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カレー日記(マジックアンジー)



江古田「マジックアンジー」今月のカレープレート


江古田のママコモハウスというカフェ&イベントスペース。
通常時もカレーや軽食があるようですが、月に1度マジックアンジーがこちらで間借りカレー営業をしています。
実は通常時のカレーもマジックアンジー監修なのだとか。

この日のカレーはネパール料理のダルバート的なものでしたが、ダルの代わりにかぼちゃのポタージュをつけたという面白い組み合わせ。

カレーや副菜はネパールのオーセンティックな味わいに近く、シンプルイズベスト的な滋味深い美味しさ。
ダルをかけて食べたくなりますがかぼちゃポタージュなのは10月後半だったのでハロウィンを意識してのことでしょうか。
かぼちゃポタージュはかぼちゃの美味しさがしっかりと立っていて濃厚。ホッとするような味わいです。

これはカレーにかけて食べても悪くはないのですが、スープとして別々にした方がより良いですね。
だからこそこの別皿での提供なのでしょう。

店主さんはいつも一生懸命で真面目な方。
そんな人柄が味にもしっかりと出ていました。

評価:★★★☆

カレー日記(バジェコセクワガール)



大久保「バジェコセクワガール」バジェコカザセット


大久保駅前にいつの間にかできていたお店。焼き鳥と書いてありますがセクワのことですね。
店内はこじんまりとしていますが狭すぎず、ボックス席メインでゆっくり飲み食いするのに良いです。
何しろ焼き鳥とありますから、飲み利用に適した店だと思います。

そんなわけでネパールのおつまみセットであるカジャセットを。
メインのカレーとセクワをチキンかマトンのどちらか選べるということで、どちらもマトンにしてみました。

それぞれ確実に美味しくて、実に良いおつまみです。
これだけあればお酒何杯でも飲めちゃいますよ。

店員さんは日本語がまだたどたどしいながらも笑顔で一生懸命。
英語を交えながら会話すればスムーズです。

ウーロンハイを頼んだらレモンが入ってきて、飲んでみるとウイスキーのウーロン茶割りでしたが、この手のお店にはよくあること。
逆にそれが面白かったりしますし、飲んでみると合わないことはないんですよね。

ククリラムもあって、やっぱり飲むのに良いお店。
だいぶ酔っぱらったとしても目の前が駅なので安心。

大久保ネパール飲みの際には覚えておいて損はないですよ。

評価:★★★☆

カレー日記(ラトマト)



大久保「ラトマト」カナセット


大久保駅と新大久保駅をつなぐ通りのビル7階にできた新しいネパール料理店ラトマト。
大久保摩天楼から見下ろし新宿の景色はなかなかの壮観であり、店内のおしゃれな内装もあいまってロケーション的には大久保のネパール料理界でも随一ではないでしょうか。

カナセットをいただきました。
所謂シンプルな構成のダルバート。650円。
カレーはチキンかマトンか選べるということでチキンに。

バランス良く、現地感がしっかりとあり、素直に美味しいダルバートです。
ちゃんとサグ、アチャール、生野菜、ゴルベラコアチャールもついていておかわりもできるとあらば650円でも超お得です。

他にマトンチョイラもいただいたのですが、スパイシーで噛めば噛む程に肉の旨味が口内に染み渡り、お酒のおつまみにもダルバートの追加おかずとしても最高でした。

大久保エリアはとにかくネパール料理のレベルが高く、現地で食べるのとほぼ同じ美味しさが廉価で味わえるお店が多いので、こちらのお店は味や価格については大久保の平均的なところですが、ということはつまり全国で見ればかなりの高レベルということになりますし、大久保界隈のお店としてはずば抜けて雰囲気が良いのでそのあたりを加えると、今後人気も上がっていくのだろうと思います。
既にネパール人のお客さんはかなり来ていましたから。

評価:★★★☆

カレー日記(洋食ながおか)



築地「洋食ながおか」かつカレー


築地の裏通りにある洋食屋さん。
カレーはあるかなとふらり入ってみると店内撮影禁止の貼り紙。
しかし壁に貼られたメニューにはしっかりとカレーの文字があったので安心。

