fc2ブログ

カレー日記


湯島「サルガム」野菜カレー


チキンモモ


湯島駅近くに数店舗構えていたサルガム。
2018年2月現在は駅近くのこちらと不忍池近くの2店舗になったようです。

こちらのサルガムはできたばかりの時に行って以来のかなりの久々の訪問。
お店のタイプとしてはネパール人によるインド、ネパール料理のお店で、所謂インネパと呼ばれるカテゴリー。
このタイプのお店は夜は閑古鳥であることが少なくないのですが、店内半数以上入っていてなかなかの盛況具合。
長年続いているだけあります。

頼んだのは野菜カレー。
そしてチキンモモ。

野菜カレーはインネパにありがちなごく平均的な味。
モモはジューシーで皮ももっちりとしていてなかなかの美味しさです。

この手のお店としてはお酒の値段がそれほど安くはないのですが、日本人の多くがイメージするインドカレーに近い形であり、メニューによって多少ばらつきはあるものの、クオリティ的にも悪くないので、地域の方々に受け入れられているのでしょう。

評価:★★★

カレー日記


麻布十番「スーリヤ」ベジタブルアチャリ


マトンハイドラバディ、タワパロタ


関根勤さんが通うお店ということで、昔からメディア登場回数も多いインド料理のお店です。
東京駅近くの姉妹店には行ったことがあったのですが、こちらの本店は初訪問となりました。

二人で行き、いただいたのはベジタブルアチャリとマトンハイドラバディ。
タワパロタを合わせて。

ベジタブルアチャリはアチャール、つまりインドの漬物を使ったカレーということで酸味があるんです。
酸っぱしょっぱ辛いその味はインパクト十分の美味しさ。
インドカレー慣れしていない方には難しい味かもしれませんが、お酒のおつまみとしても最高なカレーです。

マトンハイドラバディはハイドラバディ感はそれほどなく、北インド人が作った南インドカレーという印象だったのですが、これはこれでちゃんと美味しくて。
玉葱の甘味と旨味がスパイスでギュっと引き締められていて、マトンの肉質も良く、レベル高いです。

タワパロタも焼き具合も良く、粉の香りもしっかり立っていて美味しくて。

それぞれ値段はそれなりにするのですが、その価値十分の美味しさでした。
ここのところ純粋な北インド料理のお店が少なくなってきているように感じているのですが、こちらのお店はその中でも貴重な、正しい北インド料理をいただけるお店ですね。
ハイドラバディがあったりするのも、逆に北インドっぽいですよw

評価:★★★☆

カレー日記


赤羽橋「東京カレーラボ」スパイシーポークカレー


東京タワー2階のフードコート近くにあるカレースタンドです。
フードコートと隣り合わせる位置ですがこちらのお店は独立店舗なので、店内に入ってカウンターで注文します。

こちらのお店がオープンしてすぐに来店して以来ですから、相当久しぶりの訪問となりました。
東京カリ~番長のお店ということで当時かなり話題になったのですが、もう10年以上前の出来事なんですね。
時がたつのは早いもので。
そしてその10年、お店がちゃんと続いているということは、味もちゃんとしているということの証左。

今回はスパイシーポークカレーをいただきました。
ご飯は少な目で。
野菜の粒子を感じるカレーは、スパイシーといっても辛いわけではなく香り系のスパイシーさ。
ガツンとくるわけではないのですが、東京タワーという場所においてはこのくらいの香り方の方が客層考えると良いのだと思います。

豚肉はしっかりと煮込まれたものがゴロゴロと入っており、なかなかの美味しさ。
流石ですね。
通し営業なのも嬉しいところ。
実をいえば僕はこの日、他のお店に行こうとしていたのですが、通し営業だったはずのそのお店が通しではなくなってしまっていて、流れ流れてここまでたどり着いて、10年以上ぶりの再訪となったわけです。

僕のようなカレー難民の為にも、引き続き通し営業で頑張って欲しいですね。

評価:★★★

カレー日記


六本木「カフェシンガプーラ」カトンラクサ


六本木から麻布十番へ向かう中間地点あたりにあるシンガポール料理のお店です。
日曜のランチタイムに行ったのですが、ランチメニューはなく通常メニューからの注文となりました。
カレー表記はフィッシュヘッドカレーのみ。しかし2~3人前とあります。
僕は1人での訪問だったので、他にカレー的なものはないかと見ているとラクサがあるじゃないですか。

