カレー日記(千雅)

三重 津「千雅」炒飯カレー
昔ながらの町中華的お店なのですが、驚いたのはそのメニューの幅広さ。
中華に洋食もあるというお店は時折見かけます。
しかしその洋食の幅が実に広い。
揚げ物の定食からハンバーグ、スパゲティ、そしてカレーもあるのです。
さらにはトルコライスもあればグラタン炒飯なる謎のメニューまで。
気になりすぎます。
そんな中選んだのは炒飯カレーです。
カレー炒飯ではありません。
つまり、カレー粉で味付けた炒飯ではなく、普通の炒飯に普通のカレーをかけたのが炒飯カレー。
どちらもごくごく普通と言いますか、町中華的なテイストでどこか懐かしさを覚えるような味。
これが純粋に足し算です。
掛け算にはなっていません。
それぞれしっかり味なので一緒にするとちょっと味が濃すぎるかなとも思えるのですが、でもそれが良い、それで良いと思えるような味であり、お店の雰囲気なのです。
誤解を恐れずに言えば美味しすぎない美味しさ。
だからこそ日常的に通える味とも言えます。
近くに住んでたらきっと通うと思います。
日常の中のカオス。
好きです。
評価:★★★☆