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カレー日記


六本木「ホリ」マトンローガンジョシュ、ゴビパラチャ


六本木交差点から飯倉片町へ下っていく途中にあるインド料理店です。
交差点から結構近い位置なのですが、食べログの地図は何故かずれてしまっているので注意が必要です。(登録の住所は正しいのですが表示エラーかな?)

見た目よくあるインドネパール系かなと思い、ちょい飲みのつもりで行ってみたら、メニューはちゃんと北インド。
ネパール料理はありません。タイ料理もありません。
ネパールの国旗やエベレストの写真も飾ってありません。

これはもしかしたら美味しいのかもしれないと、マトンローガンジョシュとゴビパラチャ(原文ママ)をいただきました。

店内はヒンドゥーの神様の絵が色々と飾られ、レストランというより街の食堂といった雰囲気。
ただし日本の食堂ではなく、アジアの街食堂の雰囲気です。

色々と見ているとなんと24時間営業なんですね。
それは凄い。流石眠らない街六本木です。

と、感心しているとカレーとパラタが到着。
見た目、品川のデヴィっぽさを感じます。

食べてみるとマトンローガンジョシュもゴビパラタも正しい北インド味。
ローガンジョシュはニンニク強めなのが良い具合で、ゴビパラタも手抜きせずちゃんと作ってある印象で。

お値段それなりにするんですが、この味なら納得です。
深夜のカレー難民にはおすすめです。

ここ数年、カレーのお店は急増しているのですが、ちゃんとした北インドの味を出すお店は逆に減っているような気がしています。
そんな中、こういうお店があるのは嬉しいところ。しかも24時間営業ですから。
ずば抜けた美味しさとまではいかないかもしれませんが、安心できる北インド味。
北インドカレーがお好きな方は覚えておいて損はないお店です。

評価:★★★

カレー日記


六本木「デリー」ダブルカレーコンボ(カシミールポーク、ベジタブル)


ビーフカレークラシック


ミッドタウン内で移転したデリー。
以前は店舗的でしたが今はイートインスペース的なスタイルになっています。
狭い店内ですがテーブルもあり、このスペースを上手に使っている印象。

二人で行き、ダブルカレーコンボとビーフカレークラシックをシェアしました。
ダブルカレーはカシミールのポークとベジタブルをチョイス。
通常カシミールはチキンなのですが、コンボだとチキンティッカもつくのでポークに変更可能なサービスは嬉しいです。

カシミールは他のデリーと比べると辛さがかなり控えめ。
色々な事情があるんでしょう。
こういうスタイルのライトに使える感覚のお店としては、このくらいの辛さの方が良いのかもしれません。
個人的には物足りない辛さでしたが、味はデリーの味ですから。

ベジタブルもチキンもデリーらしい味にまとめられてあるのは流石。

そして六本木店限定メニューのビーフカレー。
これ、美味しいです。
欧風に寄せたビーフであり、コンチネンタルともまた違う奥深い風味。
牛肉も柔らかく煮込んであり、ご飯がすすむ味でした。

他のデリーに行き慣れている方にとっては、色々と違和感おぼえるかもしれないお店ですが、ライトなデリーと考えればこれも十分アリ。
流石の老舗チェーンです。

評価:★★★☆

カレー写真


西武新宿「ハナヤ」角煮カレー

前菜盛り合わせ

鶏胸肉のグリル

高田馬場「スィゥミャンマー」ダンパウ

マトンカレー

ラペットゥー

高田馬場「ナマステヴエトガート」ネパールセット

ネワリセット

チーズナンセット(チキンカレー)


西早稲田「エチオピア」ドライカレー

カレー日記


神奈川 元町・中華街「牡丹園」牛バラカレーとミニワンタン


横浜中華街の老舗です。高級中華というよりは町中華に近いスタイル。
平日ランチはリーズナブルにその味を楽しめるお店なのですが、平日ランチ限定メニューとしてカレーがあるんです。

様々なランチにミニカレーをつけることもできたりと、かなりカレー推しな様子。
カレーがメインな牛バラカレーとミニワンタンのセットをいただきました。

まずミニワンタンのスープを飲んでみると、これが予想以上の美味しさ。
セットで700円なのですが、このスープのレベルは確実に1000円超えのクオリティ。
これでもう当たり確定です。

カレーを食べてみるとやはりそのスープでのばしたからこその美味しさ。
これに牛バラの美味しさも加わって、一般的な町中華のカレーライススタイルでありながらそれを超えた美味しさになっています。

