カレー日記(シュエターニ)

高田馬場「シュエターニ」チキンシーピャン

ナッピチャハン
ミャンマー料理天国高田馬場に注目のミャンマー料理店が誕生しました。
それがこちらシュエターニ。
他と確実に違う点は、その料理の見た目の美しさ。
ミャンマー料理の魅力は素朴で滋味深い田舎料理的な良さだと思っているのですが、こちらの料理はそれを洗練させたもの。
チキンシーピャンはダンパウの上に乗るカレー味チキンをそのままカレーにしたような仕上がり。
ポテトのフライをあしらっているのがおしゃれ。
皿にもこだわりを感じ、味も良いです。
ナッピチャハンはナッピ(蝦醤)の炒飯。
これのまわりに副菜をあしらうように味変アイテムが並びます。
錦糸卵の太いもの、唐辛子、豚肉のグリル、生ニンニク、小エビの唐揚げ、レモンのみじん切りというラインナップ。
炒飯自体はかなりしっとりしているのでパラパラ炒飯が好きな方には違和感があるかもしれませんが、ナッピの風味が良く、味変アイテムを混ぜながら食べていけば華やかな美味しさとなり、他のミャンマー料理店では食べられないメニューだと言えるでしょう。
言ってみればモダンアレンジの新感覚ミャンマー料理。
お値段は他のミャンマー料理店と比べると少しお高めですが、それでもごく一般的な飲食店と変わらないレベルですから気軽に行けます。
インド料理、タイ料理、ネパール料理ではイノベーティブフュージョン的なお店が増えてきていますが、ミャンマー料理では僕の知る限りここだけ。
そしてまだまだ伸びしろもあると感じます。
この方向でどんどん進化して行って欲しいお店です。
評価:★★★☆