カレー日記(キッチン前田)

渋谷「キッチン前田」チキンパサンダ、メープルコーンブレッド

牡蠣チェティナード
キッチン前田のレベルがここのところグングン上がっています。
キッチン前田と言えばプロベーシストが営む不定期営業の間借りカレー店。イベント出店やコラボ営業など、営業日数的には通常の間借りカレー店よりも少ないのですが、レベルはそんじょそこらの間借りカレー店より確実に上です。
先日大阪の間借りカレー界を牽引する堕天使かっきーとのコラボ営業に行った際、かっきーにも負けないクオリティに進化していることに驚き、今回はコース料理を出すというのでそちらに参加してきました。
あくまでベースにあるのはインド料理。
そしてそのインド料理のクオリティが高いのです。
今回特に気に入ったのはチキンパサンダにメープルコーンブレッドを合わせた一皿。
チキンパサンダにもカカオニブが見事な隠し味となっているのが面白く、これをケーキと合わせるというのもまた面白いです。
ちなみにケーキは奥様作。
かなり以前からキッチン前田のカレーを食べているのですが、結婚してからレベルがグンと上がった気がしています。
そして牡蠣チェティナードも素晴らしかった。
オーセンティックなチェティナードに牡蠣を使うことによってインド料理をベースとしながらも個性ある着地点となっているのが良いです。
本業がプロベーシストであり、そちらのレベルも非常に高いこともあって各所から引っ張りだこなので料理に専念するということも無いのでしょうが、根本的に凝り性の努力家だからこそ、着々とレベルを上げ続けているというわけです。
評価:★★★★
カレー日記(このいち)

高円寺「この一杯のために。」ラムキーマのスパイス飯
高円寺駅近くのガード下にあるお店です。
カレーなる戦いin杉並の2023年度優勝メニューだというラムキーマのスパイス飯をいただきました。
簡単に言えばスパイスカレーの範疇のラムキーマに様々な野菜の素揚げが乗ったもの。
サラダもワンプレートに盛り付けられ、ドリンクがついてきます。
カレーなる戦い、どんなお店が出ていたのだろうと調べてみるとカレー専門店は少なかったようですね。
別業種のお店がカレーにチャレンジしてくれるのはとても良いことだなと思いました。
ちなみにこちらはカレー専門店でもないものの、完全別業種というわけではなくスパイス料理でお酒を飲むというのを基本軸にしているお店のようでした。
評価:★★★
カレー日記(サンドーレ)
カレー日記(ムムムカリー)

神奈川 日ノ出町「muy bien(ムムムカリー)」本日の2種盛り+エビのマスタードマサラ、MIXきのこアチャール、ボー・ラロット
桜木町の人気間借りカレー店が日ノ出町駅近くに移転。
昼はムムムカリー、よりはムイビエンとしてバースタイルの営業ということで昼に行ってきました。
カレーは2種が基本。この日はムムムチキンとベジタブルコロンブ。
こちらにきのこアチャールとボー・ラロットというベトナムの牛肉ハーブ巻きもトッピング。
別皿のエビのマスタードマサラも忘れずに。
一口食べて以前より深みが増していることを感じました。
より奥深い旨味が出ており、その分満足度も上がっています。
スパイシーなチキンにマイルドなベジタブルのバランスも良好。
トッピングも個性があって良いです。
エビもエビ出汁の旨味がしっかり。
美味しい。
夜はカレーがあったりなかったりするようですが、ビリヤニを出すこともあるそうで。
タイミング合えば夜にも行ってみたいです。
評価:★★★☆
カレー日記(大阪王将)

「大阪王将」麻婆豆腐カレー炒飯+目玉焼き
大阪王将の店舗限定メニューとして大阪カレーが展開されています。
様々な具材と共に楽しむスタイル。
麻婆豆腐とカレーのあいがけ的なものを。
ご飯を炒飯に変更可能とのことで変更。
さらに目玉焼きもトッピングして注文。
大阪カレーといっても色々ありますが、大阪スパイスカレーでもなく出汁カレーでもなく、古き良き大阪甘辛カレーに近いもののそれの濃厚さが減ったようなイメージ。
カレーだけ食べると少々甘いので好き嫌いが分かれるところでしょう。
カレーと炒飯と麻婆豆腐で、1+1+1=3とならないのが料理の不思議なところであり面白いところ。
こちらは1+1+1=1という計算式の料理でした。
評価:★★☆
カレー日記(タイヨウ)

神奈川 辻堂「炭火串焼き 辻堂呑場 タイヨウ」本格スパイスカレー(りんごとさつまいもの豆乳カレー)

きりたんぽの本格キーマカレーのせ(枝豆ポタージュキーマ)
辻堂駅すぐ近くにある立ち飲み屋。
外観も内観も雰囲気も、ごくごく普通の立ち飲み屋に見えるのですが、メニューに普通じゃないものが隠されています。
例えば本格スパイスカレー。
この日のカレーはリンゴとサツマイモの豆乳カレーという実に攻めたスパイスカレーでした。
食べてみるとまろやかでシナモンが利いており、確かにリンゴにもサツマイモにもシナモンは相性が良いので美味しいです。
スパイスカレーを知らない人が食べたらこれはカレーなのかどうかわからなくなるような個性。
しかし様々なスパイスカレーを食べている人であれば納得のクオリティです。
さらに面白いものも発見。
きりたんぽの本格キーマカレーのせなるメニューもあります。
このキーマも日替わりで、この日は枝豆ポタージュキーマという、やはり攻め攻めなスパイスカレーでした。
串にご飯を握って付け、その上にキーマ。
枝豆ポタージュキーマは大阪スパイスカレー的仕上がりで、ご飯と良く合います。
面白い。そして美味しい。
どうやら各州の土日はランチにスパイスカレーの営業もしている様子。
だからこそのクオリティなのですね。
こちらのお店も近くに住んでいたらきっと通うお店。
辻堂のカレー、面白いですね。
評価:★★★☆
カレー日記(バルパンチョ)

神奈川 辻堂「バルパンチョ」牛すじ大根スパイスカレー
何を食べても美味しいバル。
平日のサービスメニューに100円メニューがあるのですが、このシリーズに時折カレーが出るということで行ってきました。
行ってみたらビンゴ!
牛すじ大根スパイスカレーがありました。
出てきたカレーを見てびっくり。
100円なのでアテ的なシンプルカレーかと思いきやご飯にかかった濃厚カレーで、洋食系のテイスト。
牛すじとトマトの旨味が融合しており、ご飯にもバターを感じる工夫があり、合わさると非常に美味しいのです。
これが100円なんて信じられない!
もちろん少なめの量ではありますが、通常のハーフサイズくらいのイメージ。
倍の量があったとしたら1000円と言われても文句ないクオリティであり、僕が今まで食べた100円カレーの中でも圧倒的に一番美味しいものでした。
もちろんこれだけで終わってはお店に申し訳ないです。
よだれ鶏や白レバーパテもいただいたのですが、どれもこれも美味しくて。
お酒にも面白いものがあり、何を食べても飲んでも良さそうなお店。
辻堂エリアに住んでいたら確実に通います。
100円メニューはあくまでサービスメニューですから、それだけで終わりにせず他のものも頼みましょう。
そして、カレーがないこともあるようですのでカレー目当てな方は注意。
ただ、その場合でも気になるおつまみを頼んで一杯だけでも飲めば行った甲斐が確実に得られるお店ですよ。
評価:★★★★