カレー日記
石神井公園「シャンティ」マトンサグ、ナン
ハリアリティッカ
東京23区内にも畑があるというと驚かれることも少なくないんですが、一番畑が多い区は練馬区なんだそうです。
ちなみに二番目は世田谷区。
石神井公園駅は練馬区ですから、畑もあります。
こちらのお店は駅から近くの畑の裏にあるお店。
看板には大きく「東インドカレー」と書いてあったので、これは面白いと思って入ってみました。
インドカレーのお店の多くは北インドカレーであり、さらにいえばインド人ではなくネパール人がやっていることが多かったりする中、あえて東、西、南と言いきっているお店はこだわりのある名店が多いですから。
メニューの表紙にはバングラデシュの国旗も。
やっぱり期待できるぞ!とメニューの中を見てみると、、、全然東インドっぽさが無いじゃないですが(^^;)(^^;)(^^;)
裏メニューでもしかしたらあるのかもしれないと、店員さんに「東インドのカレーはありますか?」と聞いたら「ナイデス」と(^^;)(^^;)(^^;)
「ではおすすめは何ですか?」と聞くと「バターチキン」と(^^;)(^^;)(^^;)
いやはや参りました(^^;)
仕方ないので普通にマトンでも食べるかと思いながらメニューをさらに見てみると、サグマトンとナンとハリヤリティッカのセットがグリーンセットという名前でありました。
ハリヤリティッカを出すお店はまだ少ないですからね。こだわりを感じたのでこのセットを注文。
サグマトンは見た目よくある感じですが食べてみるとニンニクがきいていてなかなかの美味しさ。
ナンも無駄にギー塗りたくってたりせず、シンプルな美味しさ。
ハリヤリティッカが出てくるのにかなり時間がかかったのですが、これはちゃんと作っている証拠でもあるわけで。
ほぼカレー食べ終わる頃にやっと出てきたハリヤリティッカ。
食べてみると味付けも焼き具合もなかなか。
それぞれ味はなかなかなんです。
だからこそ、東インドにこだわったメニューを食べたかったなぁと余計に残念に思いました。
あくまで想像ですが、昔は東インド的なメニューも出していたのかもしれません。
しかしニーズが無かったので、無難なものしか出さなくなっていってしまったのかなぁと。
もったいないですね。
せっかく腕はあるのに。
でも石神井のような住宅街で生き残っていくには、仕方のないことなのでしょう。
美味しかったのに残念というか、美味しかったからこそ残念というか。
複雑な気持ちになるお店でした。
評価:★★★