すぐ近くに牛バラカレーの有名店、保昌もあるのですが、そこに負けず劣らずの美味しさです。
これが700円は凄いなぁ。
ワンタン自体も美味しいので、1200円でも損したと思わないレベルですよ。

これだけ美味しいなら夜も土日も出してくれれば良いのに。
でもこのカレーは、この為に平日昼に行く人の為のご褒美なのかもしれません。

評価:★★★☆

カレー日記


神奈川 元町・中華街「ヨコハマシャリランカカレー」シャリランカカレー


すし屋のドライカレー、メカフライ


東京にも大阪のような間借り営業のスパイスカレー屋さんが増えてきて喜ばしい今日この頃ですが、東京のお隣、神奈川県の横浜中華街に、とんでもない間借りスパイスカレー店ができたと聞いて気になっていました。
なんとかスケジュール調整してこの為に中華街へ!

ビルの4階にあるのですが、1階に看板とのぼりも出ているのでわかりやすいです。
エレベーターで4階へ。
なかなかの広さのお寿司屋さんで、今どきな雰囲気です。

しかし流れている音楽はメロコア。
店員さんは赤いモヒカンで修斗のTシャツを着ているじゃないですか。
いきなり親近感わきまくり。

メニューは主に2つ。
シャリランカカレーとすし屋のドライカレーです。
せっかくなのでどちらも食べたくてカレー仲間を連れて行ったので、ひとつずつ頼んでシェア。
メカジキのフライも気になったのでそれもお願いしました。

シャリランカカレーはライスが寿司のシャリ。それに鯖味噌ドライカレー、サーモンの漬けマリネが乗り、鰹出汁カレーあんがまわりに敷き詰められます。これが吉野葛使用というこだわりよう。
さらには副菜的に鰹節の佃煮や、ガリの入ったピクルスなど、とにかく和の食材、寿司的な食材とスパイスを融合させ、スリランカ的な色々乗ったワンプレートにしあげているからこそのシャリランカなんです。

シャリランカって駄洒落じゃん!と思ったのですが、こんなに手の込んだ駄洒落ないですよ。

食べれば食べる程に面白く、美味しいんです。時折歯ごたえを感じるんですが、それがモルジブフィッシュだったりして。
いやはや凄い!

ドライカレーも鯖味噌ドライカレーを基本に、シャリランカほどではありませんが色々と乗っていて。
違うのは卵黄が乗っていることと、寿司のあなごなどに使う詰めタレがかかっていること。
こうなるとまた一味違って美味しくて。

いずれにしても基本の鯖味噌ドライカレーが美味しいからこそ。

そしてメカジキのフライがまた絶品で!
こちらもソースがかかっているように見えて詰めタレなんです。

この発想力はただものではありません。

マスターにどこでカレー学んだのか聞いてみると、「趣味レベルの独学です」と。
趣味も極まりまくった趣味です。

もう一人店員さんがいたのですが、そちらはこのお寿司屋さんの若大将だそうで。
シャリランカのマスターとお友達ということで、ここで始めたとか。

東京からこの為だけに1時間かけて行ったのですが、その価値十分以上にある最高にファンタスティックなカレーでした。
こういうお店が増えてくると、カレーライフがどんどん楽しくなります。

カレーのみならず格闘技話にも花が咲いて楽しいひと時でした。

きっと人気の行列店になるのも時間の問題でしょうね。
早めに行っておくべき要注目店ですよ!

評価:★★★★

カレー日記


御徒町「ディップパレス」アルベイガン


ハイドラバディラムビリヤニ


御徒町駅前にある吉池ビルの最上階レストラン街にディップパレスが入りました。
ディップパレスはインド料理とタイ料理の組合せのチェーン店。
チェーン店としてはどのお店もクオリティ高めで安定感あるので、信頼できます。

ラムビリヤニとアルベイガンをいただきました。

ラムビリヤニ、予想以上にちゃんとしてるじゃないですか。
提供までに時間もそれなりにかかったのですが、この味ならちゃんと作っていたからこそであることがわかって逆に嬉しいです。

ただ、ラムビリヤニという割にはラムがラムチョップ2本だけというのはちょっと寂しいですね。
もっとラム沢山食べたいです。
ご飯の量考えると4本くらい入ってて欲しかったです。値段もうちょっと高くても良いので。

