香港カレー日記



羽田空港「ANAラウンジ」チキンカレー、カレーサラダ


毎年恒例海外カレー旅。
今年は香港です。
いつもは基本一人旅で貧乏旅行なんだけど、今年は香港に何度も行っているという友人(会社社長)と共に行くセレブ旅。
というわけで空港からラウンジ利用なのです。

ANAのラウンジのチキンカレーがなかなか美味しいので、そこで最初のカレーいきませんか?と提案してくれて、乗っかりました。
ラウンジは会員になっていないと使えないんだけど、同行者も使えるんです。
朝からビュッフェスタイルでチキンカレー、さらにカレーサラダなんかもありました。
他にも色々ありましたが、カレー以外は興味ないのでこのふたつを。

チキンカレーはホテルカレー的味わい。
欧風まで手が込んでいるわけではないけど、方向性としては近く、トマトが少し強めでなかなかの美味しさです。

カレーサラダも芋、豆、ツナなどがカレーマヨで和えられていて、食べやすく、そしてマヨネーズとカレーが合わされば美味しくないわけないんですね。

これがタダで食べられるとは素晴らしい。
もちろん会員になるには年会費など諸費用かかるわけなので、完全に無料ではないわけですが、僕はご相伴にあずかっただけなので完全に無料です(^^;)

早朝発の便でしたが、これで胃袋も目覚めました。
なかなかのスタートです。

評価:★★★☆




中国 香港 上環「九記牛腩」牛筋カレー卵麺


香港到着最初のカレーはここに決めてました。
香港名物といえるくらいの人気店です。
牛すじカレーラーメンが看板メニューとのことで。

到着したのは午後2時頃。
ランチタイムのピークは過ぎている時間だろうに、行列ができていました。
しかも8月の香港。暑いわけです。
暑い中よくもこんなに並ぶなぁと。

僕等はわざわざこれを食べる為にここまで来たので、諦めずに並んだわけですが、普通だったらこんな並ぶならやめとこうと思うくらいです。
しかし、結果から言うなら、諦めずに並んで良かったですし、諦めてはもったいない絶品カレーラーメンでした。

例えるならカップヌードルのカレーラーメン。
これを物凄く豪華にし、物凄く美味しくしたような感じです。
と、この文章で想像するものの、10倍以上美味しいと思ってください。

麺を選べるのですが、伊麺というのが卵麺。他は河、つまりフォーなどです。
この伊麺が実にカップヌードル感をかもしだしているんですが、これがこのカレー汁と実に良く合い、最高に美味しいです。

牛すじも牛バラと言っても良いくらいに肉感たっぷりで、実に柔らかく、カレーの味もよくしみていて最高です。
カレーがちゃんと辛いのがまた良いですね。
暑い国のカレーは辛いもんですが、香港もそうでした。
これが暑い日に食べると気持ち良いんです。

また香港に行く際には是非とも再訪したいお店です。
今までかなりおおくのカレーラーメン、カレー麺を食べている方だと思いますが、その中でも1、2を争う美味しさのカレー麺でした。

評価:★★★★☆




香港大學「アートキッチン168」ポークチョップカレー飯


香港には茶餐廳(チャーチャンテン)と呼ばれる香港スタイルのカフェが多く存在します。
普通のレストランは食事をしないと良い顔されませんが、茶餐廳は飲み物だけでもOKです。
この茶餐廳、店によって出すものが違うのですが、バリエーションが実に豊富。
基本は中華料理です。
その中に中華カレーが置いてある確率がかなり高いんですね。

考えてみれば香港は元々イギリスです。
イギリスはかつてインドを植民地支配しており、インドのカレーを世界に広めた存在ともいえるわけです。
そんな香港ですから、中華料理とカレーが融合するのはごく自然なことであり、広い中国の中で最もカレーが多い街といえるわけです。

