カレー写真
カレー日記

新橋「ブラン亭」ポーク&しらす卵付き
コリドー街が今のようにおしゃれになるずっと前、ここにあったカレーの名店ブラン亭。
再開発により移転したのですが、また移転してコリドー街に戻ってきました。
以前の場所からかなり近くのビルの4階の奥にあります。
雰囲気的にはひとつ前のお店のようなスナック的間取りです。
メニューは相変わらずでカレー2種類を選ぶ形。
それに卵がつくかつかないか。
ドリンク付きセットもあるようですが、やはりいつもの2種卵付きで。
カレーはポークとしらすをセレクト。
ポークは家庭的カレーとスパイスカレーの中間くらいの立ち位置。
野菜と豚肉の優しい美味しさです。
今流行のスパイスカレーではなく、ここオリジナルのここにしかない美味しさだというのが尊いですよ。
昔から変わらぬ美味しさですから。
しらすも個性あって素晴らしい。
卵、つまり目玉焼きも焼き具合が相変わらず完璧。
やっぱり美味しいなぁ。
女性店主さんは相変わらずの上品さと気さくさ。
癒されるんですよね。
カレーマニアのオアシス、健在です!
評価:★★★★
カレー日記

有楽町「バー エグザゴーヌ」キーマカレーのメルトサンド
泰明小学校近くのビル。
カレー好きには「はるかなるカレー」のビルと言えばわかりやすいでしょうか。
そちらの5階にあるバーです。
ここのマスターは大のカレーマニア。
ですからバーにもカレーがあるのです。
ランチタイムに行ってきました。
キーマカレーです。
ライスで食べるキーマカレーは量によって値段が変わるシステム。
そしてキーマカレーのメルトサンドもあったので、こちらにしてみました。
スパイスをたっぷり使ったキーマは胡椒の辛味が印象的。
チーズと野菜も少し入っていて、それが良い具合に味と食感の変化を出していました。
ディナータイムにはこれにラクレットチーズもつくんだそうです。
そうなるとかなりにメルト具合ですね。
付け合わせのコールスローも一工夫あって美味しくて、ドリンクもついて1000円なら文句なし。
小さなお店ですがランチタイムもなかなかの盛況でした。
このビルの近くは意外とカレー激戦区なんですよね。
こちらのお店も選択肢の一つとして入れておきたいお店です。
評価:★★★☆
カレー日記

神楽坂「アコメヤ茶屋」2種盛りカレー(キーマ、ガーリックチキン)ビリヤニ

アコメ焼き
マドラグという京都にあるカレーの美味しい人気カフェが神楽坂にでき、喜んでいたのですが閉店してしまったと聞いて悲しんでおりました。
いつの間にかその場所に入っていたのはアコメヤ茶屋というお店。
何気なくメニューを見てみると、押上の名店スパイスカフェのカレーがあるじゃないですか!
なんてこったい!!
基本はテイクアウトのようですが店内というか他店も入った複合施設にあるので中でイートインも可能です。
2種盛りカレーのライスをビリヤニに追加料金で変更可能ということだったのでビリヤニで。
カレーは日替わりのようです。
この日はキーマとガーリックチキン。
食べてみればどちらも美味しい。
確かにスパイスカフェ的。
ただしお店で作ったものが出来立てでというわけではなさそうで、スパイスの鮮烈な香りという意味では本店に比べたら劣ります。
しかしそれでも元々が相当美味しいので、差し引きしても十分以上に美味しいカレーとなっていました。
副菜も乗って豪華ですし、量が少な目なのも逆にダイエット中には嬉しいですし、味が良いので少な目でも美味しいものを食べた満足感を得られます。
スパイスカフェは駅から遠い上に予約しないと食べられないこともあるというなかなかハードルが高いお店なので、このように気軽に気楽に食べられるというのもまた嬉しいですね。
デザートにアコメ焼きというスウィーツもいただきました。
あんこ入りのいわばどら焼き的なものなのですが、焼きたてでサクっとフワっとモチっとした生地が良い感じでこれまた美味しいです。
マドラグの閉店は悲しいですが、新たに入ったお店にも美味しいカレーがあるということで、その悲しさを少なくしてくれました。
評価:★★★☆
カレー日記

飯田橋「ザライオンロック」日変わりカレープレート
間借りカレーもすっかり定着してきた感のある東京。
神楽坂にも「つぼみのかおり」という間借りカレーのお店ができて実に良い感じだと思っていたら、そこからちょっと先にまた新しいお店ができているのを発券しました!
シェフはスリランカ人男性。
接客を担当するのは日本人男性なのですが、お二人は義理の兄弟だそうです。
日本人男性はこちらの間貸し主というか、夜営業のワインバルの店主さんでもあり、昼が空いているのでお姉さまの旦那さんであるシェフに間貸ししつつ、お手伝いしているということです。
メニューは日替わりのワンメニュー。
この日は砂肝、海老、豆の3種盛り。
ポルサンボルなど副菜もつきます。
食前にサマハンが出てきていきなり嬉しいスタート。
プレートは全体的にすっきりした味わいで辛さは控えめながら、辛いもの好きの為に唐辛子が一本添えられているのが嬉しいです。
どれも美味しかったのですが特に砂肝が気に入りました。
食感も良く、程よく効いたスパイス感と程よく出た旨味のバランス感。
シェフはスリランカでゲストハウスを経営していて、そちらで料理を振る舞っていたそうです。
男性が作るスリランカカレーでありながら家庭的な優しさを感じたのはそういうことでしたかと膝を打ちました。
これが1000円というのは実に得。
ランチタイムは満席の大盛況。
どうやら既に地元の会社員に受け入れられているようです。
様々なきっかけで、様々なスタイルで営業が始まるのはカレーの世界の幅を広げてくれて喜ばしい限り。
神楽坂エリアの方は覚えておいて損のないお店ですよ!
評価:★★★☆
カレー日記

