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大阪カレー日記


大阪 松屋町「ゴヤクラ」牛豚合挽きマーラー


和レー。
つまりは和とカレーを合わせた造語なのですが、和レー屋を名乗るお店です。

店内はカウンターにテーブルにこあがりの座敷まで。
居酒屋的な雰囲気も感じますが、ここはカレー屋さんなんです。

牛豚合挽きマーラーをいただきました。

和レーのお店ですが、中華に寄せたメニュー。
中華カレー好きとしてはこれが食べたくて。

食べてみると麻と辣と出汁の深みが程良い塩梅。
激辛メニューでも有名なお店なのですが、このメニューに関しては激辛ではなく、程良いです。
つまりはガンガンに攻めることもできれば、優しく攻めることもできるというわけで。

そして卓上のピクルスと合わせて食べてみると、酸味も加わって死角なしの美味しさ。
計算されてます。

他のメニューも気になるものが多かったです。
大阪に住んでいたら通うのに。
大阪在住の方が羨ましい!

評価:★★★☆

大阪カレー日記


大阪 大阪天満宮「ガネーシュN」あいがけ(ダヒポーク)+マサラたまご


大阪スパイスカレー、まだまだ盛り上がりが冷めやらぬ状態です。
何しろミシュランビブグルマンに今年は新たに3店舗が選ばれたんですから。
そのうちのひとつがこちらガネーシュN。

緑に囲まれたカレー屋は名店率が高いと個人的に常々思っているんですが、こちらもまさにそのタイプ。

気合い入れて開店30分前に並んだらまだ誰も並びが無かったのですが、開店時間になると店内が満席になるくらいの人数の並びが出ていました。
店内はカフェ的空間。

あいがけにマサラたまごでオーダーです。

日替わりカレーとダルのあいがけ。
日替わりはダヒポークでした。

綺麗に盛り付けられたワンプレート。
華やかな副菜。
大阪スパイスカレースタイルなのですが、食べてみるとこれがオーセンティックなインド家庭料理の味。
基本に忠実なシンプルなスパイス使いで素材の美味しさを最大限に引き出しています。

それでいて副菜には長葱を使ったりと、オリジナリティもちゃんとあって。
ダルはひたすら優しく、ポークは刺激的に。そのバランス感も見事。

食後にチャイもいただきました。
これまた美味しい。
ため息出ちゃいます。

ビブグルマンも伊達ではない実力。
通う人が多いのも納得の人気店です。

評価:★★★★

大阪カレー日記


四天王寺夕陽ヶ丘「虹の仏」出汁キーマカレープレート


ワカサギカレープレート


スリランカチキンカレープレート


カキマサラ


半生白子マサラ


本マグロカマトロタタキマサラ


ダル冷奴


ハラミ黒コショウ焼き


ミシュランビブグルマン獲得おめでとうございます!

ということで夜の虹の仏で宴会。
まずは魚介系マサラシリーズから。
カキマサラ、白子マサラ、本マグロカマトロタタキマサラ。
全部美味しい\(^o^)/

インド周辺国の料理で生魚を使ったものはほとんど無いわけですが、これは凄いなぁ。
日本じゃないと食べられない料理ですし、虹の仏じゃないと食べられない絶品です。
特にカマトロ凄い。

そしてダル冷奴にハラミ黒コショウ焼き。
ダル冷奴最高\(^o^)/
冷奴に豆のカレーをかけた豆豆しい一品なのですが、豆好きにはたまりません。
一体感凄いです。
ハラミも火入れ加減が絶妙でジューシー!

カレーの美味しさは言わずもがな。
特に出汁キーマは最初食べた時より確実にレベルアップしているんですよね。

スリランカチキンだけライスを変えてくるあたりもわかってらっしゃる。

カレーはもちろん、何を食べても美味しいお店。
雰囲気もサービスも素敵。

ミシュランビブグルマンは伊達じゃありません。

大阪カレー飲みなら、ここは確実におさえておきたい名店です!