いくつかあるカレーメニューの中から、ポークチョップカレー飯的なものを頼みました。
実際は漢字ですが、日本語に無い字なもので。

ご飯に骨付きの豚肉グリルが添えられ、それに玉ねぎとピーマンのカレーソース炒めがかけられています。
食べてみれば実に面白い味わい。
クリーミーなのはココナッツミルクかと思われますが、生クリームも使っているかもしれません。
ココナッツミルクだけとは思えない濃厚さがありました。バターかな。

東南アジアで食べるカレーの味に近いのですが、タイカレーでもベトナムカレーでもマレーシアカレーでもなく、香港カレーなんです。
これは面白いですね。
そして美味しいです。
値段もこれが日本円にすると約600円程度。
安いです。

これが日常的に食べられるなんて香港素敵すぎます。
日本でもこういうカレー出してくれるお店が欲しいですね。

評価:★★★☆




尖沙咀「咖喱王」チキンカイバル、マトンマサラ、マドラスフィッシュ、ライス、ロティ


実は香港一番の目的がここ尖沙咀にある重慶大厦(チョンキンマンション)だったんです。
カレーマニアの間で、香港にカレー屋だらけのビルがあるらしいと噂になっていました。
こちらのビル、確かにカレー屋だらけです。
と言っても全階層カレー屋だらけというわけではなく、主に1、2階にカレー屋が多く、その上の階にも途中までは1フロアに2件ずつくらいあるような、そんな感じです。
上の方の階は安宿。
下の方には両替も有名で、香港で一番レートが良い両替商が入っているといわれています。ちなみに入り口近くの両替のレートは全然良くありません。中に入っていくと良い両替があります。

ただ、このビル、普通の人には中に入るのが勇気が必要です。
香港在住の香港人も連れて行ったのですが、「怖いので行きたくない」とまで言われました。
「大丈夫。インド人は皆友達みたいなものだから。」と、わけのわからない説得をして連れて行きましたがw
そんなわけでこちら、インド系の外国人というか香港人が、カレー屋もしくは安宿の呼び込みをしており、なかなかに強引です。
呼び込みのみならず、「葉っぱ」なんて言葉も聞こえてきましたからなかなか穏やかではありません。

さらにこのビル、実に複雑な構造となっていて、一見大きな一棟に見えてその実、五棟が合体しているんだそうです。
しかも別棟は同じ階だとしてもつながっていないために横移動ができず、1階に戻ってまた昇らないといけないという。

かつて香港にあった九龍城を思わせます。
九龍城は一度迷うと抜け出せない複雑構造であり、だからこそ犯罪の温床ともなっていて、危険な場所として有名だった伝説の場所ですが、今はただの公園となってしまっているので、その雰囲気を味える貴重な場所としてもチョンキンマンションは価値があります。

前置きが長くなりましたがカレーです。
香港人や観光客にも美味しいカレー屋が多いことで知られだしているそうで、中でも咖喱王という店が一番人気だとか。
それにあやかって咖喱皇という店もあるので注意が必要です。

行ってみました咖喱王。1階の呼び込みのお兄ちゃんを探すと、咖喱王の呼び込みもいますが、人気店の余裕からか、ビルの入り口にいることは少ないようです。
中に入って割引カードを配っているお兄ちゃんを見つけ、その案内で行きました。

店についてみると満席状態。
運良く食べ終わって出るグループがいたので入れ替わりで入れました。

メニューは北インド系を中心に色々。
チキンカイバル、マトンマサラ、マドラスフィッシュ、ライス、ロティをセレクト頼みました。

どれもこれも確かに北インドの味そのもの。
しかし、いってみれば北インドの観光地の味に近いんです。
北インドの家庭の味ではなく、観光地レストラン的な味わい。
実はこれ、僕の好みではありません。
美味しいんですが、なんだか腑に落ちない味といいますか。
素朴なインドの家庭の味なら大好きなんです。逆にインドの高級レストランの味も大好きです。
しかしこちらはありふれたレストランの味であり、特に観光地のように特に頑張らなくてもお客さんが来るようなエリアの店の味を思い出してしまいました。

店内は観光客や香港人でいっぱい。
インド系の人もちらほらいたので、ちゃんと本格的な味ではあるんですよ。
普通におすすめできるレベルではあります。
ただ、ちょっとこのカオスなビルだからこその個人的期待値が高すぎたんでしょうかね。

