カレー日記(レストラン鳴海)

神保町「レストラン鳴海」ハンバーグカレー目玉焼きのせ、ミニサラダ
神保町にある老舗レストラン鳴海。
店内はテレビがつけられていて懐かしい雰囲気。
上品で優しげな女性の接客です。
メニューのメインはハンバーグとカレーと生姜焼き。それに各種フライなど。
ハンバーグカレーはありましたが生姜焼きカレーは無く、ハンバーグカレーに。
目玉焼き乗せのミニサラダも追加。
まずハンバーグ。
しっかりとつないだ密度の高いみっちりとしたハンバーグ。
これもお店の雰囲気同様懐かしいスタイルです。
懐かしいと言っても古いわけでは無く、今でも通用する美味しさ。
肉汁がドバッと溢れるタイプでもなければ粗挽きでほろほろに崩れるタイプでも無いのですが、だからこそ今の時代に貴重なスタイルであり、それが美味しいという素晴らしさ。
カレーも洋食屋さんにありがちなもったりとしたタイプでは無く、むしろカレーソースと言えるくらいにシャバっとしたグレイビー。
ルウというよりグレイビーなのです。
これがハンバーグをさらに美味しくさせるんですね。
揚げ物にも合いそうなソース。
良いです。
目玉焼きの火入れも絶妙。
凛とした町洋食。
素敵です。
会計時に厨房を見ると若いお嬢さんシェフで驚きました。
この懐かしいスタイルを若い世代が正しく理解して引き継いでいるというのはある意味奇跡。
技術もセンスもあるからこそ、このスタイルで現代に通用する味となっているのでしょう。
この味を守って欲しいですね。
評価:★★★☆