アルベイガンはじゃがいもと茄子のカレー。
安心感ある優しい味です。
クリーム強めなのは日本人向けアレンジでしょう。
でもそれが悪くなくて。

色々と惜しい部分はありますが、チェーン店ですからいたしかたない部分なのかもしれません。
他のディップパレス同様、安定感あるお店でした。

評価:★★★

カレー日記


末広町「上等カレー」七分カレー+海老フライ、ウインナー


秋葉原エリアはカレーライスのお店が多いです。
ココイチもあればゴーゴーカレーも何軒もあります。
最近では日乃屋もできましたし、そしてここ上等カレーもあるんです。

秋葉原エリアに集まるオタク層には、お手軽でわかりやすい食べ物に人気が集まるのかもしれません。
好きなものにお金と時間をかけたいからこそ、食べ物にはそこまでお金も時間もかけずにわかりやすいものを食べたいという心理もあるのでしょう。
かくいう僕も元々はアイドルヲタク。
今でこそすっかりカレーオタクになりましたが、オタクの気持ちはわかります。
そしてカレーオタクだからこそ、色んなカレーを食べたくなるので、こういうお店にもやっぱり行くんですよね。

昔ながらの大阪的甘辛カレー。
揚げ物トッピングが基本です。
上等カレーはエビフライが一番美味しいような気がします。

というわけでエビフライとウインナーをトッピングで。
七分盛りもあるのがまた嬉しいところ。女性でも食べ残さない量です。

こちらの店員さんは長髪髭面のお兄さんがいたのですが、この人の接客が優しくて素晴らしくて。
チェーン店だと見た目の規則など厳しい場合が多いのですが、見た目普通にしてても接客まで教育するのが難しいところ。
そんな中、ルックス的には独特でも、だからこそなのかちゃんとした接客のお兄さんに好感持ちました。

日本もそろそろ外見で判断しない国になってほしいものです。

と、カレーとあんまり関係ないこと多めに書きましたが、上等カレーも嫌いじゃないんですよ僕。

評価:★★★

カレー日記


麻布十番「麻布十番薬膳カレー」2種合いがけ薬膳カレー(薬膳スープで作ったチキンカレー、豚挽肉と唐辛子の薬膳カレー)


スパイス香る麻布十番薬膳カレー。
そのまんまド直球な店名ですね。
ここまでわかりやすい店名はないというほどに。

何しろスパイスが香る麻布十番の薬膳カレーなんですから。
お店の雰囲気はおしゃれなバーといった印象。
ビルの地下にあるのですが、お昼時でも夜な雰囲気です。

ランチタイムはカレー。夜はお酒とおつまみもあるようです。
昼に訪問。

薬膳スープで作ったチキンカレーと豚挽肉と唐辛子の薬膳カレーの2種あいがけを注文しました。

チキンはスリランカスタイルとのことでしたが、サラサラではなくシャバシャバ。
野菜の粒子がほんのりと残った質感なんです。
スープと言ってもスープカレーではなく、スリランカカレーの本式ともちょっと違う、スリランカ風のチキンカレーといった所。
味はなかなかです。チキンがもうちょっと大き目カットだったらもっと良かったんですが。

もうひとつは豚キーマです。
こちらも薬膳というほどでもないのですが、小麦粉不使用のキーマカレーであることは間違いなく。

スパイス香る→ほんのりと
麻布十番→間違いなく
薬膳カレー→という感じでもない

というわけで、わかりやすすぎる店名が逆にちぐはぐな印象となってしまったのですが、これにランチタイムはピクルスがつくんです。
これが実に良い感じ。
根菜たっぷりでさっぱりとヘルシーで。
これと一緒にカレーを食べると味も引き締まって一段階美味しくなりました。
ランチタイムはおおいにアリですね。

店名がもっとふんわりと麻布十番スパイシーカレーとかだったらもっと良い印象だったかもしれません。
といっても悪い印象ではないんですよ。むしろ良いんです。

店名って大事ですね。

評価:★★★☆

カレー日記


池尻大橋「新記」咖喱牛腩湯麺(香港麺)


春巻


三宿の交差点近くにある中華料理店です。
中華料理といっても色々とありますが、こちらは香港的なメニューが中心。

四ツ谷のお店には行ったことがあり、そこも美味しかったのですが、こちらが本店で、初訪問となりました。

いただいたのは咖喱牛腩湯麺。
つまりは牛バラカレー麺です。
麺を香港麺か日本麺からセレクトできるのですが、せっかくなので極細の香港麺で注文。

牛バラカレー麺というと香港の九記で食べた絶品を思い出すのですが、こちらの牛バラカレー麺は九記のタイプとはかなり違い、どちらかというとマレーシアやシンガポールのラクサに近いスタイルです。

