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カレー日記(松屋)



「松屋」スパイシーキーマ牛めし、生野菜


「松屋はカレー屋」と言い続けてもう何年経ったでしょう。何十年とまでは行かずとも、十何年間以上は確実に経っています。
そんな松屋のカレーメニュー新作がスパイシーキーマ牛めし。

牛めしの上にネギとキーマ。
添えられた卵をかけて食べる形です。
卵は卵黄と卵白と分けられるような形で提供。

通常は卵黄のみの方が味的には良いでしょう。
しかし卵は卵白派な僕。
しかししかし卵白は火が通っていて欲しく、生は苦手。

卵黄だけで卵白を捨ててしまうのは勿体ないけど、味的には卵黄の方が確実に合う。
悩ましい。

結果もったいないので卵白も一緒に食べました。
キーマは味濃いめで、牛めしとの相性は予想通り良いです。
濃厚な味付けなので卵必須なのですが、半熟卵も選べるようにしてくれたらもっと良かったのに。

そんなことを考えていたら松屋の店内アナウンスで「私の友人のカレー研究家によると、松屋はカレー屋、なんだそうです。」と流れてきて、あぁ、僕のことか。僕のことを思い出してくれたのか。と嬉しくなりました。
ベテラン人気声優さんが松屋のナレーションを担当されているんです。

なんだかんだ、やっぱり松屋が好きだし、ナレーションされているということは公式に半ば認められているということですから、松屋はカレー屋、だと再確認しました。

評価:★★★

カレー日記(ボンフィーノ)



秋葉原「カフェボンフィーノ」ハンバーグカレードリア水出しアイスコーヒーセット


コーヒーが美味しくて安いのでしばしば利用しているカフェです。
週替わりのランチにカレーメニューが登場したので食べてみました。

ハンバーグカレードリア。
炒め系のドライカレーの上にハンバーグ、ベシャメルソースにチーズという形。
野菜も色々と入っていたり、パン粉で食感の変化が出されていたりと喫茶店のランチとしては十分のクオリティ。
タバスコが付いてくるのも正しいです。

セットで基本1000円なのですが、コーヒーは水出しアイスコーヒーにしたので差額分追加となりましたが、差額分以上の美味しさがあるので全く文句はありません。

ホットコーヒーはブレンドも何種類もあり、その日の気分で変えられますし、アイスコーヒーも普通のものと水出しとあり、どれを飲んでもお値段以上の満足感。
ロータスのビスケットが付いてくるのも嬉しいんです。

企業ビルの1階にあり、入り口も中にあるので知らないでいるとどこから入ったら良いのかわかりにくいのですが、隠れ家的な穴場店です。

評価:★★★☆

カレー日記(桑ばら)



東池袋「塩そば桑ばら」スパイシーカレー油そば+チャーシュー


日替わりの裏メニューで時折カレー系があると聞き、気になっていたお店です。
今日はカレーあると知った時既に遅しが続いていたのですが、今回は8月の終わりに何日か連続でカレーメニューがあったのでやっと行くことができました。

スパイシーカレー油そば。
券売機にこのボタンが見当たらなくて戸惑いましたが、とりあえず同じ金額の食券を買い、「スパイシーカレー油そばはこれで大丈夫ですか?」と聞くと「はい!」と。
最初からチャーシューの切れ端が入っているようでしたが、チャーシューも追加でトッピングしました。

見た目にはわかりにくいですがカレーだれが下に入った油そば。
卵黄や粉チーズ、ネギなども乗り、これを混ぜて食べます。

箸で麺を持ち上げると痛めた手首に来るくらいの量があったのですが、美味しくてぺろっといけちゃいました。
わかりやすくカレーのスパイスの味と油そばがバランスよく融合しています。
チャーシューも炙ってあって香ばしく、脂身もそれほど気にならず完食。

他のカレーメニューもまた食べてみたいです。

評価:★★★☆

カレー日記(ルクールピュー)



荻窪「ル クール ピュー」シェフ特製カレーパン、10種野菜入りミートローフ


荻窪駅近くにあるパンやケーキのみならず惣菜も販売しているお店です。
店内でイートインもできる様子です。
会計は外国人店員さん。
店名はフランス語で「純粋な心」という意味。
店員さんもフランス人なのでしょうか。

