
東大島「アーンドラカフェ」Sランチセット(ドラムスティックマトン)

Aランチセット(チキンしめじ、サンバル)

コーヒー

マンゴークルフィー
御徒町アーンドラキッチン、銀座アーンドラダイニング、神田アーンドラダバ。
日本における南インド料理のリビングレジェンド、ラマナイヤさんがメインシェフを務めるお店です。
所謂アーンドラ系。
その新店がいつの間にか東大島と平井の間くらいに位置する団地の中に突如爆誕したのです。
その名もアーンドラカフェ。
文字通り団地の中なんですよ。
団地の中の飲食店やら八百屋やらその他色々なお店が入っているエリアに、ひっそりと佇むようにカフェ。
何故こんな所にお店を?
と少々心配になりながらもお店にたどり着くと、カリスマスタッフのサントス君が「アー! 遠いのにアリガトゴザイマス!」と大歓迎体制。
サントス君は基本銀座のスタッフですが、オープンで落ち着くまではこちらにいるそうです。
ランチメニューを見るとまず安い!
Sランチセットはカレー1つ選んで、ギーロティかライスかセレクトして650円ですよ!
ラマナイヤさんご本人が調理をしているわけではありませんが、ラマナイヤさんお墨付きのシェフが腕を振るう本格的南インドカレーがこの値段は奇跡的です。
2人だったので、この日のランチカレー3種全てを網羅できるSセットとAセットの組合せで。
カレーはドラムスティックマトン、チキンしめじ、サンバルの3種。
それぞれギーロティとライスでオーダー。
ギーロティというのはつまりチャパティです。
小さ目のものが2枚ついてきます。
ダイニングやキッチンのチャパティよりもさらに素朴なテイストですが、このお店にはこれが合います。
カレーも地域柄を考慮してか、辛さは控えめながら、南インドならではの美味しさが存分に味わえます。
アーンドラ系はどこも間違いない美味しさですから。
ナンを出さないこだわりも正しいです。
他に来ていたお客さんが「ナンはないの?」と聞いたりしていましたが、サントス君が丁寧にナンは無いけどギーロティがあり、それがおすすめだと説明していました。
そして食べたお客さんも、「あぁ、これも美味しいねぇ。」と笑顔に。
こうやって南インド料理を東京の下町の団地で啓蒙していって欲しいですね。
カフェということでコーヒーとクルフィーもいただきました。
コーヒーはマドラスコーヒー。
甘めのミルクコーヒーです。
クルフィーはマンゴークルフィー。
どちらも美味しい!
カフェならインドスウィーツ系を充実させてくれたら嬉しいですね。
コーヒーとインドスウィーツのセットがあったりすれば尚更。
通し営業になったらもっと嬉しいなぁ。
と、願望を書いてしまいましたが、とにもかくにも最高に美味しい南インドカレーがこういう場所で食べられるのは奇跡的。
近隣の方はもちろん、そうでない方も遠路はるばる行って損が無いといえるレベルです。
評価:★★★★☆