ラクサとはシンガポール、マレーシア地方のココナッツカレー麺のこと。
他のシンガポール料理店ではカレーラーメンと書いてあったりすることもしばしばあるメニューです。

ならばこれにしましょう。
カトンラクサのカトンとは、ラクサが有名なエリアの名前。
カトンラクサ戦争と呼ばれるラクサの名店のにらみ合いも過去に話題になった場所です。

僕はカトンでラクサを食べたことがないので、ここのラクサがカトン的なのかどうかはわからないのですが、米粉のストレート太麺入り、油揚げ、海老、練り物、うずらの玉子、チャーシュー、もやしが具として入ったもので、さっぱり系の味でした。

悪くはないのですが、個人的には大塚ラムリのようなガツンとくるラクサが好きなので、ドンピシャではなかったです。
逆に言えばさっぱり系ラクサが好きな方にはドンピシャではないかとも言えるわけで。

エリア的にもおしゃれなお店ですし、さっぱり系ラクサが好きな方は覚えておいて損の無いお店だと思います。

評価:★★★

カレー日記


下北沢「セブンカラーズ」濃厚チーズリゾットのカレー


カフェ天国下北沢にあるカフェバーです。
雑居ビルの3階にあるのですが、店内は広々とした空間。
ゆっくりくつろげる雰囲気が素敵です。
店員さんも若くておしゃれな方ばかり。
よく見ればお客さんもそうですね。
流石下北沢。

こちらにうかがったのは、店頭の看板にカレーの文字を発見したから。
ランチメニューにカレーがあるのは確かなのですが、行ったのが夜だったので大丈夫かな?と思ったのですが、さらによく看板を見ると、「裏メニューのカレー、期間限定で提供中!」というようなことが書いてありました。
なら大丈夫か。
というわけで行った次第。

店内メニューにもでかでかと目立つように「裏メニュー! 濃厚チーズリゾットのカレー」とあり、全然裏じゃないですねw

裏だろうと表だろうとカレーが食べられるのであれば問題はありません。
堂々と注文させていただきました。

僕は基本的にリゾットやおかゆ、おじや、キチュリといった、水分を含んだご飯があまり好きではないのですが、このリゾットはご飯の硬さが程良く、美味しくいただけました。
カレーはデミグラス的カレーで、この相性も良くて。

渋谷のリゾットカレー的なものかなと思いながら頼んだのですが、仕上がりは全然違うもので、ちゃんと個性ある美味しさでした。
どうせならこのまま本メニューにしてしまえば良いのに!

評価:★★★☆

カレー日記


東北沢「涅槃」涅槃カレー(チキンニハリ、和風黒キーマカレー)


カレー激戦区下北沢の人気店般°若が下北沢駅近くに移転したのですが、その跡地にできたのがまたカレー屋だということを聞いて行ってきました。

店名は涅槃。
般°若となんだか似ているような気もしますが、基本的には無関係。
店内にも「般°若の姉妹店ではありません」と張り紙がしてありました。

そんな店内見まわしてあることに気づきました。
以前銀座で間借り営業していた方のお店なんですね。
ということはカレー大學関係。
つまりは般°若と完全に無関係というわけでもないんでしょう。

般°若同様券売機で食券を購入。
2種類のカレーが食べられる涅槃カレーをオーダー。
カレーはチキンニハリと和風黒キーマをセレクト。

以前の銀座で出していたカレーは、正直いうと悪くないもののどこか足りないという印象でした。
しかし、このカレーはちゃんとまとまっています。
以前より確実にレベルアップしていますね。
どちらも優しい味でありながらしっかりと印象を残す味。
チキンニハリの肉はしっかりとほぐれていて食感も楽しく、副菜も色とりどりで良いです。

ただ、値段が1300円というのはちょっと高いんじゃないかなと思ってみたら、最後にスタンプカードをいただきました。
このスタンプカード、スタンプ3回押されると4回目は無料でカレーがいただけるという凄さ!
そんなお得なスタンプカード、なかなかありませんよ。

ということは3900円で4回カレーがいただけるんですね。
そう考えると1食1000円未満。
だとしたら安いなぁ。
このエリアによく行く方で、こちらの味が気に入ったなら、かなりお得ですよ。