かつカレーとサラダの小サイズをいただきました。
まずはサラダから。
こちらは自家製ドレッシングのサラダ。
小サイズと言ってもそこそこの量があり、ドレッシングはさっぱり系で軽やかでありつつ、野菜をしっかりと美味しくしてくれるもの。

カレーは銀皿に盛り付けられ、キャベツの千切りとナポリタンが添えられた懐かしいルックス。
食べてみるとカレー自体はかなりシャバっとしていて、スパイス感が強いわけでも濃厚なわけでもないのですが、じわじわと旨味が重なっていくような美味しさ。
カツカレーでありながらやはり軽やかなんです。

カツの大きさはなかなかあって食べ応えは十分。
ナポリタンも作り置きではなく温かく、キャベツは冷たく、それぞれ手抜きしていないのがわかります。

サービスで小さなプリンもいただいて接客もアットホームで素敵。
写真には写らない美しさのあるお店ですね。

そんなわけでカレーの写真はありませんが外観写真をどうぞ。どんなカレーが見たいなら、是非食べに行ってください。
損はしません。

評価:★★★☆

カレー日記(金沢カレーの豚めし食堂)



浜松町「金沢カレーの豚めし食堂」少なめ


カレーを食べ終わって浜松町を歩いていたら、気になるお店を発見。
ゴーゴーカレーが監修した金沢カレーの豚めし食堂だそうです。
居酒屋の昼の時間を間借りなのか二毛作なのか、そのようなスタイルでした。

メニューは豚めし一択で量を選び、トッピングをするかしないかというわかりやすいシステム。

少なめのトッピング無しでオーダー。
少なめだとご飯は150gですが、さらに少なくできますか? と聞いたら応じてくれました。

豚めしってどういうこと? と思いましたがゴーゴーカレーに豚肉炒めが乗ったシンプルなもの。
しかしこれがなかなかどうして悪くないんですね。

所謂スタミナカレー的なテイストであり、横浜の名店バーグを思い起こすようなベクトル。
卵を生か焼きかで乗せたいところですがこちらのトッピングには半熟卵があるのみ。
焼き派な僕なので焼きがあれば乗せてたなぁ。

キャベツもシャキシャキで良い具合。
ゴーゴーカレーと言えば揚げ物乗せカレーですが、このスタイルも合うんですね。
この業態のお店、調べてみると都内に3店舗あるようです。
もっと増えたら良いなと思いました。

評価:★★★

カレー日記(極哩)



浜松町「極哩」2種のカレー合い盛りセット


流浪の間借りカレー店極哩。
場所が変わったり店舗数が増えたり減ったりしていますがまた増えて、2021年10月現在は高田馬場に拠点を構えつつ、浜松町にも店舗ができました。

メニューは馬場店と浜松町店で少し違ったり同じだったり。
この日は裏メニューとして、伝説の間借りカレー店「ヨコハマシャリランカカレー」のスパイス辣油があると知り、行ってきました。

メニューは日替わり。
この日は「いりことカツオ出汁のほうじ茶ポーク」と「牛ココナッツキーマ 白ワインとカシスのジュレのせ」。
定番の極哩のカレーライスの3種でした。

日替わりの2種でオーダー。
これに裏メニューの辣油もしっかりとお願いして。

ご飯は料金追加の売切次第終了でスパイス炊き込みご飯にもできるので、炊き込みご飯でお願いしたのですが、店長さんが「この辣油には白いご飯が合うので」と、白ごはんも少し加えてくれて、あいがけのあいめしとあいなりました。