「フレッシュネスバーガー」カレーチャウダー、ソーセージグリル(カリーヴルスト)
フレッシュネスバーガーには夜のバルメニューが追加される店舗があります。
こちらにカリーヴルストの文字を発見したので入ってみました。
ソーセージグリル(プレーン&カリーヴルスト)と書いてあったのでそれをオーダー。
さらにメニューをよく見るとカレーチャウダーなどというものがあるじゃないですか!
いつからあったんだろうこれ。
初めて気づきました。
というわけでカリーヴルストとカレーチャウダーでオーダーです。
カリーヴルストはヴルスト、つまりソーセージにケチャップ、そしてカレー粉というシンプルなもの。
カレー感が足りなかったのでスパイスコーナーからカレーパウダーを取り出し、カレー追加で食べました。
ソーセージ自体はフレッシュネスのホットドッグで使っているものと同じでしょうか。
無難に美味しいです。
そしてカレーチャウダー。
これが予想以上に美味しかった!
まろやかなチャウダーでありながら意外としっかりとしたカレー感。
細かく切ったじゃがいもなども具として入っており、これだけ飲んでも食事をとった気持ちになれる満足感を得られます。
寒い季節にこれだけ飲むというのも良いなぁ。
この冬リピート確定の美味しさでした。
この調子でファストフードはカレーメニューをどんどん増やして欲しいです。
夏の期間限定カレーメニューは定着してきた感がありますが、冬だってカレーは美味しいのですから。
評価:★★★
カレー日記

「ファーストキッチン」石窯スープパン バターチキンカレー
ファストフードのカレーメニューといえば夏に期間限定で登場するのがここ数年では定着してきた感がありますが、2019年冬には冬メニューとしてカレーが出てきています。
ファーストキッチンの石窯スープパンのシリーズにバターチキンカレーがあることに気づいて食べてみました。
バターチキンカレーはインドネパール系のよくあるタイプに近い、多くの日本人がバタチキのイメージを想像したものに近いテイストであり、安心して食べられる味です。
ほんのりカスリメティの香りを感じられるのがまたマニア心もくすぐります。
そして器になっているパンが何気にちゃんと美味しいんですよ。
パンに入ったタイプのみならず、スープ単体、つまりカレーのみもオーダーできるそうです。
ということはバーガーにカレーをつけて食べられるということ。
素晴らしい!
この冬リピートしそうなメニューでした。
評価:★★★
カレー日記

赤坂見附「スアンサワン」ガパオ&ゲーンキアオ
赤坂で人気のタイ料理店。
ビルの二階に上がって店内に入ると、タイ料理店によくある雰囲気でありつつも、飾られた写真やサインの数々に目がいきます。
場所柄もあってか業界人のファンも多いようで、テレビや雑誌に取り上げられたことも多数あるそうです。
テレビや雑誌に取り上げられたから美味しいというわけではないというのは、食べ歩きをしていると常々感じることですが、こちらは純粋に美味しかったということを最初に言っておきましょう。
いただいたのはガパオ&ゲーンキアオ。
タイ料理店のランチメニューによく見かけるガパオとグリーンカレーを一緒に食べられるセットです。
これがディナータイムにもあるのがまず嬉しいです。
食べてみればどちらもオーセンティックな本格派の美味しさ。
ガパオは目玉焼きの火入れ具合も絶妙で、しっかりガパオも入っていますし、味付けも濃すぎず薄すぎずちょうど良い塩梅。
グリーンカレーは鶏肉と茄子がしっかり煮込まれた屋台テイスト。
辛さは日本人向けに控えめですが、それ以外はタイの味です。
合わせて食べても相性の良い美味しさ。
このエリアにしては値段もお手頃ですし、ちゃんと美味しい。
特に業界人に人気というのが納得できます。
タイ料理慣れしていない人にも美味しいと思える味であり、タイ料理をかなり食べている人にも納得できるバランス感でした。
評価:★★★☆
カレー日記

上板橋「レストランキノシタ」カツカレーライス
板橋区には時代に取り残されたような場所が時折存在します。
ここ、上板橋から北に少し歩いたエリアの路地もまさにそんな雰囲気。
先日町中華のカレーをこのエリアで食べた時に見つけて気になっていたのが、レストランキノシタ。
見るからにレトロな洋食屋さんなんです。
店内入ってみるとやっぱりレトロ。
内装も店員さんもお客さんも昭和のままといった雰囲気です。
メニューは洋食系メインでありながら冷奴やもつ煮もあるのがまた良いじゃないですか。
いただいたのはカツカレーライス。
黄色味がかったカレーは古き良き洋食屋のカレー。
昭和カレーの近いのですが妙な甘さはなく、奥深さがちゃんとあるという令和の時代に食べても美味しいと感じるカレーです。
キャベ千にポテサラ、味噌汁、さらには食後のコーヒーもついて800円という値段も昭和感あって嬉しいですね。
懐かしい気分に浸れる素敵な空間。
かなりお歳を召された夫婦が営んでいるお店でしたが、無理せず長生きしてくださいね。
評価:★★★