレー屋探ししている方の参考に多少なりともなれれば幸いと思い、更新していく所存です。

基本的に一度食べたカレーを再度重複して上げる事はありません。
しかしあまりに美味かった場合や、一度アップした事を忘れている場合はその限りではありません。
という訳で毎日カレーを食べている割には更新が毎日ではないのですが、俺が毎日どんなカレーを食べているのか興味あるという方は、ツイッターの方をフォローしていただければ、そちらで「本日のカレー」として食べたカレーを全てアップしております。

@lee_otokage

基本的にこちらのブログはカレー生活の途中からつけはじめたもので、以前書いていたブログは諸事情あり消えてしまっています。
カレー生活始めだしてからのカレーについてはmixiの方に全てまとめてありますので気になる方はそちらもどうぞ。

mixi ID 142205

基本的に…という言葉を文章の頭につける事が多い人間には、詐欺師が多いと某著名人に言われた事があります(^^;)

基本的に詐欺師みたいなもんですが、カレーに関しては正直です。
よろしくお願いいたします!

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