評価:★★★☆

カレー日記


代々木上原「山都」黒カレー御膳


代々木上原にある十割蕎麦の名店です。
大きな暖簾をくぐって入ってみると、非常におしゃれな空間。
店員さんも皆さん実に粋な雰囲気です。
かなり久しぶりの訪問となったのですが、こんなにおしゃれだったっけ?
以前行ったのは夜だったのですが、今回は昼の訪問だったので印象が違っただけかもしれませんが。

こちらは黒カレー蕎麦が売りなのですが、ランチタイム限定メニューとして、黒カレー御膳というものがありました。
黒カレーつけそば、海老天二尾、玉子焼き、漬物、そら豆の炊き込みご飯がついて1800円(税別)という、ランチとしてはそれなりにするお値段ですが、思い切って頼んでみました。

黒カレー蕎麦は相変わらずの絶品!
濃厚なカレーには葱と豚肉入り。
十割蕎麦はつるっとした舌ざわりで、これをカレーにつけるとドロっとしたカレーがつるっとした蕎麦にしっかりとまとわりついて、ドロつるな美味しさ!
って意味がわかりませんね(^^;)

とにかく深みがあって、一般的なカレー蕎麦のカレーとは全然違うスタイルなんです。
それでいてライスに合わせるカレーとも違い、ここの蕎麦に一番合うカレーを作ったといえる相性の良さ。

海老天の揚げ具合も完璧で、天つゆにつけて食べたり黒カレーにつけて食べたりできる楽しさも。
炊き込みご飯は味付けは薄味で、だからこそ飽きがこないんです。
トータルで食べて満足できるよう、色々と考えられていますね。
これなら約2000円でも高くはありません。

本当に久しぶりすぎる訪問だったのですが、当時より美味しく感じたのは、お店が進化したのか、あるいは自分の舌が変わってきたのか、どちらかわかりませんが、当時も美味しいと思い、今はとても美味しいと思ったので、今度はそこまで日を開けずに再訪したいと思います。

評価:★★★★

カレー日記


田原町「ガパオ」パネーンヌア


蔵前から浅草へ向かう途中の路地裏にあるタイ料理店です。
お店の外観も内観も下町の食堂といった雰囲気で和風なのですが、料理は本格的タイ料理。

店名にもなっているガパオも気になったのですが、パネーンヌアが単品780円と書いてありました。
おすすめ表記があったので店員さんに「単品ってことはライスは別ですか?」と聞いてみると、「いいえ。ライスも目玉焼きもつきます。ランチタイムだとスープとサラダがつくんですが、ディナータイムはそれが無いんです。」と。
なんという安さ!

それをお願いしました。
予想以上に早くでてきたので、作り置きの温め直しかなと少しがっかりしながら食べてみれば、そうだとしても十分な美味しさじゃないですか!
少し塩味が強めなのが好き嫌い分かれるかもしれませんが、ご飯と合わせるにはこのくらいで良いかもしれません。
牛肉の量もケチっていなくて満足度高いです。

浅草はタイ料理の名店がひしめき合うエリアなのですが、こちらも隠れた名店ですよ。
味だけでいえば1番とは言えないかもしれませんが、このコスパの良さは浅草エリアでも1、2を争うくらいではないかと思います。

評価:★★★☆

カレー日記


茅場町「スルチ」南インド料理ビュッフェ




茅場町の路地裏、古びたビルの3階、薄暗い階段、扉からは中の景色が見えない。
実に怪しいお店です。
普通の方には入りにくいお店でしょう。
でも、こういうお店こそ良いお店だったりするんですよ。特にインド料理店の場合は。

こちらのお店は南インド料理店。
ランチタイムは食べ放題が940円なのですが、940円とは思えない品数とクオリティです。

店内入ってみると意外と明るい空間。
お客さんの南インド人率がかなり高く、この時点で当たり確定です。
現地人の通うお店は美味しいですから。

この日のカレーはマトンキーマ、ベジタブルハイドラバディ、ベジタブル65。そしてサンバルとラッサムでした。
他にチキンビリヤニやワダなんかもあってかなり南インド的。

どのカレーも美味しいのですが、特にサンバルが辛いのが印象的。
サンバルとは南インド料理の中では味噌汁的立ち位置の存在で、優しい味に仕上げたお店が多いのですが、こちらのサンバルはかなり攻撃的。
そしてそれが美味しくて。
ワダとの相性もバッチリで、サンバルにワダをひたしてサンバルワダにしておかわりしました。

チキンビリヤニに関しては正直、悪くはないもののそこまででもないかもしれないんですが、他はどれもハイクオリティ。
940円ということを考えれば、チキンビリヤニ置いていてくれるだけでも有難い話ですからね。

勇気を奮い立たせて入ってみる価値のあるお店ですよ!

