カレー日記(サァティーラブ)

千葉 北柏「サァティーラブ」ポリネシアンドライカレー、カシミール風ハンバーグ
北柏駅前にある洋食店であり喫茶店的な雰囲気も感じさせるお店サァティーラブ。
レトロな雰囲気で歴史を感じさせますが清潔感があります。
店内は12時前というのに満席に近い状態で、客層も老若男女様々。
地元の人気店ですね。
メインはハンバーグ。
ハンバーグのメニューだけでもかなりの種類があるのですが、その中にカシミール風ハンバーグというのがありました。
「このカシミールはカシミールカレーがソースでつくということですか?」と聞いてみると「そうです」と。
カシミールカレーといえば日本のカレーの歴史を紐解いた際には避けて通れない老舗名店デリーの看板メニューなのですが、どうやらこちらのシェフはそのデリーで修行経験があるそうで。
カレーメニューを見てみるとポリネシアンドライカレーなる気になるものがあり、これはどのようなカレーなのか聞いてみると「色々な具をカレーで炒めたピラフのようなものです」と。
デリーにもドライカレーはありますが、ポリネシアンとは如何に?
気になったらどちらも頼めば良いのです。
というわけでまずポリネシアンドライカレー。
鉄板の上に朴葉が敷かれ、その上にドライカレーが盛り付けられていると言う面白い形。
南インドではバナナリーフの上にカレーやご飯を盛り付けて食べることがポピュラーですが、ポリネシアでは朴葉の上に料理をのせることがあるのでしょうか。
朴葉のほのかな香りがハーブのように味につながっていて実に面白いドライカレーです。
そしてカシミール風ハンバーグ。
今どきのふわっとして肉汁がジュワッと出てくるタイプではなく、みっちり、しっかりとしたハンバーグでありながら切ってみると肉汁がしっかりと溢れます。
まずは何もつけず食べてみればハンバーグだけで実に美味しい。
そして横に添えられたカシミールカレーをつけて食べてみると、これはもう最高\(^o^)/
カシミールハンバーグカレーとなるわけです。
カシミールカレー自体もデリー直系のしっかりとした辛さのあるサラサラカレーで、これにハンバーグに肉汁の旨味と甘味が合わさるとこんなに美味しくなるとは。
洋食店であり、デリー系のカレーもあるこのお店だからこその組み合わせでテンションが上がりました。
またこのカシミールハンバーグとドライカレーの相性も良くて。
こんなお店が近所にあったら週1で通っちゃうだろうなぁ。
自宅からは遠いのですが、ここのカレーは全部制覇したいと思えるお店でした。
また行かなくては。
評価:★★★★