カレー日記(ブン)

早稲田「キッチンブン」メンチドライカレー
早稲田大学近く、大隈通りにある洋食屋さんです。
最初に言いますがここ、とても良いです。理想的な洋食屋さんなのです。
カレーはルウカレーとドライカレーがあります。
メンチドライカレーをいただきました。
ドライカレーは赤缶を多めに使用したカレーチャーハンタイプで、カレー粉のちょっとざらつきのある舌触り。
その分しっかりとカレーが香るのが良いです。
そこに絡むのがメンチ。
衣をスプーンで割ると溢れ出す肉汁。
そしてメンチにかかったデミソース。
ドライカレーのスパイスのざらつきを肉汁が包み込み、デミソースが両者が持っていない穴を埋めて完璧な美味しさの三角形が出来上がりました。
いやー美味しい。しみじみと美味しい。
洋食屋さんや喫茶店でこのタイプのドライカレーも色々と食べてきましたが、五指に入るであろうクオリティ。
サラダとスープもこのドライカレーとの相性が良く、また食べたくなる味でした。
早大生が羨ましい。
僕がもし早大生だったら週一で通うでしょうね。
お値段もお手頃。満足度もしっかり。
誤解を恐れずに言うなら美味しすぎない美味しさであると言うことも良いです。
一口目からガツンと美味しいものって一回食べると満足し過ぎてしまってなかなか次に行かなかったりしますが、ここは一口目より二口目、三口目と、食べ進めていくごとにじわじわと美味しさが重なっていき、食べ終わった後が一番美味しいかもしれないと言うもの。
これが通えるかどうかの境目になりますからね。
評価:★★★☆