北海道カレー日記(ハラッピ)

西15丁目「スパイスカレー ハラッピ」4種盛り

栗とラム酒とオールスパイスのジェラート
二条市場近くにあったスパイス酒場はラッピが路面電車の西15丁目と中央区役所前のちょうど間くらいに移転し、スパイスカレーハラッピ として生まれ変わりました。
酒場という名前が消えたこともあって以前よりもカレーに重きを置いているのですが、スパイスジェラートが増えたり、おつまみカレーもあるのでより広い形で楽しめるお店となり、実際に店舗の広さ的にも以前の倍以上。かなりの広さです。
4種盛りを注文。
出汁パリップ、梅ラッサム、サグパニールは固定でもう1種を選択可能。
パキスタンチキンにしました。
まずはこの見目麗しさに期待感が高まります。
ハラッピのシェフはスープカレーの名店で修業しながら、ご本人もカレーが大好きということで日本中の様々なカレーを食べ歩いてきた方。
あえてスープカレーではなく、札幌でスパイスカレーで勝負するんだという意識のもとにお店を切り盛りしているわけですが、流石のクオリティです。
見た目だけではなく味のレベルがそれぞれ高く、特に梅ラッサムは和のハーブ使いが見事で気に入りました。
パキスタンチキンも札幌の老舗名店を思わせつつ、それよりももっと上品に仕上がっていてこの副菜や他のカレーとの相性も良いです。
スパイスジェラートも数種類あったのですが、栗とラム酒とオールスパイスのジェラートを注文。
熊の形のモナカ状態で出てきて、こちらも可愛らしいルックス。
控えめな甘さだからこそ素材の味が活きている形の上質なジェラートでした。
お店を運営しながらも現在も日本中を飛び回ってイベント出店しているシェフ。
北海道のスパイスカレーの一歩先を行くお店ですよ。
評価:★★★★