この中ではマドラスフィッシュが一番美味しかったです。
ココナッツがしっかりきいていて奥深い味わいでした。

評価:★★★☆




尖沙咀「サラヴァナ」パオバジ




プレーンドーサ




ベジタブルビリヤニ


チョンキンマンション一軒目がどうにも腑に落ちなかったのではしごしました。
1階にあった南インド料理店が気になったのですが、満席で入れなかったので仕方なく2階のこちらに。

こちらはベジタリアン専門店です。
メニューを見ると北インド料理も南インド料理もバランス良くありました。

パオバジ、プレーンドーサ、野菜ビリヤニを注文。
パオバジ、美味しいですね。
パンが良いです。
そしてバジも良いですよ。素材のシンプルな美味しさがスパイスで引き立てられています。

ドーサもなかなか。
ビリヤニもなかなか。
例えるなら西葛西の名店で食べるような味わいです。
つまりはインドの家庭的な味といいますか、素朴で良いんですよ。

実際インドに行っても、肉料理が置いてあるレストランより野菜専門店の方が美味しいことが少なからずあります。
肉が入ると肉の旨味に頼っちゃう部分が出てきますもんね。
野菜だけで美味しくしようとしたら、やはり腕が必要なわけで。
そんなわけでこちらは確かな腕前でした。

評価:★★★★

初日はANAラウンジも含めて5カレー。
なかなか良い感じです。
チョンキンマンションについてはもっともっと語りたいことが多いのですが、それは長くなるので別の場所で語るとします。
一言だけ付け加えておくなら、夜のチョンキンは危険なので、腕に覚えがない人は下手に探検しない方が身のためです。
腕に覚えがあったとしても一人では危険ですね。
僕は腕に覚えがあるわけですが、一人だったら流石にちょっと怖かったなぁと思います。

でもそんなチョンキンマンションが大好きになってしまいましたw
プロフィール

AKINO LEE

Author:AKINO LEE
ミュージシャン、ヴォイストレーナー、アイドルプロデューサー、作詞家、作曲家、振付師、ライター、俳優、イベントオーガナイザー等、様々な分野で精力的に活動中のアーティストAKINO LEEの公式Blog。

2006年11月より、一日最低一食以上カレーを食べる「毎日カレー生活」を開始。
現在も継続中。

基本的に本ブログは、カレーの事ばかりです。
が、稀に別の事も書きます。

基本的にカレーの種類でカテゴリ分けしていますが、場所で調べたい場合は、左下にある検索窓で駅名を入れてください。
そうすると、カテゴリの名前と、その右に「カレー日記」と出てきますので、その「カレー日記」をクリックしてくれれば関連するカレー屋が出てくるはずです。

基本的に自分の為のカレー備忘録なので、コメントやトラックバックはつけられない設定ですし、カレーブログを専門的にやってらっしゃる方に比べると内容が薄いですが、カレー屋探ししている方の参考に多少なりともなれれば幸いと思い、更新していく所存です。

基本的に一度食べたカレーを再度重複して上げる事はありません。
しかしあまりに美味かった場合や、一度アップした事を忘れている場合はその限りではありませんw
一度紹介したお店を再度紹介する事は時折あります。
という訳で毎日カレーを食べている割には更新が毎日ではないのですが、俺が毎日どんなカレーを食べているのか興味あるという方は、ツイッターの方をフォローしていただければ、そちらで「本日のカレー」としてアップしております。

@lee_otokage

基本的にこちらのブログはカレー生活の途中からつけはじめたもので、以前書いていたブログは諸事情あり消えてしまっています。
カレー生活始めだしてからのカレーについてはmixiの方に全てまとめてありますので気になる方はそちらもどうぞ。

mixi ID 142205

基本的に…という言葉を文章の頭につける事が多い人間には、詐欺師が多いと某著名人に言われた事があります(^^;)

基本的に詐欺師みたいなもんですが、カレーに関しては正直ですw
よろしくお願いいたします!

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