カレー日記

ときわ台「ムンアロイ」ゲーンキァオワーン、ご飯

クアクリン
ときわ台駅南口に6月にリニューアルオープンしたタイ料理店です。
以前は別の名前でタイ料理店でした。
店内はカウンター席も椅子席もあり、それなりの広さ。
タイ人の店員さんが素敵な笑顔で迎えてくれました。
頼んだのはゲーンキャオワーン。つまりグリーンカレーとご飯。
そしてクアクリンです。
クアクリンとはタイ南部の料理で、激辛のドライカレー的なもの。
と思っていたのですが、こちらのクアクリンは激辛ドライカレーというよりは、激辛カレー生姜焼き的なイメージ。
挽肉ではなくバラ肉であり、カレー味というよりはカレー風味という感じの。
僕のイメージではグリーンカレーとクアクリンのあいがけカレーにしようという算段だったのですが、そうはなりませんでした。
しかし、このクアクリンが実に美味しかったんですよ。
調理する時は唐辛子の煙でむせてしまう程。
それはちゃんとしたものを作っている証拠でもあるのです。
店員さんも「ゴメンネ~」と言いながら扉も窓も全開にしてくれました。
グリーンカレーは屋台的な味わいで、ラーメンの丼に大量に入ってきました。
これ、850円なんですよ。
池袋や湯島あたりの本格的なタイ料理店に行けば、同じタイプの同じような量のグリーンカレーが1500円くらいします。
それが850円って安すぎます。
カレーとしては濃厚ではなく、サラっといけるタイプだったのですが、クアクリンと一緒に食べるとココナッツの甘味がちょうど良い具合のスープ的な役割を果たしました。
聴けばシェフはタイ南部出身の方。
だからこそこのクアクリンなのですね。
タイ北部料理のお店は多いですが、南部料理に力を入れているお店はまだそれほどありません。
そういう意味でも注目のタイ料理店ですよ。
評価:★★★☆