閑話休題。
シェフ特製カレーパンと10種野菜入りミートローフをいただきました。

トマト感のしっかりしたキーマカレー入りパン。
美味しいですね。
カレーもですがパン自体が美味しいなと感じました。

ミートローフは10種野菜と書いてあったのですが、目視できるのは所謂ミックスベジタブルの人参、グリンピース、コーン。そして食べていて感じる玉ねぎの旨味。
後は何が入っているのでしょう。
わからないながらも確かに肉のみのミートローフよりは軽やかに感じられて美味しいです。

どちらも個性ある美味しさであり、お値段もお手頃。
カレールウも販売していたのでそちらも気になりました。

評価:★★★☆

カレー日記(チャングラ)



根津「チャングラ」ダルバート




ポレコマチャ


根津駅すぐ近くにあるネパール料理店です。
こちら、所謂インネパではなく本格的なネパール料理店。
お店はカフェバーのような雰囲気で、ダルバートを売りにしているのですが値段は平均より高め設定。
ミニコース的なものもあります。

というとADIやオールドネパールんのようなモダンネパールを思い浮かべる方もいるかもしれませんが、モダンネパールとはまた違います。
モダンインディアンにしろモダンネパールにしろモダンスリランカにしろ、フレンチなどの他ジャンルの要素をフュージョンさせたもの。
こちらはフュージョン感はなく、あくまでオーセンティック。
それを洗練された雰囲気で提供しているという形です。

モダンネパールというよりはネパールのモダンといえましょうか。

ダルバートは高め設定ですがドリンクとシクルニというラッシーアイス的なデザートもつきます。

バートはマルシ、バスマティ、日本米のブレンド。これ美味しいなぁ。
ダルもカシコマスも非常に上品な味わい。
ともすると味が薄いと感じる方もいるかもしれませんが、タルカリやサグが濃厚テイストなのでこれと合わせるとちょうど良い塩梅になるという計算がされています。

レベル高いですね。
お値段分以上の価値があります。

一品料理も充実しており、特に面白かったのがポレコマチャ。
サーモングリルのネパール風です。

塩と最低限のスパイスで焼いた鮭。
これにサグとアルマサラとゴルベラコアチャールがつきます。

そのまま食べればシンプルな焼き魚。
しかしゴルベラコアチャールをつけると一気にネパール感が出て面白いです。

つくづくゴルベラコアチャールは万能だなと再確認しました。

こちら、等々力にあるネパールコーヒーのカフェの姉妹店だそう。
だからこその雰囲気なのですね。

デートできていた若いカップルがダルバートを美味しそうに食べているのが印象的でした。
デートにもおすすめですよ。

評価:★★★☆

カレー日記(だしごはん)



岩本町「だしごはん」忍者やきだしごはんスパイシーカレー


だしごはん。文字通り出汁で炊いたご飯をメインとしたお店です。
こちらに忍者やきだしごはんというのがあり、カレー味もあるということ。
やきだしごはんとはだしごはんの炒飯です。

小さなお店ですが満席状態。
人気があるのですね。

忍者やきだしごはんのスパイシーカレーを注文。
付いてくる卵とおかずを選べるということで炒り卵に焼き豚という炒飯らしいものを合わせました。

他にスープや人参のサラダ、海苔などの薬味も付いてきました。

カレーの風味と出汁の風味が合わさった炒飯。
僕は個人的に炒飯は卵料理だと考えており、卵の中に米を投入して炒めるからこその美味しさだと思っています。
そういう意味ではこちらは卵が別なので中華の炒飯とはまた違う物なのですが、お値段を考えると十分の美味しさであり、結果オーライと思えるものでした。

人気があるのも納得です。
さっぱり系炒飯とも考えられます。
やきだしではなければもっとさっぱりしているのでしょうね。
たださっぱりなだけではなく、出汁の旨味によって満足感が得られる定食でした。

評価:★★★☆

カレー日記(ババfeel焼鴨)



