カレー日記(インド富士子)

水道橋「インド富士子」3種盛り
高円寺のインド富士子が水道橋に移転してからしばらくたちます。
元をたどれば東小金井にあったインド富士が原点であり、その姉妹店としてのインド富士子だったわけですが、現在はインド富士は閉店し、統合した状態で移転したという形になるでしょうか。
ランチタイムに訪問。
蔵書も個性的で飾られるように置いてあり、雰囲気あります。
3種盛りをいただきました。
ポークビンダルー、チキン、フィッシュと、野菜もあったのですが野菜以外の3種でオーダー。
ご飯は少なめです。
ビシッと辛さと酸味の立ったポークビンダルー、ほのかな苦味が美味しさにつながっているチキン、ココナッツの甘みがしつこくない絶妙なフィッシュ。
全て素晴らしいです。
副菜もしっかりと手抜きなく、どこを食べても美味しい。
ベースは南インド系の味でありながら、個性も感じます。
とにかく鮮烈であり、印象に残る美味しさなのです。
一味違うとはこのことでしょうか。
インド富士が東小金井にあった頃、このようなカレーはまだ珍しかったのですが、今となっては日本人シェフが作る南インド料理のお店も増えました。
増えましたが、その中でもやはりこのレベルの高さは珍しいといいますか、数えるほどしかないと言えます。
むしろ東小金井のインド富士より、高円寺のインド富士子より、さらに高みに登ったような印象も受けました。
昨今流行のスパイスカレーばかり食べている方に是非食べて欲しい味です。
評価:★★★★