カレー日記(煉瓦亭)

新富町「煉瓦亭」カツカレースープサラダセット
煉瓦亭といえば銀座の老舗ですが、こちらはその煉瓦亭で修業された方が暖簾分けを許されて開いたお店です。
新富町にあります。
昔ながらの洋食屋さんといった雰囲気のお店。
キッチンには3人のシェフ。
配膳スタッフも複数いて、ランチタイムは満席状態の人気です。
カツカレーにスープとサラダのセットをつけていただきました。
このサラダがね、とても良かったんですよ。
レタス、キャベツ、トマト、きゅうり、このあたりは普通です。それに加えてホワイトアスパラ、セロリ、3種のマカロニまで入っているんです。
つまりは昭和の洋食屋によくあったあのサラダなんですね。
これ、好きなんですよ。
小さい頃はそれほど野菜好きではなかった僕ですが、このタイプのサラダはもりもりと食べる事ができたんです。
量もセットのサラダとしては結構な大きさで、まさにもりもり。
懐かしくて美味しくて嬉しくて。
スープもシンプルながら滋味深いもの。
カレーはスパイス感よりも旨味奥深さ重視。
ルウカレーですが重すぎず、ビーフの小間切りがしっかりと入っていてカツが無くても満足できそうな美味しさ。
カツは厚みのあるタイプ。薄目の衣でサクっと揚がっていてこれまた良い感じ。
ご飯の水分量が多めなのも昭和的。
個人的にはご飯は硬めが好きなんです。
特にカレーに合わせるのであれば柔らか目は好ましくないと思っているのですが、こちらに関しては、不思議とこの水分量多めのふっくらご飯がこのカレーと合うんですよ。
だから気にならないどころか、これで良いと思えるもので。
郷愁含めてそう感じさせたのかもしれませんが、とにかく懐かしくて美味しくて嬉しいお店です。
銀座の煉瓦亭とはまた違った魅力に溢れていました。
評価:★★★☆