カレー日記
僕が名古屋で一番好きなお店であるスパイスバーカグラ。
金山にあるスリランカ料理の名店カフェパハナ。
ラーメン屋でありながらスパイスカレーにも力を入れている達磨食堂。
聞いただけでテンション上がるこの3店舗が海男の牡蠣を使って牡蠣カレーを競い合うように作ったというのですからたまりません。
ひとつずつまとめます。

愛知 栄「バーカグラ」バターチキン牡蠣カレー
カグラはバターチキン牡蠣カレー。
インド家庭料理をベースとしながらも独自のセンスで新しいものを生み出す素晴らしいお店であり、普段から牡蠣はメニューに組み込まれることも多く、意外性ある牡蠣使いに定評があるお店だけあって、バターチキンと牡蠣の組み合わせが実に楽しく、美味しいです。
牡蠣の旨味に鶏肉の旨味。
旨味の相乗効果が生まれています。
さらにいえばここにバターの旨味も加わるわけです。
鶏が空、牡蠣が海、バターは牛ですから陸。
地球全体の旨味をバランス良く使い切ったカレーになっていて、こいつはとんでもないと食べながらただただ笑ってしまいました。
流石カグラ。
このカレーが家で食べられるのは、コロナ禍という不幸中の幸いと言っても良いのではないでしょうか。
必食です!

愛知 金山「カフェパハナ」ブラック牡蠣カレー
パハナの牡蠣カレーはスリランカ料理店だけあって、スリランカスタイルのブラックカレーに牡蠣を入れた形です。
スリランカでは牡蠣を料理に使う事はほぼ無いそうなので、ここだけの味と言えるでしょう。
スリランカ伝統のミックススパイスであるトゥナパハを使用したと思われるブラックカレーはしっかりと辛口。
薫香的なものも加わって味に深みが出ています。
その中に牡蠣が入ることによって牡蠣のミルキーな味わいが際立つんですね。
海のミルクとも呼ばれる牡蠣の、ミルク感が良く出ているのが個性的で美味しいです。
もちろんそれは海男の牡蠣自体が強いからこそ。
物凄く強いカレーに負けない強い牡蠣。
素晴らしい出会いと言えるでしょう。
スリランカカレーに牡蠣、合うじゃないですか。
これは新たな発見でした。

南荒子「達磨食堂」牛テール牡蠣カレー
こちらはラーメン屋の作るスパイスカレー。
ラーメン屋カレーってラーメンスープの旨味とカレー粉の調和が好きなんですが、こちらはラーメンのスープではなく牛テールでとったスープ。
これがラーメン屋だからこそのスープの美味しさが最初に土台になっているわけです。
牛テールの肉の部分もほぐし身的に入っているのが嬉しく、じゃがいもが入っているのもラーメン屋カレー的雰囲気が出ていて良いですね。
スパイス感も独自性があり、もったりしていないのが良いです。
そこに牡蠣がトッピングとして加わってくる感じ。
楽しいカレーでした。
全て美味しいのが素晴らしい。
そして全てのカレーで牡蠣が負けていないのが素晴らしいです。
おうちで名古屋スパイスカレー
こちらから購入可能ですので是非食べ比べしてみてください。