カレー日記(ツオップ)

千葉 北小金「バックシュトゥーベ ツオップ」カツカレーパン、タンドリーチキン
色々なところでカレーを食べていると、人気店に行っても「あれ? 言われているほどか?」と感じることがあります。
味については個人の感覚ですから万人が美味しいと思うものはありません。
しかし人気店、有名店が支店を出した際に「あれ?」と感じることが少なからずあります。
特にカレーはレシピが同じでも作る人が変わると味が大きく変わる料理なのでこのように感じることが多いのだと思います。
閑話休題。
東京駅に鳴り物入りで登場したカレーパンのツオップ。
正直に言えば僕には刺さりませんでした。
悪くはない。けど並んでまで買いたいとは思わない。
そういう印象。
しかし、支店がそれほどでもなくとも本店はめちゃくちゃ美味しいということも過去に何度もありました。
というわけでいずれ行こうと思っていた本店へやっとの事で訪問。
北小金駅からバスで行かないといけない場所です。歩けますが歩くと20分以上はかかります。
カツカレーパンとタンドリーチキンのパンを購入。
2階に同系列のカフェもあるのですが1階で買ったパンをイートインはできないルール。
近くの公園で出来たてをいただきました。
食べてみると、これが実に美味しい。
特にカレーパン。
東京駅のお店は揚げたてが売り。揚げたてのカレーパンはそりゃ美味しいんですよ。
出来たてのメロンパンが美味しいに決まっているのと同じようなもので。
でも冷めて美味しいかどうかでその本質がわかるわけです。
このカツカレーパンは揚げたてではありませんでした。
が、東京駅のカレーパンより圧倒的に美味しかったのです。
カツが入っているかいないかの差はありますが、それによってここまで変わる?と驚くくらい。
よくよく考えてみるとこちらのカレーはどこかソース感があるんです。
そのソース感とカツの相性がとても良いからこそかもしれません。
タンドリーチキンのパンもほぐしたタンドリーチキンがたっぷり。黒パンにそれが入っているというもので、これまた美味しい。
やはり支店が自分にとって微妙でも本店は美味しいということはカレーパンでもあるのですね。
人気の理由、納得しました。
僕と同じように東京駅のお店が微妙と感じた方、本店に行ってみてください。
評価:★★★☆