高田馬場「ババfeel焼鴨」セイダーヒン、ラペットウッ


ミャンマー料理天国高田馬場にまた新しいミャンマー料理店が誕生しました。
Baba Feel 焼鴨。この鴨は家鴨の鴨で、アヒルの丸焼きが名物のミャンマー料理居酒屋です。

ミャンマーカレーを食べようと入ってメニューを見てみると、ヒンもシーピャンもなく、やってしまったかと思いながらもダメ元で「ウェッターヒンはありますか?」と聞くと、「アリマス」と。良かった。
ライスも付くということで、ラペットゥも合わせて注文。

少したって店員さん「ウェッターヒン、今日は無いです。アメンダーヒン、セッターヒン、アリマス。」と。
ならばセッターヒンにしましょうか。

というわけで待っている間改めて調べてみると、食べログのメニューにはセイダーヒンという形でそれがありました。
ランチメニューなのかもしれませんね。
セッターとかセイダーとかの間くらいの発音です。

そんなわけでセッターヒン改めセイダーヒン。
濃厚なマトンカレーです。
セミドライでご飯にかけて食べるとご飯のバランスが多くなってしまうのですが、濃厚故に少量でもご飯が進みます。
味付けも比較的濃いめ。

ラペットゥもパンチある味付けでサラダとしてもおつまみとしても良いですし、ヒンの副菜として一緒に合わせてみると実に美味しくて、この組み合わせはおすすめです。

こちらのお店のメインは焼き物のようなので、また行ってそれも食べてみたいなと思いました。

評価:★★★☆

カレー日記(ボージングリハ)



蒲田「ボージングリハ」野菜カレー


ボージングリハ。
そのまま英語表記を読むならボージャングリハ。
ネパールのカトマンドゥに同じ名前の高級店があり、こちらに行ったことがあるのですが何もかもがとても美味しかったのですが特にマトンチョイラが絶品で、カトマンドゥで食べ歩いた際に一番美味しかったと印象に残っています。
そんな名前と同じ表記とは気になるじゃないですか。

例えば大久保にあるムスタング。これもネパールはカトマンドゥに同名のお店があり、こちらがまた素晴らしいんですよ。
ならばここもと期待して行きました。

店内入ってメニューを見ると、ネパール料理よりもインドネパール系のメニューが充実。
なるほど。
ダルバートもありますがこの感じだとインネパダルバートではないかと感じたのでアラカルトから。

とりあえずマトンチョイラを。
悪くないです。

これだけではなんなのでベジタブルカレーを。
カレーは全てセットとなっていたのですがナンは無しでオーダー。
サービスのサラダがついてきました。

そしてサービスのセルロティもついてきました。

人懐っこいネパール人店員さんが「これ知ってる?」と。
「セルロティね。」と答えると「そう! いつもはないんだけど作ったので食べてください。」

嬉しいですね。

カレーはインネパテイストど真ん中でした。

蒲田には本格的ネパール料理店が増えてきているので、それを期待してしまうと肩透かしですが、インネパ店として考えれば十分悪くないお店ですよ。

評価:★★★

カレー日記(ルシ)



蒲田「ルシ インドビリヤニ」チキン65ビリヤニ




サンバルワダ


神奈川県は十日市場にある南インド料理店が東京は蒲田に姉妹店をオープンしました。
本店もコロナ禍中に開店し、そして今2店舗目とは、飲食店苦難の時代に大健闘ですね。

駅前の雑居ビルの5階にあります。
店内は南インドの雰囲気をそこかしこに感じさせつつもカフェ風で、本格的なインド料理店の雰囲気が苦手な方でも入りやすいかと思います。

店名にビリヤニがあるのでビリヤニを食べようとメニューを見ると、チキン65ビリヤニという珍しいものが。
ビリヤニは全体的に味が馴染んだもの。ハーブ使いが印象的で香り高く、具材無しでも十分に美味しいです。
これにライタが加われば爽やかに、チキン65で満足度が高まるという形。

