カレー日記

渋谷「ゴッドバー」あいがけキャベマリア
歩いていると気になる看板を発見。
渋谷の某人気店の名前が書いてあります。
カレーと魯肉飯。
わかる人にはわかるあのお店です。
しかしあのお店が支店を出したという話は聞いておりません。
とはいえ無許可でその名前を名乗ることはできないですから、何か関係するお店ということでしょう。
気になって店内へ。
ゴッドバーというだけあって様々な神様にまつわる内装です。
メニューはカレーと魯肉飯。
あいがけもあります。
そしてよく見ると、キャベマリアというご飯をキャベツに変更できるサービスもあるようです。
あいがけのキャベマリアでオーダー。
食べてみれば確かにあのお店の味を元にしているといいますか、レシピは同じなのでしょう。
しかしカレーとはレシピが同じでも作る人が変わると味が大きく変わる不思議な料理です。
他の料理でももちろんそういう部分はあるのですが、カレーほど大きく変わる料理は他にないのではないでしょうか。
レシピが同じだからといって美味しさが同じとは限りません。
それには材料を入れるタイミングだったり火力だったり、何よりも気持ちが関わってくると思うのです。
こちらのお店にはその肝心な部分がうまくいっていないような印象を受けました。
某人気店の名前を看板に出さない方が、こちらのお店の為にもなる気がしてなりません。
その名前を聞いて食べると期待感が増してしまいますから。
そしてその期待に応えられていなかった場合、評価も相対的に下がってしまいますから。
何も知らないで食べればそれなりに満足できるとも思います。
ただ僕はそのお店のカレーと魯肉飯がとても好きなんですよね。
だからこそです。
Gott ist tot.
僕の好きな哲学者の名言で締めくくっておきましょう。
評価:★★