評価:★★★☆

カレー日記


飯田橋「サパナ 神楽坂店」ミックスベジタブルカレー

シシカバブ
サパナ密集地帯の飯田橋。
こちらのサパナは神楽坂店です。
といっても神楽坂駅近くではなく、飯田橋駅の方が近い場所。神楽坂という坂にあるので神楽坂店なんですね。
ちょっとわかりにくいですが、神楽坂駅からも十分徒歩圏内です。
サパナといえばインド料理とタイ料理どちらもいただけるチェーン店。
チェーン店としては悪くないクオリティだと感じております。
今回いただいたのはミックスベジタブルカレー。
そしてシシカバブ。
まずはシシカバブから。
鉄板の上に野菜、そしてケバブ。
店員さんがレモンを絞ってくれました。
野菜は醤油ベースのネパール的味付けです。
ここのケバブはぷりぷりした食感で、大きいのが嬉しいところ。
値段も高くないので、もう一品欲しい時に良いです。
そして野菜カレー。
インドの野菜カレーにはよく入っている人参、ピーマン、カリフラワー、トマトの他に、グリンピースやコーン、しめじなんかも入っていて具だくさんというか野菜の種類が多いのが嬉しいです。
野菜不足を解消できますね。
サービスでラッシーもいただいて。
タイ系の店員さん、「ドウデスカ? 味、変わってナイ?」と。
僕が他のサパナで食べていたのを覚えてくれていたのでしょうか。
いずれにしてもそういう心遣いも嬉しく、やはり安定感あるチェーン店だなと再確認しました。
評価:★★★
プロフィール

AKINO LEE

Author:AKINO LEE
ミュージシャン、ヴォイストレーナー、アイドルプロデューサー、作詞家、作曲家、振付師、ライター、俳優、イベントオーガナイザー等、様々な分野で精力的に活動中のアーティストAKINO LEEの公式Blog。

2006年11月より、一日最低一食以上カレーを食べる「毎日カレー生活」を開始。
いつしか毎食カレー生活となり、現在も継続中。

基本的に本ブログは、カレーの事ばかりです。
が、稀に別の事も書きます。

基本的にカレーの種類でカテゴリ分けしていますが、場所で調べたい場合は、左下にある検索窓で駅名を入れてください。
そうすると、カテゴリの名前と、その右に「カレー日記」と出てきますので、その「カレー日記」をクリックしてくれれば関連するカレー屋が出てくるはずです。

基本的に自分の為のカレー備忘録なので、コメントやトラックバックはつけられない設定ですし、カレーブログを専門的にやってらっしゃる方に比べると内容が薄いですが、カレー屋探ししている方の参考に多少なりともなれれば幸いと思い、更新していく所存です。

基本的に一度食べたカレーを再度重複して上げる事はありません。
しかしあまりに美味かった場合や、一度アップした事を忘れている場合はその限りではありません。
という訳で毎日カレーを食べている割には更新が毎日ではないのですが、俺が毎日どんなカレーを食べているのか興味あるという方は、ツイッターの方をフォローしていただければ、そちらで「本日のカレー」として食べたカレーを全てアップしております。

@lee_otokage

基本的にこちらのブログはカレー生活の途中からつけはじめたもので、以前書いていたブログは諸事情あり消えてしまっています。
カレー生活始めだしてからのカレーについてはmixiの方に全てまとめてありますので気になる方はそちらもどうぞ。

mixi ID 142205

基本的に…という言葉を文章の頭につける事が多い人間には、詐欺師が多いと某著名人に言われた事があります(^^;)

基本的に詐欺師みたいなもんですが、カレーに関しては正直です。
よろしくお願いいたします!

月別アーカイブ
最新記事
リンク
QRコード
QRコード