牛バラ、厚揚げ、ゆで卵入り。
パクチーが別盛りで出ます。
極細の麺が甘辛いカレー汁と絡まって美味しいです。

小皿料理も充実しているので春巻も頼んだのですが、こちらも確かな美味しさ。
こちらは香港的でした。

お店の雰囲気もかなり現地感あり、香港好きな僕にはたまりません。
四ツ谷店も良かったのですが、本店はまた違う良さがありますね。
他の店舗も気になるので行ってみたいと思います。

評価:★★★☆

カレー日記


池尻大橋「ガネック」2種あいがけ(チキンカレー、牛タンスパイスカレー)+スパイスたまご


池尻大橋と三軒茶屋のちょうど間くらいに三宿というエリアがあり、芸能人などが集まる場所としても知られているのですが、そこに水曜から土曜のランチ間借りで営業しているスパイスカレーのお店ができたと聞いて、行ってきました。

メニューは基本がチキンカレー。
もうひとつは週替わりで変わっていくようですが、この日は牛タンスパイスカレーでした。

どちらも食べられるあいがけのスパイスたまごトッピングで注文。

ご飯の両側にひとつずつかかるタイプではなく、同じ面の右左にかかるタイプです。
これにカチュンバルやチャトニがついてきます。
ご飯はターメリックライスか玄米を選べるのですが、玄米にしました。

見た目も味もかなり大阪スパイスカレー的。
どちらも美味しいのですが、特に牛タンがしっかりと煮込まれていて、肉も大きく、僕の好みに近かったです。
スパイスたまごは黄味が半熟で良い感じ。
このたまごやチャトニ、カチュンバル、レモンなどで味変していきながら食べるのが楽しいです。

あいがけ1000円でトッピングのたまご100円ですが、SNSでハッシュタグつけて投稿するとたまごがサービスになったりするのも嬉しいところ。

SNS全盛の今だからこそ、こういう宣伝方法で広がっていくのでしょう。
僕もこちらのお店はSNSで知りましたし。

このレベルであれば人気が出て実店舗化するのも時間の問題な気がします。
そういう意味でも大阪的ですね。
今のうちに間借りならではの楽しさを味わいに行くと良いと思います。

評価:★★★☆
プロフィール

AKINO LEE

Author:AKINO LEE
ミュージシャン、ヴォイストレーナー、アイドルプロデューサー、作詞家、作曲家、振付師、ライター、俳優、イベントオーガナイザー等、様々な分野で精力的に活動中のアーティストAKINO LEEの公式Blog。

2006年11月より、一日最低一食以上カレーを食べる「毎日カレー生活」を開始。
いつしか毎食カレー生活となり、現在も継続中。

基本的に本ブログは、カレーの事ばかりです。
が、稀に別の事も書きます。

基本的にカレーの種類でカテゴリ分けしていますが、場所で調べたい場合は、左下にある検索窓で駅名を入れてください。
そうすると、カテゴリの名前と、その右に「カレー日記」と出てきますので、その「カレー日記」をクリックしてくれれば関連するカレー屋が出てくるはずです。

基本的に自分の為のカレー備忘録なので、コメントやトラックバックはつけられない設定ですし、カレーブログを専門的にやってらっしゃる方に比べると内容が薄いですが、カレー屋探ししている方の参考に多少なりともなれれば幸いと思い、更新していく所存です。

基本的に一度食べたカレーを再度重複して上げる事はありません。
しかしあまりに美味かった場合や、一度アップした事を忘れている場合はその限りではありません。
という訳で毎日カレーを食べている割には更新が毎日ではないのですが、俺が毎日どんなカレーを食べているのか興味あるという方は、ツイッターの方をフォローしていただければ、そちらで「本日のカレー」として食べたカレーを全てアップしております。

@lee_otokage

基本的にこちらのブログはカレー生活の途中からつけはじめたもので、以前書いていたブログは諸事情あり消えてしまっています。
カレー生活始めだしてからのカレーについてはmixiの方に全てまとめてありますので気になる方はそちらもどうぞ。

mixi ID 142205

基本的に…という言葉を文章の頭につける事が多い人間には、詐欺師が多いと某著名人に言われた事があります(^^;)

基本的に詐欺師みたいなもんですが、カレーに関しては正直です。
よろしくお願いいたします!

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