カレー日記

飯田橋「ザライオンロック」日変わりカレープレート
間借りカレーもすっかり定着してきた感のある東京。
神楽坂にも「つぼみのかおり」という間借りカレーのお店ができて実に良い感じだと思っていたら、そこからちょっと先にまた新しいお店ができているのを発券しました!
シェフはスリランカ人男性。
接客を担当するのは日本人男性なのですが、お二人は義理の兄弟だそうです。
日本人男性はこちらの間貸し主というか、夜営業のワインバルの店主さんでもあり、昼が空いているのでお姉さまの旦那さんであるシェフに間貸ししつつ、お手伝いしているということです。
メニューは日替わりのワンメニュー。
この日は砂肝、海老、豆の3種盛り。
ポルサンボルなど副菜もつきます。
食前にサマハンが出てきていきなり嬉しいスタート。
プレートは全体的にすっきりした味わいで辛さは控えめながら、辛いもの好きの為に唐辛子が一本添えられているのが嬉しいです。
どれも美味しかったのですが特に砂肝が気に入りました。
食感も良く、程よく効いたスパイス感と程よく出た旨味のバランス感。
シェフはスリランカでゲストハウスを経営していて、そちらで料理を振る舞っていたそうです。
男性が作るスリランカカレーでありながら家庭的な優しさを感じたのはそういうことでしたかと膝を打ちました。
これが1000円というのは実に得。
ランチタイムは満席の大盛況。
どうやら既に地元の会社員に受け入れられているようです。
様々なきっかけで、様々なスタイルで営業が始まるのはカレーの世界の幅を広げてくれて喜ばしい限り。
神楽坂エリアの方は覚えておいて損のないお店ですよ!
評価:★★★☆