カレー日記

幡ヶ谷「パヴォーネインディアーノ」香草ラムキーマカレー、チーズフォカッチャ

鮪、パクチー、青唐辛子、オリーブのマリネ

ティラミス、ホットチャイ
世界でカレーを一番食べない国はイタリアだと、以前TV番組でやっていました。
しかしイタリア料理とカレーの相性は意外と良いのです。
日本ではカレーもイタリア料理も洋食というジャンルに入りますし、昭和の時代からカレースパゲティがあったりもしています。
それが令和に入って、その融合の仕方が進化してきているのです。
イタリアンの雰囲気を感じさせるカレーのお店も増えてきたのですが、こちらのお店もまさにそれ。
落ち着いた雰囲気のおしゃれなバーですが、カレーとスパイス料理、そしてイタリア料理を食べられるお店なのです。
看板メニューの香草ラムキーマカレーは、トマトベースでオリーブオイルの香りが印象的なラムキーマ。
これだけ食べるとイタリアっぽいんです。
でもパクチーとミントが乗っていて、さらにライムを絞って食べてみると、一気にインド感が強まるという仕掛け。
面白いなぁ。
一緒に食べる主食もライスかフォカッチャというのが良いじゃないですか。
チーズフォカッチャもあったのでそれと合わせてみたら、チーズナンでカレーを食べているような感覚にもなります。
他のおつまみも美味しいです。
鮪、パクチー、青唐辛子、オリーブのマリネはさっぱりとしている中に青唐のフレッシュな辛さ。
オリーブが入ることによってやはりイタリア感が出るという。
デザートにはティラミスもあります。
チャイと一緒にいただいてみました。
チャイにはホールスパイスもしっかり入っていて身体がしっかりと温まりました。
全体的にバランスの良さを感じました。
カレー初心者でも美味しく食べられるカレーであり、色々なカレーを食べまくっているという人にもイタリアとの融合のさせ方の楽しさから満足できるカレーとなっています。
スパイスがガツンと効いた感じを求める方には少し違うかもしれませんが、先入観なく食べればきっと美味しいと思えるカレーですよ。
評価:★★★☆