しゃばっとしたほうじ茶ポークは優しい味わい。豚のしつこさをほうじ茶がうまく中和させて食べやすい美味しさです。
ココナッツキーマはジュレが良い仕事をしています。

そして辣油。中華とインド亜大陸のスパイス使いの見事な融合。
カレーにかけて良し、ご飯にかけて良し。
これは出会えて良かった。

限定なのでいつもあるわけではないのですが、また作るかもしれないなんて話も聞きましたので詳しくはSNSをチェックしておくと良いでしょう。

浜松町店は場所柄もあって12時台はめちゃめちゃ混雑するそうです。
ゆっくり食べたい場合は11時台もしくは13時台が狙い目。
このエリアにおいて貴重なスパイスカレーのお店ですよ。

評価:★★★☆

カレー日記(日南)



五反田「日南」ハーフ&ハーフ


肉料理を中心とした居酒屋の名店日南。
近くを通りかかったらカレーのランチをやっていることに気づきました。

メニューは和牛すじなんこつカレーとバターチキンカレーの2種。ハーフ&ハーフもできます。

せっかくなのでハーフ&ハーフで注文。ご飯の量もハーフまでいきませんが少な目にしてもらいました。

まず定番の牛すじ。
デミグラスソースに近いですがそれともまた違う、とにかく奥深すぎる味わい。
旨味が凝縮している中に軟骨のコリっとした食感が変化を出し、他に無い個性ある美味しさのカレーと言えるでしょう。

バターチキンもインドのものとはまた違い、日南らしい個性ある美味しさ。
バターチキンとしてはかなりクローブ感が立っていて、濃厚でありながらしつこくない仕上がりです。

どちらも手が込んでいるのに価格はかなりリーズナブルというのも嬉しいポイント。

欧風カレーともインドカレーともスパイスカレーとも違う、日南カレーの世界。
居酒屋のカレーと侮ってはいけません。

評価:★★★☆

カレー日記(ムンバイダイニング)



恵比寿「ムンバイダイニング」2種カレーBBQセット(レモンプロン、マトンビンダル)


恵比寿アトレ6階のレストラン街に入っているムンバイ系列のお店です。
夜に行ったのですがメニューはランチメニューのみ。
2種カレーBBQセットをいただきました。
選べるカレーはレモンプロンとマトンビンダルで。

まずカレー。
レモンプロン、個人的にもっとしっかりレモンがきいているものが好きなのですが、マニアではない一般層にはこのくらいの方が食べやすいでしょう。マスタードシードを中心としたスパイスバランスはなかなか。
マトンビンダルはブラックペッパーとカレーリーフたっぷり。個人的にもっとビネガーがきいているビンダルーを期待したのですが一般層にはこのくらいの方がカレーとして認識できるでしょう。

気づけば酸味系2つを無意識にチョイスしていたのですが、その酸味が足りないと思いつつも、このバランスは流石ムンバイだなと思いました。焼き物のクオリティも十分ですし。
一般層にわかりやすく、マニアも納得できるクオリティと商業施設のレストラン街でも保てているというのは素晴らしいことです。

評価:★★★☆

カレー日記(マーリー軒)



恵比寿「マーリー軒」マーリー麺+ゴロゴロ焼豚

マーリー軒。マーリーとは麻婆豆腐のマーとカリーのリー。つまり麻婆豆腐カリーの略。
店名の通りメニューはマーリー麺のみ。
これにトッピングをするかどうか、そして量をどうするかを選ぶというシステムです。

恵比寿駅からすぐ近くの場所にあり、夜はバーであるお店の昼間の時間帯の営業。
11時から開店しているのでちょっと遅めの朝食もしくは早目の昼食にも使えるのが便利です。

マーリー麺のふつうサイズにゴロゴロ焼豚をトッピング。さらにパクチーをトッピングしようと思ってそう伝えたら店員さんが「通常は三つ葉が乗っていまして、パクチーをトッピングとなると三つ葉が無くなるのですが良いですか?」と丁寧に教えてくれました。
パクチーより三つ葉の方が珍しいので試してみたいと思い、パクチートッピングは無しで。

麻婆カリーですが、麻婆豆腐とカレーの境い目についてはマニアの間でもよく話題にあがります。
こちらのカレーは真ん中より少しカレーの度合いが強いように感じました。
というのも、食べているとビシバシとカルダモンシードが弾けるのです。
その香りがカレー感を強めるのですね。

