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カレー日記(サッパドゥレディ)



吉祥寺「サッパドゥレディ」カレー2種(マドゥライチキンカレー、メカジキのミーンモイリー)


吉祥寺駅から徒歩15分から20分という、なかなか遠い場所にある小さなお店です。
しかしその駅から歩く時間ですら、こちらのお店を楽しむ為のイントロダクションになっているように思うのです。

吉祥寺は駅周辺は非常に栄えていますが、ちょっと歩くと完全に住宅街であり、緑も多いエリアです。
駅の喧騒から歩きながらだんだんと静かに長閑になっていく感じ。
そして辿り着いたこちらのお店。
入ってみると良い意味でのローカル感があり、カントリー感があるんですね。
地方なんだけど非常におしゃれなお店って時々あるじゃないですか。そんな雰囲気で。
もちろんここは東京ですから、地方ではないのですが、東京のおしゃれ店とはまた違うベクトルのおしゃれ感があり、落ち着きがあります。

カレーは南インド料理。
南インドの名店で修業した方なので、安定感のある美味しさです。

2種でいただきましたが、シンプルでありながらミールスをいただくような満足感を得られます。
軽やかに美しく、ほんのちょっと主張もあって。
毎日食べても飽きのこなさそうなテイストでありながら、ちゃんとインパクトがあるという絶妙のバランス感。
素晴らしいです。

近くにあったら間違いなく通いたいお店。
駅から歩く価値、おおいにあります。

評価:★★★★

カレー日記(コバラヘッタ)



青海「コバラヘッタ」2種カリーとライスのセット(スパイシーチキン、海老)


ヴィーナスフォートのフードコート内にあるインドカレーのお店です。
コバラヘッタ、正直言うと昔は好きではありませんでした。
どうしてこういう味になってしまうのだろう?と思う程で。
当時はカレーマニアの間でも僕と同じ見解を持つ人が多く、残念なお店としての印象が根強かったんです。

しかし、数年前にリニューアルしてからイメージはガラっと変わりました。
純粋に美味しいと思える味に変化していたんです。

もちろんフードコートですから、最初から調理しているというわけではなく、チェーン店ですから、ある程度のところまではセントラルキッチンで準備したものを店舗で最終工程だけやっているということかと思います。
その形をうまく使って、美味しいと思える形に変わったというのは企業努力のたまもの。

スパイシーチキンは辛いだけでなくスパイスの香りを楽しめるものでしたし、海老もマスタードシードがプチっと弾け、味の方向性的にも、一般受けする着地点でありつつ、スパイス好きが食べても納得できるというバランス感になっています。

ヴィーナスフォート店のみならず、他のコバラヘッタでも今は同じように感じます。
世間のニーズに合わせて恐れず変化し、進化する姿勢。だからこそ長く続いているのでしょう。

評価:★★★

カレー写真




大阪 阿倍野「モヌメント」スペシャルプレート




「36cos」カンボジアチキンカリー




西武新宿「竜王」カレー水餃子




西早稲田「アプサラ」マトンカレー




池袋「あんぷく」牛すじ黒カレーうどん




西武新宿「ハナヤ」蟹キーマカレー

大阪カレー日記(洋食いとう)



加美「洋食いとう」大人さまランチ(煮込みハンバーグ、とりのからあげ、海老フライ、オムカレー)


ミシュランビブグルマンも獲得した大阪カレーの代表的名店「虹の仏」のシェフが、モダンスパイス虹の仏、そして3店舗に手掛けたのがこちら洋食いとう。
ご本人が洋食も大好きということで、趣味で作っていたデミグラスソースを使った洋食的カレーをいただけるお店です。

メニューは大人さまランチとカレーの2本立て。
大人さまランチは様々な洋食の盛合せ。
大人さまランチのご飯を追加料金でカレーにもできるということで、煮込みハンバーグ、とりのからあげ、海老フライの大人さまランチのご飯をオムカレーに変更でオーダー。

煮込みハンバーグは柔らかくジューシー。
噛むと肉の旨味が広がり、身体に染み渡ります。

とりのからあげはフリッター状になっていてサクっと軽やか。噛めばやはり鶏肉の旨味が広がります。

海老フライは揚げ具合が良いのはもちろんですが、自家製タルタルソースがさっぱり。
自家製のらっきょを使っているということで爽やかなんです。

そしてオムカレー。
デミグラスソースの深い旨味は、大人さまランチのそれぞれのおかずの旨味を全て包んで、それでいてちゃんとかき消さないという仕上がり。

一番根っこというか最下層にある旨味と美味しさの受け皿として成立しているカレーで、その上のおかずの個性を立たせているんです。
凄い!