ビリヤニも美味しかったのですがここで出色だったのはサンバルワダ。

ワダがめちゃめちゃふわふわなんですよ。いや、めっちゃめちゃフワッフワと言った方が正しい。
口当たり良いワダにほっくりしたサンバル。
この感覚は珍しく、とても美味しかったので南インド料理好きの方には是非食べて欲しいですね。

ミールスやその他の料理も気になる物が多く、大人数で行きたいお店でした。
おすすめです。

評価:★★★★

カレー日記(棕櫚)



茨城 つくば「棕櫚」カレーSET(キーマ、鰤)


つくば駅からタクシーで10分程行った住宅地の中にあるインド料理店棕櫚。
こんな所にこんなお店が!?と驚くようなおしゃれさ加減です。

広い店内は落ち着いた雰囲気。
インドの現地の食堂的雰囲気と、都内のおしゃれなカフェ的雰囲気という相反する雰囲気が見事に止揚した空間。
出そうと思って出せるものではなく、このセンスにまずやられました。

カレーセットを注文。
2種類選べるカレーはキーマとフィッシュ。
この日のフィッシュは鰤でした。

まずキーマが実に面白いです。
キャベツが入っているんですよ。
それによって食感にも変化ができ、ひき肉の旨味をまとったキャベツ自体も美味しく、ご飯にかければそぼろ的な趣。
カレーの他にダルも付いてくるのですが、そぼろにダルをかけて食べればどことなく和も感じるテイストに。

基本は南インド料理がベースになっているのですが、日本人シェフならではの着地点でそれが面白くなっています。

鰤も程よい酸味のカレーで美味しく、その他副菜もそれぞれレベルが高いです。
素晴らしい。

平日に行ったのですが開店と同時にほぼ満席となり、その後も続々とお客さんが来ておりました。
この場所でこの人気は凄いことですね。

つくばと言えば新興住宅地でもあり、在住の方々が車でわざわざやってきて集まるお店なのでしょう。

都内にも美味しいカレーのお店は多数ありますが、このカレーでこのお店の雰囲気となるとなかなかありません。
わざわざ行って損の無いお店でした。

評価:★★★★
プロフィール

AKINO LEE

Author:AKINO LEE
ミュージシャン、ヴォイストレーナー、アイドルプロデューサー、作詞家、作曲家、振付師、ライター、俳優、イベントオーガナイザー等、様々な分野で精力的に活動中のアーティストAKINO LEEの公式Blog。

2006年11月より、一日最低一食以上カレーを食べる「毎日カレー生活」を開始。
いつしか毎食カレー生活となり、現在も継続中。

基本的に本ブログは、カレーの事ばかりです。
が、稀に別の事も書きます。

基本的にカレーの種類でカテゴリ分けしていますが、場所で調べたい場合は、左下にある検索窓で駅名を入れてください。
そうすると、カテゴリの名前と、その右に「カレー日記」と出てきますので、その「カレー日記」をクリックしてくれれば関連するカレー屋が出てくるはずです。

基本的に自分の為のカレー備忘録なので、コメントやトラックバックはつけられない設定ですし、カレーブログを専門的にやってらっしゃる方に比べると内容が薄いですが、カレー屋探ししている方の参考に多少なりともなれれば幸いと思い、更新していく所存です。

基本的に一度食べたカレーを再度重複して上げる事はありません。
しかしあまりに美味かった場合や、一度アップした事を忘れている場合はその限りではありません。
という訳で毎日カレーを食べている割には更新が毎日ではないのですが、俺が毎日どんなカレーを食べているのか興味あるという方は、ツイッターの方をフォローしていただければ、そちらで「本日のカレー」として食べたカレーを全てアップしております。

@lee_otokage

基本的にこちらのブログはカレー生活の途中からつけはじめたもので、以前書いていたブログは諸事情あり消えてしまっています。
カレー生活始めだしてからのカレーについてはmixiの方に全てまとめてありますので気になる方はそちらもどうぞ。

mixi ID 142205

基本的に…という言葉を文章の頭につける事が多い人間には、詐欺師が多いと某著名人に言われた事があります(^^;)

基本的に詐欺師みたいなもんですが、カレーに関しては正直です。
よろしくお願いいたします!

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