大阪カレー日記(オルタナ)

大阪天満宮「ニッポンカリー オルタナ」オルタナカリー+一期一会ダークカカオビーフカリー
スパイスカレーという言葉の是非についても色々と論じられている昨今ですが、個人的にはオルタナティブカレーという言葉が合っているように思うのです。
しかし、オルタナでカレーと言えばここが存在するんですよ。
水木昼限定営業の、ニッポンカリー オルタナです。
オルタナのカレーを手掛けるのは大阪カレー界の中心人物の一人とも言える三嶋さん。
その人脈で東京のカレー催事でも大活躍した方です。
開店時刻少し過ぎて行くと並びができていました。
しかし店内かなり広いのでスムーズに入店できました。
オルタナカリーに、一期一会ダークカカオビーフカリーをつけて注文。
オルタナカリーは出汁を吸いこんだ高野豆腐とキーマのカレーです。
出汁を使うということが大阪カレーの特徴のひとつですが、高野豆腐が入っているということでより日本感が際立つと言いますか、昔ながらの日本カレーをメインストリームとするなら、このカレーこそオルタナティブだと言える新たな日本カレーなのです。
だからこそのニッポンカリー オルタナ。
店員さんの着ているTシャツも日本におけるオルタナティブミュージックのアーティストやフェスのTシャツばかりというのがまた楽しくて良いじゃないですか。
ダークカカオビーフがまた凄かった。
一口目、甘いんです。ほぼチョコレートなんですよ。ちょっと混乱しながら噛みしめれば牛肉の旨味がしっかりと感じられ、飲み込んだ後の感覚はカレーそのものなんですね。
この変化が実に楽しい。そして美味しいんです。
豊富なトッピングや限定カレーで通っても飽きない工夫もあり、人気があるのも頷ける素敵なお店でした。
評価:★★★★