こちらは小さなお店であり、仕込みにも時間がかかるということで予約優先。
気持ちに余裕を持って、予約取れれば行き、その味を楽しむ。
もしわざわざ行っても入れないということもあるでしょう。
しかしそういう時は縁が無いだけです。僕なんかそんなことだらけですから(^^;)
今回は味わうことができて本当に良かった。

限られた時間の中でも最大限楽しんでもらいたいというシェフの気持ちが伝わる美味しさでした。

評価:★★★★

大阪カレー日記(ビアンシュール)



阿倍野「ビアンシュール」ロースカツカレーパン


阿倍野駅近くのアーケード下にあるパンカフェです。
1階で購入したパンを2階のカフェでイートイン可能。

ロースカツカレーパンをイートイン。
2階でドリンクを頼んで、温め直しもしてくれるということでそちらもお願いしました。

レンジではなくオーブンでカリっと温め直したパン。
揚げタイプなのでオーブン再加熱が最も良い食べ方です。

中にカツが入っているという重そうに思えるカレーパンですが、意外とそんなことはなく、食べ応えはありつつもくどくないテイスト。

そもそもカレーパンの発祥は当時洋食メニューとして人気だったカレーとトンカツを合わせてパンにした洋食パンというもの。
だからこそ揚げてあるわけですが、中にカツが入っているとなると当初の意味により近づくわけです。

カツ、衣、カレー、そしてその上の衣としてのパン。
美味しかったです。

評価:★★★☆

大阪カレー日記(ブラウンベーカリー)



京橋「ブラウンベーカリー」牛すじカレーパン


京橋駅直結のショッピングモール1階に入っているパンのお店です。
1階がパン屋、2階がカフェとなっているのですが、1階にもイートインスペースがあり、こちらでも購入したパンを飲食可能。
しかも電源もあって非常に便利。

駅直結のパンカフェもかなり増えてきましたが、まだあまり利用者が多くないように思います。
駅前のファストフードが混んでいてもパンカフェは混んでいないことも多いので穴場ですね。

いただいたのはもちろんカレーパン。
牛すじカレーパンは大阪らしく牛すじがメインの具となっていて、揚げタイプに見えて焼きタイプのカレーパンでした。
味濃いめ。
パンはふわふわ。
なかなか美味しいです。

2階のカフェも気になりますね。
テイクアウトのみでも軽くおやつで食べて行くにも便利なお店です。

評価:★★★☆

大阪カレー日記(43)



阿波座「スパイスカレー43」瀬戸内レモンスプラッシュ&ネパールポーク


非常にカラフルな外観が印象的なスパイスカレー43。
店内もポップでカラフルですが、カレーもキャッチーで個性があります。

特に看板メニューの瀬戸内レモンスプラッシュは必食の美味しさ。
レモンの爽やかな酸味が前面に押し出されていながらも、バランスが崩れていないという素晴らしさ。

夏の暑い日に食べたのですが、そんな日にぴったりの味わいで、目が覚める思いがしました。

ネパールのお店で修業してきたというネパールポークとあいがけでいただいたのですが、優しい味のネパールポークにシャキっと輪郭が立ったレモンスプラッシュの相性も良く、美味しくいただきました。

ご飯少な目で頼んだのですが、最初から量も多くはないのでカレー巡りの連食にも助かるお店です。
個性派カレーの多いという以上に溢れ出るくらいの勢いで店舗が存在する大阪においても、この瀬戸内レモンスプラッシュは印象に残る美味しさであり、確かに大阪的なアプローチだなと楽しく食べました。

評価:★★★★

大阪カレー日記(あきらカレー)



肥後橋「あきらカレー」海鮮と水茄子のスパイスなめろうキウイソーススパイス炒飯と鶏つみれと万願寺とうがらしのカレー


個性的カレーがあちこちにある大阪。
あきらカレーはスパイス炒飯と出汁カレーを合わせるという個性を持っています。

人気店のようで、開店前から列ができていました。
ちなみに目の前には人気店ガルもあります。
激戦区ですね。

この日のメニューは「海鮮と水茄子のスパイスなめろうキウイソーススパイス炒飯と鶏つみれと万願寺とうがらしのカレー」というもの。
この情報量の多さが大阪的。
海鮮の使い方やキウイソースなど、どことなく堕天使かっきーを思わせる雰囲気もありつつ、かっきーは炊き込みご飯ですがこちらは炒飯ですから。

まずは炒飯だけ一口。
ビシっとスパイスのきまった濃い目の炒飯。
美味しいです。

この周りを囲むカレーや副菜は引き算。
さっぱりとしていて、濃い炒飯に対してバランスが取れています。

濃厚炒飯とさっぱりカレー&副菜。
面白いですね。

お値段もお手頃で、人気があるのも納得でした。

評価:★★★☆

カレー日記(アラリヤランカ)