評価:★★★★☆

大阪カレー日記


大阪 堺筋本町「ナッラマナム」色々魚介のナッラマナム式多層ビリヤニ(テイクアウト)





久しぶりの大阪。
今回は好きなお店再訪をメインとした旅。
こちらナッラマナムも大好きなお店のひとつなのですが、限定ビリヤニを出しているということで、テイクアウトで予約し、宿でいただきました。

秋味全開のビリヤニは、小柱、鰻、秋刀魚、松茸なども使った豪華絢爛具合!
そもそもテイクアウトでこれだけオプションの数多いのがまず凄いです。
少しずつ色々なものを加えていき、ひと匙ずつ味が変化していき、一つの料理でありながら満漢全席をいただいているような満足度。

テイクアウトだとバナナリーフに包まれていることもあり、レンジで再加熱すると蒸し焼き状態となり、全体の香りが合わさるという、テイクアウトならではの良さもあって。
こんなビリヤニ他にありません。

やっぱり凄いお店です。
いやー凄い。
本当に凄い。



スペシャルバナナリーフ弁当(スパイシー鹿、マイルドチキン、ポークキーマ、鰻マサラ、焼きホタテココナッツ、ダルノーマルバスマティライスと秋刀魚のスパイス混ぜご飯のハーフ&ハーフ)


スパイスオイル


まだ終わりません。
実はもうひとつ、真空パックの完全冷凍でバナナリーフ弁当をお土産に持って帰っていたんです。
こちらの内容も豪華!
スパイシー鹿、マイルドチキン、ポークキーマ、鰻マサラ、焼きホタテココナッツ、ダルノーマルバスマティライスと秋刀魚のスパイス混ぜご飯のハーフ&ハーフという、陸海空制覇のバナナリーフカレー弁当\(^o^)/

全ての具材とカレーが喧嘩せず、渾然一体となって優しい美味しさにまとまっているのはバナナリーフの凄さであり、ナッラマナムの凄さでもあり。

先日誕生日プレゼントでカレー仲間からいただいていたナッラマナム特製のスパイスオイルを少しずつかけて食べると、相性の良さは当然で、刺激も加わってさらに自分好みになりました。

まったくもってとんでもないお店ですよ。
久しぶりに店舗でもまた食べたいなぁ。

評価:★★★★☆

大阪カレー日記


大阪 京橋「元祖エレクトロニカレー」2種あいがけ(鶏お出汁のチキンカレー、和だしのポークキーマ)+スパ石井煮たまご



2018年10月にオープンした出汁系スパイスカレーのお店です。
元は曜日限定の間借りで人気を博したお店。
実店舗は夜もいただけるのが嬉しいところ。

手作り感のある良い意味で力の抜けたお店はアットホームな雰囲気です。

鶏お出汁のチキンカレーと和だしのポークキーマのあいがけに、スパ石井煮たまごトッピングでいただきました。
スパイシーではなくスパ石井が正式表記。
店主さんのお名前かなと思って聞いてみると、「ただのシャレです。石井じゃありませんw」とにこやかに。
このリラックス感、良いなぁ。

カレーの味もリラックスできる優しい美味しさ。
出汁ということで和の要素を感じるのですが、副菜にひじきの煮つけが添えられているんですよ。
これがね、合うんです。とっても。
カレーでありながら和食をいただいた気分になりました。

食後にサマハン(ハーブティー)も飲んでさらにリラックス。
リラックス系スパイスカレーです。
店主さんご夫婦は美男美女。なんだか羨ましい。
素敵なお店でした!

評価:★★★☆

大阪カレー日記


大阪 北浜「コロンビアエイト」花火


大阪スパイスカレーの一時代を築き上げた名店コロンビアエイト。
店舗数も着々と増えていますが、こちらが本店です。
カウンターのみの小さなお店ですが細部にこだわりを感じるリラックスできる空間になっています。

今回は花火をいただきました。
花火は辛口キーマ。
初訪問では食べられないメニューです。
激辛の一歩手前くらいの辛さなので、無闇に頼んで食べられないのを避けるという意味もあるでしょうし、通う楽しさが増えるという意味もあります。
お客さん一人一人に「初めてですか?」と質問し、丁寧に説明してくれるのでわかりやすいです。

ビシっと決まった辛さ、フワっと立ち上る香り、プチっと弾ける食感。
美味しいなぁ。
格好いいなぁ。

コロンビアエイトはどこの店舗もちゃんと美味しいですし、レトルトまで美味しいのですが、本店は一味も二味も雰囲気も違います。
店主さんの人柄が一番出ているのが本店。

余談ですが、開店と共に店内に蜂が入り込んできたんです。
その蜂を手で優しく包んで外に逃がすという対応。
こういう所に人柄を感じますね。
だからこその美味しさ。
これぞ名店です。

