カレー日記

神田「ダルバートShanti」ダルバート(マトン)+スパイシー半熟玉子
学芸大学にあったShanti。
オーセンティックなネパール料理をベースとしつつも、限定メニューでは中華とネパールをミックスさせた独創的な中華ターリなども出していて、その全てが美味しく、かつ楽しく、知る人ぞ知る名店としてカレーマニアの間でも固定ファンを増やしていたお店でした。
その後溝の口のノクチラボにダルバートShantiと名前を少し変えて移転、そしてまた今度は神田鍛冶町に移転し、お店をオープンさせたのが2020年2/14のバレンタインデー。
こちらの場所、スナックなんです。
そのスナックの昼間間借り営業という形なのですが、スナックの名前もShanti。
実はオーナーが同じなんですね。
というわけで安心の開店となったわけです。
ダルバートをいただきました。スパイス半熟玉子をトッピング。
選べるカレーはマトンで。
骨付きのマトンはネパール料理そのものというよりはあえて日本人にも馴染みあるインドスタイルに寄せた仕上がり。
神田はカレーの街と呼ばれますが、詳しくいうなら昔ながらのカレーライスが人気の街。
そこでやるならこのスタイルが正解でしょう。
そしてインド的に寄せているとはいっても、よくあるインドネパール系のカレーとはまるで違う、この店オリジナルの非常に美味しいカレーなので問題ありません。
ダルの優しい美味しさも相変わらず。
副菜のバランスも良く、細かい部分に工夫があり、気が利いています。
イケメンネパール人シェフ、ゴル君の腕はますます磨きがかかっているようです。
辛さは控えめですが辛いもの好きの人の為にスパイスも置いてあります。
これがただ唐辛子なだけではなくティムールも混ざっているあたりが素晴らしい。
奄美大島のたんかんラッシーも美味しくて、ダルバートShantiにしか無い美味しさと楽しさを堪能しました。
純粋なネパール料理なら大久保エリアへ行けば沢山あります。
ここの了解は最初に書いた通り純粋なネパール料理をベースにシェフオリジナルの工夫を凝らした料理。
今後は神田に合わせてカレーライススタイルのメニューも提供予定とのこと。
神田にネパールの風を吹かせる注目の新店舗ですよ!
評価:★★★★