カレー日記

渋谷「パーラー大箸」欧風チキンカレー+海老フライ

ととのうプリン
ミシュランシェフとして名高いsioの鳥羽さんが手掛けるお店です。
鳥羽さんと言えば個性的なキャラに自由な発想の料理、フレンチの枠にとらわれないシェフとして知られていますが、こちらは洋食のお店。
鳥羽さんのお父様が元々洋食のシェフだったということもあるのでしょう。
ちょっと懐かしいテイストのご馳走洋食をいただけるお店。
パーラーというのがまた良いじゃないですか。
ランチタイムに訪問。
欧風チキンカレーをいただきました。
海老フライも気になったので単品注文できるか聞いてみると、単品注文も可能だし、カレーのトッピングということであれば海老1本ですが600円でできますよと説明してくれまして、ならばトッピングエビフライでということでオーダー。
ポタージュにサラダ、カレーライス、薬味、そしてエビフライ。
なんと豪華な!
エビフライは1本だったはずなのですが、「小さ目の海老だったので二本おつけしました」とサービスも満点。
嬉しいですね。
カレーは甘味が真ん中にあり、旨味がそれを包み、後からほのかにスパイス感が追いかけてくるカレー。
欧風カレーとありますが所謂ボンディ系のそれとは違うベクトル。
どちらかというとインデアンカレーなどの古き良き大阪系カレーに近いベクトルですが、それの辛味が落ち着いてもっとリッチになったような、そんなイメージです。
甘味推しでありながらしつこくないバランス感であり、鶏肉のボリューム感もあってご馳走カレーと言えるもの。
美味しいです。
海老フライはザクザクした衣と、それをはち切ろうとするばかりのブリブリの海老がたまらない。
プリプリではないんですよ。ブリブリなんです。
ザッカザカで超ブリブリ。
ココバットクランチ!
非常に満足感のあるランチとなりましたがその満足度をさらに高めるのがデザート。
名物の「ととのうプリン」を食べないわけにはいきません。
しっかりとした硬さにこだわりを感じます。
ビター感強めなカラメルソース。
重厚な生クリームが乗っていることによって、そのビター感を程良い具合に包み込み、甘さの加減が落ち着いてまさにととのいます。
他のメニューも洋食の枠にとらわれない独創的なメニューばかり。
カレーばかりな僕ですが他も食べてみたくなってしまいました。
これはまた誰かと一緒に行って少し味見させてもらわないと。
そして僕はまたカレーを食べるのです。
評価:★★★☆