評価:★★★★

大阪カレー日記


大阪 阿倍野「堕天使かっき~」ブルースリーカレー


青空食堂で週に二回ほど間借り営業している堕天使かっき~。
最近はかっき~がいない日も、かっき~カレーがいただける日が増えてきたようです。
それもそのはず。
大人気のお店ですから。

小さなお店なのですが、行列の人気。
常連さんが多く、そしてその常連さん同士が仲が良く、初訪問のお客さんが来ると席を譲りあう光景。
良いファンがついているということです。
ということはつまり良い店主ということなんですね。

キャッチーすぎるルックスの店主かっき~ですが、人柄が良いんですよ。
だからこその常連さんの素敵さ。

この日のメニューはブルースリーカレー。
なんのこっちゃですが、青魚3種を使ったカレーで、ブルースリーということ。

イワシとクジラのカレー。
サンマとあん肝の坦々風カレー。
サバのビンダルダルぬた風。

これの3種あいがけ。
凄まじい個性!

さらにはご飯にも牡蠣と海苔が使われていて、それで600円という激安価格。
心配になるメニューですw

見た目はまったく映えませんw
でも下手な映えカレーより圧倒的に美味しい。
食べないと伝わらない美味しさです。

写真には写らない美味しさがあるんです!

美味しいし楽しいしで気づけば長居してしまいました。
僕も大阪在住だったら通っていることでしょう。
大好きなお店です。

評価:★★★★☆

大阪カレー日記


大阪 俊徳道「八戒」四川麻婆豆腐カリィ&生ラムのクミン炒めカリィwithカレー炒飯


蟹出汁キーマカリィ


魯肉


僕がカレー好きなのは言うまでもありませんが、中華も好きなんです。
しかし毎日カレーばかり食べるようになってしまったので、中華を食べる機会が減ってしまいました。
逆にだからこそ、中華カレーという新たな魅力に気づけたのですが、その中華カレーにおいて日本トップクラスのお店がこちらです。

東大阪市ということで、大阪の中心部からは少し外れた位置にあるのですが、オンリーワンの魅力が溢れすぎているので引き寄せられます。

今回いただいたのは四川麻婆豆腐カリィと生ラムのクミン炒めカリィのあいがけ。
これのご飯をカレー炒飯にしてもらうスペシャルプレート!

さらに!

別皿で蟹出汁キーマカリィと、魯肉飯のあたまも。
東京在住でたまにしか来れないので、あれもこれもです。

もうね、全てが美味しいんですよ。
全てがちゃんと中華でありながら、確かにカレーというバランス感。
魯肉は魯肉ですが、魯肉はカレー説ありますからね。

麻婆豆腐もカレー説ありますが、この麻婆はその説があろうとなかろうとカレーに確実に寄っているんです。
麻も辣もしっかりあってさらに深い。

蟹出汁キーマもこの出汁感が大阪っぽくてナイス。

カレー炒飯もまさにカレー炒飯。

なんだろう。美味しすぎるものを食べると語彙力を失ってしまいますね(^_^;)

一番気に入ったの生ラム。
肉質が最高! それにシンプルなスパイス使いで、ジューシースパイシー。
めちゃくちゃ美味しいじゃないですか!

中華カレーのお手本のような料理の数々。
シェフのおさむさんのカレー愛についてうかがうこともできて、色々と納得と理解が深まりました。
また絶対に行かなくてはならないお店です。

評価:★★★★☆

大阪カレー日記


大阪 本町「カンテグランデ靭公園店」チキンカレー(チャパティ)


アイスコーヒー、濃厚ふわとろちーず


大阪スパイスカレーが流行する前、大阪でカレーといえばカンテグランデの名前は確実に上がっていました。
基本インドカレーなのですが、本格的な、本式のインドカレーというわけではなく、そのアレンジ的なカレーで、インドカレー初心者には食べやすく、マニアにも変化があって美味しいと感じる絶妙のバランス感のカレーと、名物のチャイ。

