カレー日記(タピ)

神楽坂「タピ」ビーフカレー
かつて大久保にあった超個性派カレーと料理のお店タピ。
僕が大久保近くに住んでいた頃からあったので、その頃何度か通っていましたが予約のシステムがわかりにくかったり、独特の雰囲気だったりしてハードルの高さを感じていました。
しかし要町に間借りという形で移転。
お店の雰囲気がガラっと変わったこともあり、行きやすくなったと感じていたら浅草橋へまた移転。
そしてさらに神楽坂へ移転。
個人的に神楽坂なら通り道で好都合ということで行ってきました。
ビルの二階にあるのですが扉の奥が見えなくて、また少し入りにくい雰囲気ですが大久保時代よりはだいぶ入りやすいです。
ちゃんと扉の前に看板が出ていますから。
店内も独特の雰囲気でしたが昼間で明るいこともあってか、圧は感じません。
頼んだのはビーフカレー。
これ、めちゃめちゃ美味しいです!
僕が今までタピで食べた料理の中で一番美味しかったかもしれない。
というか僕の好みに合っていたのでしょう。
ビーフカレーはミルキーでありながらスパイシー。
辛さを選べるという事で中辛オーダーだったのですが、一般的な辛口に近い辛さで程良く、ホロホロに崩れる手前まで火の入った牛が美味しいのなんの。
一緒についてくるダルがまた美味しい。
例えるならもったり感の無いポタージュと言いますか、ネパール料理店のダルバートのダルの美味しいやつと言いますか。
主食もバスマティライスとチャパティ。
どちらもほのかな香りを感じ、カレーとの相性も申し分なし。
食後にお茶がつくのですが、これを自家製のマドラーで混ぜながら飲むという楽しさ。
何が楽しいって、マドラーが食べられるんですよ。アッタで作ったマドラーなので。
タピの料理は何料理、何カレーと、ジャンル分けするのが難しいのですが、そもそもジャンル分けすることに意味を感じなくなるような、独創的であり、個性が突き抜けたカレーなのは昔から。
その道を邁進し続けているカッコ良さを感じました。
また行かなくちゃ!
評価:★★★★