カレー日記

埼玉 せんげん台「モクロミ」2種盛り(麻辣牛筋咖喱飯、魯肉飯)

2種盛り(ポークビンダルー、たけのこと豆のカレー)
電車乗り継いで久しぶりにやってまいりましたモクロミ。
この週のカレーがどうしても食べたいメニューだったので。
麻辣牛筋咖喱飯と魯肉飯。つまりは僕が今最も注目している中華カレー。
しかも奇しくも大久保の名店魯珈もこの週がほぼ同じメニューという。
これは是非食べ比べてみたいということで行ってきました。
当然2種盛りで。
この日の副菜は豆腐干、根菜のマリネ、紫キャベツのビネガー煮。
豆腐干なんて中華っぽくて良いじゃないですか。
牛筋は麻と辣の具合を聞いてくれます。どちらも強めでお願いしました。
花椒がビシっときいたシャープな美味しさ。
牛筋の旨味が全体に行きわたり、中華でありながらちゃんとスパイスカレー。理想的な中華カレーです。
魯肉飯は八角の香りが味の中心にすえられていて、甘味のある台湾現地味。
このスパイス感というか甘味が苦手な方もいるかとは思いますが、好きな人にはたまりません。
カレーとは何かを語るにあたって、「複数のスパイスを使って肉や野菜を調理した汁もの料理」と定義するならば、魯肉飯もカレーの範疇に入るわけで。
カレーと魯肉飯を一緒に出すさきがけ的存在の名店、渋谷ケニックカレーのマスターも「魯肉飯もカレーみたいなもんだから」とおっしゃっていましたし、実際カレーと魯肉飯の相性って最高に良いですからね。
副菜のバランス感も良く、期待通りの美味しさでした。
魯珈のほぼ同じメニューと比べると、発想は近いもののまた全然違う着地点となっており、どちらも最高に美味しいという結論に。
今回は2人で行き、連れはレギュラーメニューのポークビンダルーと野菜と豆のカレーの2種盛りにしていたので味見させてもらったんですが、レギュラーメニューも以前行った時より確実にレベルアップしていて。
いやはや恐れ入りました。
今年から予約限定夜営業も始まったということで、これはいずれ予約して夜も行かないとなぁ。
遠路はるばるわざわざ行く価値のある名店です!
評価:★★★★☆