挽肉たっぷりでキーマカレー的でもあります。
カルダモン以外のスパイスも程良くきいていて、辛さと痺れのバランスも良し。これはスパイシーなものが苦手な人には厳しいかもしれないくらい。逆にスパイシーなものが好きな人にはたまらないバランスです。

麺にもよく合い、ご飯にも合いそう。ご飯のトッピングもできるようなので今度は麺少な目でご飯トッピングして頼みたいですね。
チャーシューも柔らかく、ローストポークのような肉感が楽しめる美味しさでした。

カレー麺、麻婆カレー、どちらにしてもおすすめ。
器その他様々な部分で多店舗展開の可能性を感じたのですが、是非とも各地に増やして欲しいお店です。

評価:★★★☆

カレー日記(東京チカラめし)



新宿「東京チカラめし」ミニ焼肉カレー、キムチ


一時期凄まじい勢いで店舗数を増やした東京チカラめし。
ある時期を境に一気に店舗数が減ってしまったのですが、まだお店は残っています。

こちらはJRの新宿西口との大江戸線の新宿駅の真ん中あたりにあるエリア。チェーン店が立ち並ぶ中にお店があります。

ミニ焼肉カレーにキムチを追加。
味噌汁もついてきます。

トータルで食べると少々塩味が強めなのですが、がっつり働いて汗を流した日にはこういうのが美味しいんですよ。
カレーも単体で食べるとちょっとしょっぱいかなと感じるのですが、焼肉と一緒になると塩味が加わっているはずなのに肉やタレの甘味が加わるからか、バランスが良くなり、さらにキムチが加わると辛味と酸味が加わってよりいっそうバランスが整います。
この組み合わせ、好きです。

焼き牛丼やカレー単体で食べるよりも、このような焼肉カレーだったり、焼き牛丼にカレールウをトッピングして、さらにキムチを追加するとなかなかのものですよ。

評価:★★★
プロフィール

AKINO LEE

Author:AKINO LEE
ミュージシャン、ヴォイストレーナー、アイドルプロデューサー、作詞家、作曲家、振付師、ライター、俳優、イベントオーガナイザー等、様々な分野で精力的に活動中のアーティストAKINO LEEの公式Blog。

2006年11月より、一日最低一食以上カレーを食べる「毎日カレー生活」を開始。
いつしか毎食カレー生活となり、現在も継続中。

基本的に本ブログは、カレーの事ばかりです。
が、稀に別の事も書きます。

基本的にカレーの種類でカテゴリ分けしていますが、場所で調べたい場合は、左下にある検索窓で駅名を入れてください。
そうすると、カテゴリの名前と、その右に「カレー日記」と出てきますので、その「カレー日記」をクリックしてくれれば関連するカレー屋が出てくるはずです。

基本的に自分の為のカレー備忘録なので、コメントやトラックバックはつけられない設定ですし、カレーブログを専門的にやってらっしゃる方に比べると内容が薄いですが、カレー屋探ししている方の参考に多少なりともなれれば幸いと思い、更新していく所存です。

基本的に一度食べたカレーを再度重複して上げる事はありません。
しかしあまりに美味かった場合や、一度アップした事を忘れている場合はその限りではありません。
という訳で毎日カレーを食べている割には更新が毎日ではないのですが、俺が毎日どんなカレーを食べているのか興味あるという方は、ツイッターの方をフォローしていただければ、そちらで「本日のカレー」として食べたカレーを全てアップしております。

@lee_otokage

基本的にこちらのブログはカレー生活の途中からつけはじめたもので、以前書いていたブログは諸事情あり消えてしまっています。
カレー生活始めだしてからのカレーについてはmixiの方に全てまとめてありますので気になる方はそちらもどうぞ。

mixi ID 142205

基本的に…という言葉を文章の頭につける事が多い人間には、詐欺師が多いと某著名人に言われた事があります(^^;)

基本的に詐欺師みたいなもんですが、カレーに関しては正直です。
よろしくお願いいたします!

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