カレー日記(アジコサロン)

春日「AJICO Salon」AJICOプレート
高田馬場で人気だったスリランカ人シェフの間借りカレー店AJICOカレーが店名も場所も内容も装いも新たに小石川でAJICOサロンとして生まれ変わりました。
路地裏の隠れ家的一軒家。
一階がスリランカ料理とAJICOさんのオリジナル料理のカフェバー。
二階がスルタンという雑貨屋さんで、AJICOさんがアートディレクターを務めているそう。
というよりは元々スルタンを運営している原さんとAJICOさんがAJICOカレーをスタートさせたというのが正しい順序な訳ですが。
民家の居間のような場所でスリランカ料理を食べることができるという面白い空間。
AJICOプレートはパリップとチキンカレーにポルサンボル。
シンプルなワンプレートですが個性があります。
シェフのAJICOさんはスリランカ人なのですが、日本が大好きで日本的感覚も持ち合わせていることもあってか、ピンクペッパーをあしらったり、その他細部に今どきの日本的要素が垣間見えます。
スリランカ人男性が作るカレーとなるとガツンとくるものを想像しますが、AJICOさんのカレーは優しいのです。
スパイシーなものが苦手な人でも美味しく食べられるカレーと言えましょう。
良い形でのローカライズですね。
味自体も高田馬場時代より進化し、レベルアップしているように感じました。
カフェバー、雑貨屋のみならず、様々な展開を考えているとのことで、面白いお店となっていきそうです。
評価:★★★☆