五反田「アラリヤランカ」蓮の葉カレー(ネルンコラバス)




Aランチ(鯖)


都内にスリランカ料理のお店も着々と増えてきています。
五反田のアラリヤランカも都内では新しいお店のひとつ。

ランプライスというバナナリーフに包んだカレーはスリランカ料理好きなら誰もが知るところでしょう。
こちらにもランプライスがあるのですが、ちょっと珍しいネルンコラバスという蓮の葉に乗せたカレーがあったのでそちらをいただきました。

丼の上に蓮の葉。
さらにその上にご飯とカレーと副菜が乗せられているので、安定感がなくて少々食べにくいのですが、見た目的にはこの形だからこその美しさ。
映えを取るか食べやすさを取るか。
個人的には後者ですがスリランカ料理はヘルシーで見た目も良く、女性にも受ける要素を沢山持っていますから、女性ファンを増やす為にはこのスタイルは正しいと言えるでしょう。

味は上品なまとまり方。
スパイスまでスリランカにこだわっているというわけではなく、日本で手に入りやすいスパイスで代用している部分も感じるので本格的なスリランカ料理を期待すると少し違うかもしれませんが、どこまで本格的を求めるかによりますね。
こちらの料理は本格度80%くらい。
ハードコアなマニアには残りの20%が大事かもしれませんが、僕は美味しければ何でも良いと思っているタイプなので、こちらのカレーも素直に美味しいと感じました。

店舗もおしゃれですし、既に女性ファンを獲得している様子。
女性の初心者向けスリランカ料理店としては十分のクオリティなのではないかと感じました。

評価:★★★☆

カレー日記(スパイスカレー食堂)



五反田「スパイスカレー食堂」シーフードカレーハーフ


四谷のスパイスカレー食堂が五反田にもお店を出しました。
四谷のお店で食べた時はスリランカ人女性が作っており、味もオーセンティックなスリランカ家庭料理という印象で、スパイスカレー食堂と言いつつスリランカカレーだなと思っていたのですが、五反田店で食べた印象はスリランカカレーに影響を受けたスパイスカレーという印象でした。
カレーはレシピが同じでも作る人が変わると味も変わる料理ですが、だからこそであり、それが悪い意味にはなっておらず、これはこれでちゃんと美味しいのが素晴らしいです。

こちらのお店も朝から営業してるというのがまた嬉しいですし、既にハイペースな二店舗目ですが三店舗目も準備中との事。
それぞれ好調なら、都内各地で朝からスリランカ風スパイスカレーが食べられるという素敵な状態になるわけです。

いや、さらに好調なら都内にとどまらないかも。
朝カレーといえばスパイスカレー食堂。
そんな日がやってくるかもしれません。

評価:★★★☆
プロフィール

AKINO LEE

Author:AKINO LEE
ミュージシャン、ヴォイストレーナー、アイドルプロデューサー、作詞家、作曲家、振付師、ライター、俳優、イベントオーガナイザー等、様々な分野で精力的に活動中のアーティストAKINO LEEの公式Blog。

2006年11月より、一日最低一食以上カレーを食べる「毎日カレー生活」を開始。
いつしか毎食カレー生活となり、現在も継続中。

基本的に本ブログは、カレーの事ばかりです。
が、稀に別の事も書きます。

基本的にカレーの種類でカテゴリ分けしていますが、場所で調べたい場合は、左下にある検索窓で駅名を入れてください。
そうすると、カテゴリの名前と、その右に「カレー日記」と出てきますので、その「カレー日記」をクリックしてくれれば関連するカレー屋が出てくるはずです。

基本的に自分の為のカレー備忘録なので、コメントやトラックバックはつけられない設定ですし、カレーブログを専門的にやってらっしゃる方に比べると内容が薄いですが、カレー屋探ししている方の参考に多少なりともなれれば幸いと思い、更新していく所存です。

基本的に一度食べたカレーを再度重複して上げる事はありません。
しかしあまりに美味かった場合や、一度アップした事を忘れている場合はその限りではありません。
という訳で毎日カレーを食べている割には更新が毎日ではないのですが、俺が毎日どんなカレーを食べているのか興味あるという方は、ツイッターの方をフォローしていただければ、そちらで「本日のカレー」として食べたカレーを全てアップしております。

@lee_otokage

基本的にこちらのブログはカレー生活の途中からつけはじめたもので、以前書いていたブログは諸事情あり消えてしまっています。
カレー生活始めだしてからのカレーについてはmixiの方に全てまとめてありますので気になる方はそちらもどうぞ。

mixi ID 142205

基本的に…という言葉を文章の頭につける事が多い人間には、詐欺師が多いと某著名人に言われた事があります(^^;)

基本的に詐欺師みたいなもんですが、カレーに関しては正直です。
よろしくお願いいたします!

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