ウルフルズのメンバーがバイトしていたことでも有名なお店ですが、今は店舗数もかなり増やしています。

今回うかがったのは靭公園店。
朝9時からお店が開いているので朝カレーもできるんです。

チキンカレーにドリンクとケーキがつくセットを注文。
主食はチャパティ、ドリンクはアイスコーヒー、ケーキは濃厚ふわとろちーずをチョイス。

まずはチャパティだけいただくことをおすすめします。
多めに塗られたバターの塩気とコクが、全粒粉の風味を引き立て、何もつけなくても美味しいんです。

もちろんカレーをつけても美味しいですよ。
カレーは重すぎない仕上がりなので、このチャパティとの相性も良い塩梅。

チーズケーキもふわっとしていて優しい甘さ。
ブラックコーヒーと合います。

久しぶりに来ましたがやっぱりバランスが良いお店です。
スパイスカレー流行の最中において、独自のスタンスでファンと店舗数増やし続けている姿は、今も大阪カレーを別の角度からレペゼンする存在だといえるでしょう。

評価:★★★☆

京都カレー日記


京都 黄檗「たま木亭」カレーパン、カツたまごサンド


京都で大人気のパン屋さんです。
朝7時の開店前から並びが出ると聞いて、6時40分に到着。
先客はいませんでしたが少しずつ人が増えてきて開店時間には5人ほど。
平日でこれは凄いです。

お目当てはカレーパンとカツサンド。
好きなカレー屋のシェフにこれをすすめられて来たのです。
このためだけに京都に立ち寄ったんです。

カツサンドはたまごサンドとのコンビもあったのでそちらに。

それにしても最初は10個くらいあったカレーパン、開店して僕がパンを選んで会計して出る、たった5分程の間に、さらに後から来た人も買っていったのか、残り4つとなっていました。
早めに来て正解でした。

まずカレーパン。
なかなかの大きさ。
食べてみると肉が賽の目状にカットされていて、この食感が面白いです。塊肉でも挽肉でもない独特の食感。
カレーはごく普通のカレーなのですが、パンが凄い。
このカレーと一体感があるんですよ。
確かにパンも食べているのですが、このパンあってのカレーと思えてくるくらい。

そしてサンドイッチ。
これまた凄い一体感。
カツサンドを食べれば、しっとりしたパンは確かに存在しながら、カツの衣と一体化。
たまごサンドを食べれば、しっとりとしたパンがたまごを包んで一体化。

カレーパン巡りを基本として、様々なお店のパンを食べてきた方だと思いますが、こういうパンは今までなかったです。
渾然一体となる食感の凄味。
驚きました。

できたてだからこそかもしれません。
だとしたら尚更オープン前に並ぶのが一番美味しいでしょうね。

評価:★★★★
プロフィール

AKINO LEE

Author:AKINO LEE
ミュージシャン、ヴォイストレーナー、アイドルプロデューサー、作詞家、作曲家、振付師、ライター、俳優、イベントオーガナイザー等、様々な分野で精力的に活動中のアーティストAKINO LEEの公式Blog。

2006年11月より、一日最低一食以上カレーを食べる「毎日カレー生活」を開始。
いつしか毎食カレー生活となり、現在も継続中。

基本的に本ブログは、カレーの事ばかりです。
が、稀に別の事も書きます。

基本的にカレーの種類でカテゴリ分けしていますが、場所で調べたい場合は、左下にある検索窓で駅名を入れてください。
そうすると、カテゴリの名前と、その右に「カレー日記」と出てきますので、その「カレー日記」をクリックしてくれれば関連するカレー屋が出てくるはずです。

基本的に自分の為のカレー備忘録なので、コメントやトラックバックはつけられない設定ですし、カレーブログを専門的にやってらっしゃる方に比べると内容が薄いですが、カレー屋探ししている方の参考に多少なりともなれれば幸いと思い、更新していく所存です。

基本的に一度食べたカレーを再度重複して上げる事はありません。
しかしあまりに美味かった場合や、一度アップした事を忘れている場合はその限りではありません。
という訳で毎日カレーを食べている割には更新が毎日ではないのですが、俺が毎日どんなカレーを食べているのか興味あるという方は、ツイッターの方をフォローしていただければ、そちらで「本日のカレー」として食べたカレーを全てアップしております。

@lee_otokage

基本的にこちらのブログはカレー生活の途中からつけはじめたもので、以前書いていたブログは諸事情あり消えてしまっています。
カレー生活始めだしてからのカレーについてはmixiの方に全てまとめてありますので気になる方はそちらもどうぞ。

mixi ID 142205

基本的に…という言葉を文章の頭につける事が多い人間には、詐欺師が多いと某著名人に言われた事があります(^^;)

基本的に詐欺師みたいなもんですが、カレーに関しては正直です。
よろしくお願いいたします!

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